サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

micco「夏の深呼吸」@新宿SACT! 15.8.9

2015-08-10 | LIVE
                                 
miccoさんのワンマンライブに行って来ました。






こうやって定期的にワンマンをやってくれるのはありがたいですよね・・・しかも思い出の新宿SACT!で。
ここへはいつも年末に来るイメージがあったんですが、こうやって真夏に遊びに行くのも中々新鮮で楽しかった
しかも今回は個人的な話なんですけれども、新宿駅から一度も迷わずに行けたのが尚更良かったです(笑
夏にピッタリな爽やかな選曲と演出が多くてすっかり気分が良くなってしまった一夜
凄く「頑張ろう。」って気分になれましたし、それも素直に思えたのが自分的には大きかったです。
なんか落ち込みっぱなしな毎日でしたが、その分良い具合に背中を押されてそれがまた嬉しかった。本当に。ありがとうございました。

miccoさんのソロワンマンはこれで2回目ですが、
marbleの時とはちょっと違って完全にmiccoさんが自ら仕切って進行されていて
楽曲の前にその曲に込めた想いを丁寧に語ったりアットホームな演出で胸がほっこりしたりと
marbleとはまた違ったよさ、良い雰囲気に持って行ける手さばきが光っているので
その点だとその差異を楽しむ/味わう為にmarble時代のファンの方も是非、というところです。
後述しますがmiccoさんのファンに対する気持ちがストレートに伝わって来てそこもまた沁みるワンマンだったかと思います。









駅で迷うかな?と思ったら割とすんなりサクトまでの道に入れて少し余裕を持って到着
多分年末から半年ちょいしか経ってないのでまだ覚えてたんでしょうね
というか、既に去年の末~今年の序盤に参加したmarbleのライブが懐かしい感じがします
そこから精力的にライブを重ねたり会場限定ですがシングルを作ったりノンストップでここまで来てるのが改めて凄いですよね
だからこそ、既にそのあたりのライブを懐かしく感じれるのかもしれない。なんて事を思いつつ・・・

一曲目は「drops」を熱量込めて歌う、物凄くパーソナルな内容の曲なので思わず聴いてて感情移入
特に俺は最近私生活がいまいちなので余計に胸を熱くしながら聴いていました
サポートベースの量さんが考案したという
「みっこんばんわー」
「みっこんにちわー」
という、こんばんまーぶるこんにちまーぶるに代わる新しい挨拶を披露しつつ(笑
牧歌的な作中観が拡がる「nora」の純朴な空気感は兎角気持ち良くてこの時期にも似合うピッタリな選曲だったかな、と
個人的には聴いていて田舎の方にふと行きたくなる効能があるなあ、と何となく。

バンドアレンジで代表曲「smile」、「芽生えドライブ」、「アネモネ」を立て続けに披露
「アネモネ」はポストロックのようなエッセンスが小気味良くてそこもまた気持ち良かったです
そして「芽生えドライブ」はいつもと違ってスペイシーなギターのアレンジが新鮮で、
これもまたソロになったから出来たアプローチなのかな・・・とふと感じた
歌もいつも以上にポジティブに響いていて聴いてるこっちまでウキウキしてしまいました。


聴いててちょっと泣きそうになったのは「未来スコープ」、
実はこの曲私生活でこの頃よく聴いていて


軋む想いも・・・・・・あるから些細な喜び感じてる

っていう歌詞にホントに感情移入してたので正直演奏してくれて凄く嬉しかったです
ぶっちゃけ絶賛軋み中なんで(笑)。毎日心折れてるんで。正に詞の内容がドンピシャで、だからこそ聴いてて泣きそうになったんでしょうね
なんだか暗い感じの感想で申し訳ありませんが・・・笑
でも、それが本音でした。この日この時期に「未来スコープ」を生で聴けて本当に良かったと思う。感謝。

ちょっと新しい振付(?)を加えて「水玉プリンちゃん」
相変わらず良いアクセントになってるなあ~と感じつつ
聴いていると段々と意地っ張りだけどどこか憎めないプリンちゃんが可愛く思えて来ますね(笑


みんなにツイッターでお題を振って、その回答を肴に話すトークコーナーも実施
このアイディアは面白かったので今後も機会があれば続けていって欲しいです
お題はリラックス法、との事でしたが
俺自身は毎日のように胃が痛くてムカムカしてるんでリラックスという概念すら忘れてました(笑)。
高校野球の話になった時に清宮くんの事を「なんとかくん」と全く覚えてないのに話してたのが特に面白かったです
Patさんのリラックス法はmiccoさんをビビりながらもいじめること~っていう感じだったんですが
それを聴いたmiccoさん
「あっ、そうなんだ。」
って、まるで他人事みたいにさっぱりした口調でリアクションしてたのにも笑いましたね(笑


後半一曲目は、今回のライブからリリースされるセカンドソロシングルから「ありがとう、思うたびに今出来ることは何なのか。」という曲
これがまた割と生々しい具合の歌詞に仕上がっていて、この曲もまたジーンと来る印象で凄く良かったですね
同時にファンに対する感謝の想いも表現されていてそれも含めて胸に来た一曲でありました
この曲はmiccoさんのファン、マブダチの方には是非聴いて欲しいですね
こういう哀愁を携えて歌うmiccoさんも素敵だと思います。

カバーコーナーではガリレオガリレイの「青い栞」
ちょうど今年の3月にガリレオガリレイ主催のイベントライブでこの曲を生でも聴いてた為タイミングが良かったです(笑
意外とmiccoさんの声質にも合っていて(特にサビ前半)そこもまた良かったと思う
余談ですがあの花EDの「Secret Base」の事を「シークレットサークル」と言っていて、それもなんだか面白かったですね(笑 

Patさんの躍動感溢れるキーボードの音色も素敵だった「虹色ハミング」、
改めてパワフルで求心力があって、そしてカラフルな音像が見事な一曲だな~と思いながら堪能
四方八方に飛び散る音の具合がとっても楽しい
名曲「水彩キャンディー」を丁寧に、尚且つ感情を込めて歌われると
marble時代からコンスタントに作って来た“みんなで歌う”類のソロ曲「音風」を超気持ち良いバンドサウンドと共に披露
この曲のサウンドの王道感はすっごく気持ちがいいねえ・・・と前回のソロライブで聴いた時以上に思えたので
きっとより磨かれて来たんだろうな。とか感じつつこの日のアットホームな雰囲気を象徴するかのようなワンアクトに仕上がってて恍惚
正直掛け値なしに楽しい時間で、こういうのこそmiccoさんの持ち味だよなあ。と感銘を受けちゃいました
この曲もこれから先育って行きそうな予感を受けながら、最後は新シングルの表題曲「夏風レター」。

昔、父親にもらった手紙を、大人になってから読むとまた違う、今では良く分かる事が多かった~という
miccoさん自身の思い出から生まれたっぽいこの曲は、そういう風に聴くとまた違ったテイストも感じられて
5月のライブで聴いた時は「さわやかなラブソング」だと普通に思ってましたが、
それだけじゃない奥深さがある曲だなあ・・・と
今回初めて感じれてそれもまた嬉しかったですし
この時期にピッタリの爽やかさも感じられてこのタイトルのワンマンの締めには相応しい“心地良い風”を送り込んでくれたな、と。
素敵で、心地が良くて、そして胸が熱くなる一夜をどうもありがとうございました!!









1.drops
2.nora
3.smile
4.芽生えドライブ
5.アネモネ
6.未来スコープ
7.水玉プリンちゃん
8.ありがとう、思うたびに今出来ることは何なのか。
9.青い栞
10.虹色ハミング
11.水彩キャンディー
12.音風
13.夏風レター

アンコール
14.おんなのこパズル
15.みぎてひだりて








アンコールでは、まず懐かしくてレアな「おんなのこパズル」(ひだまりのキャラソンのカバー)を披露!
この曲生で聴いてもつくづく思うんですがある意味marbleのオリジナル曲と言っても違和感ないのが凄いですよね
つまり完全にmiccoさんの色にしているというか・・・。丁寧に細々と歌う事によって歌詞の切実さが増しているのが実に見事で恍惚的
夏に涼しげに浸るのにもピッタリな一曲でした

最後の最後は、なんとmarbleの音楽がきっかけで出会ってマブダチ同士で結婚するというカップルに向けて「みぎてひだりて」を演奏
声優の儀武さんの結婚式の為に作った曲なんですがこの日はあなたたちと、マブダチさん達に捧げます。という事で
そのカップル二人をステージの目の前に集めて歌うという自分がされたら最高に堪らないだろうなって演出で
最高にアットホームな空気感で以てこの日のワンマンを締め括っていました
miccoさんは、
本当にファン想いで
ファンの事を大切にしてるんだなあ・・・というのが口ではなく行動で伝わって来たのが実に誠実で素敵だったと思います
終わってからも物販で一人一人と会話してたり、
マブダチに配慮したメッセージカードが付いて来るさり気ないいたわりだったり、
そういう辺りがきっと好かれるんだろうな。と実直に思いました
そんなmiccoさんの“姿勢”の格好良さもしっかりと伝わって来たのも大きかったワンマンライブでしたね。
それは最近の新曲からも十分に伝わってきますが。本当に“素敵な人”だなって思いました。勿論、お世辞ではなく。


個人的なハイライトは「未来スコープ」と「ありがとう、思うたびに今出来ることは何なのか。」、そして「音風」
あと「みぎてひだりて」は単純に曲としても爽やかで清らかでこの日のテーマにも合っててとてもツボでした
「芽生えドライブ」「虹色ハミング」あたりも本当に元気一杯に、ポジティブ全開で歌われる抜けの良さがあって凄く背中を押してくれた感覚がありましたね。
タイトルに偽りなくせわしない日常の中で一息置けるような粋なライブに仕上がってたかと。拍手。




11月には年内最後らしいワンマンがある、との事でそちらもまた期待、です!


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