先月の1日、FANTASTIC◇CIRCUSのライブに行って来た。
会場の横浜ベイホールに関しては、
2009年の12月に一度行ったきりでそれ以来だったので、
実に約13年半ぶりの来訪(!)でした。ちなみにその時はSPECIAL OTHERSを観た。
なので、
すっごい懐かしかったですね・・・
多分行こうと思えば全然行けたと思うんですけど、
やっぱり本当に自分が好きな歌手の時に行きたいのと、
あってもタイミングとかの問題で行けてなかった~のが実情かな
でも、
この日めっちゃ久々に生まれ故郷の横浜の好きなハコの一つに参れて、、、嬉しかったですね。
どうせならなんか食べようかな。とか構想してたんですけど、
実は午前中は有明で格闘ゲームのイベントに出てたので、
移動の時間含めるとちょっと無理でしたね。
かと言って、
帰りは東京より地元の千葉まで遠いんで・・・でも、横浜でFtCのライブを観れたのが大きかった。
小学校卒業まで丸々横浜市で過ごしてたんで、一番熱心に聴いてたのもその時でしたし。
なんかこう、こみ上げてくるものはあったこれまた尊い一夜でございました。
一曲目は、
デビュー曲の「SUPER SOUL」で始まり~というニクい選曲でした。
小学校の頃は声を張り上げるタイプの歌唱に兎角インパクトを感じてたんですけど、
今聴くと当時は感じられなかった良い意味での❝必死さ❞が胸に来てその感受性の変化も楽しかった。
音源以上に激しい熱演を繰り広げつつ、
定番曲と言って良い「QUEEN」も流石の仕上がりでした。
そして、
序盤から早速来ましたファナの代表曲である「火の鳥」!!
この曲は小学生の時買って貰ったカセットウォークマンで夏休みの旅行の時によく聴いててよ...と
ちょっと思い出トークが止まらんですね(笑
恍惚的なギターフレーズの数々、
そして、
ラストの部分(誰も皆~)のシンガロングパートが熱くて、
自分も歌いながらちょっと泣きそうな気持ちになっていましたね笑
当時の親友の事なども思い出しながら・・・❝人の想いの強さ❞を感じさせる名演でした。
「今日が最終日くらいのつもりでやる。」という頼もしいMCの後に、
繰り出された「beauties -beauty eyes-」で泣いてしまった。
多分、
前の曲で泣きそうになったのも影響してたと思うけど、
この曲は小学生の頃本当大好きで・・・今でも大好きなんですけど。
よく歌ってたのもあるし、
この二段構えみたいなタイトルが好きなのもあるし、
大人になってもこの曲はちょくちょく聴いてたのもあるし、
何より一年前のライブで本当はめっちゃ聴きたかったんだけど聴けなかったのもあって、
一年越しの本懐達成というか、、、色々な感情が積み重なって涙しました。
もっと言えば、
この曲の聴き手の背中を押してくれる、
存在自体を認めてくれる様な優しくも逞しいフレーズの数々に感化されてたのも大きかったですね。
「君しだいで 未来なんて変わるから」
ある意味、
時代を先取りしてた?とも想えるこのフレーズを胸にこれからも歩んでいきたいと思いました。
かと思えば、
これまた中学生時代によく聴いていたダークなFtCの傑作である「DEFECT LOVER COMPLEX」。
この曲の絶望だけが拡がっている退廃的な世界観が本当に大好きで、
ヘドバンもしたし、
激しい歌唱とアンサンブルの中に完全に身を任せ、
自棄的な気持ちを重ねて音楽でイカされちゃってましたね(笑
これぞ正に音楽的オルガズム...
会場の盛り上がりも半端なく、この曲が推しの身としてはとってもニッコリした気分にもなりました。
この曲も一年前内心期待してたのもあってようやっと生で聴けて幸福でしたなあ。
なんかもうこの辺りに関しては完璧に❝少年❞に戻ってましたわ。
切なくもメロディアスな「Rainy merry-go-round」、
この曲も小学生の頃レコード店で母親に頑張ってねだった記憶あるなあ、、、と思うと感慨深い。
でも、今聴くと過去の様々な記憶と重なって聴いていてかなり感傷的な気分にもさせられ、
それがまた痛気持ち良い感じでした。。
そこも音楽の楽しさの一つ、ですよね。kazuyaさんのいぶし銀のギターソロも沁みました。
純粋に、
石月さんの❝良い歌❞が堂々と鳴り響いてた「again」、この選曲も良かった。
最後の「バイバイ」がまた沁みる出来栄えで素晴らしかったですね。
和風メロディの良さが存分に出ていた「龍宮」
この曲では振り付けもあって、
他のお客さんたちと一緒に踊れてそれも楽しかった♬
ちなみに、
MCではLa'cryma ChristiのTAKAの「呼ぶ声が小さいな!」ネタをやってたり笑
エイプリルフールという事でサポートメンバーのNATCHINさんとLEVINさんが正式加入!っていう
ネタもやってて面白かったですね(NATCHINさんはこれで私もV系四天王の一員になれました、と言ってました)。
・・・・・本当に正式加入でも良かったんですけどね(ぉ
LEVIN氏に関して言えば、
過去にラクリマの再結成ライブでも何度か観ていたので、またこうして観れる事が嬉しかったりも。
パワーポップのようなアンサンブルも気持ち良かった「Maybe True」、
やはりいつ聴いても「君が想えば 多分 それが❝真実❞」というフレーズには実直に励まされる。
そこから、
最初のメジャー時代最後のシングルでもあった「7[SEVEN]」を披露。
この曲もまっすぐなメロディラインと丁寧な歌唱が心地良くてなんだか甘酸っぱい気分にさせられました。
正直、
声量も技量も全然衰えてないな~と感じつつ、
自分自身生まれた横浜市から何度も引っ越した~という経緯があるので、
この街で聴くこの曲の歌詞はちょっと聴いていて特別な感情を抱きながら...噛みしめる様に聴いていましたね。
そういう意味でも、やっぱりこの横浜公演に参加出来て本当に良かった。
石月さんの「俺たちロックンロールバンドだろ!?」という激熱なMCの後に「Behind」、
疾走感溢れるギターロックを披露しつつサビでの熱唱も光ってこれまたエモーショナルな出来でした
個人的に最後の「朝はまだ来ない。」ってフレーズが足掻いてる感マシマシでグッと来てました。
その勢いを加速させるように「人生ゲーム」、
この曲のSHUNさんのギターフレーズは良い具合に情熱的で聴き応えあった。
更に、
エキゾチックでどことなくエロティックでもあったダンサブルな「Pleasure Garden」も投下
この曲もゆらゆらと踊り狂える出来栄えで超絶気持ち良かったですね~
コーラスワークも良かった「Let it be @ go」
LEVINさんのドラミングに感動した「EXIT」
沁みる様な出来栄えの「THE NEVER INNOCENT」・・・と自然と一気にドラマティックな流れに変化していく。
本編最後は、
美メロと魂のギターフレーズが輝いていた「キミガイルセカイ」で終了。
荘厳かつ、聴き手に寄り添った作中観を提示して終わる流れにウットリしつつ、
聴き手と共に在る。
そんな雰囲気に感動しながらこの日のライブは幕を閉じました。
こうして記憶を掘り返しながら書いていると、
ホントにバラエティ豊かで終始楽しかったんだな。という事が改めて分かって実に最高の気分ですね。
ありがとうございました!!!!!
SUPER SOUL
QUEEN
火の鳥
beauties -beauty eyes-
DEFECT LOVER COMPLEX
Rainy merry-go-round
again
龍宮
Maybe True
7[SEVEN]
Behind
人生ゲーム
Pleasure Garden
Let it be @ go
EXIT
THE NEVER INNOCENT
キミガイルセカイ
LIFE
ONE -You are the one-
追憶を超えるスピードで
LOVE ME
ありがとう横浜ベイホール。
やっぱここの音響相変わらず最高だ。
生まれ故郷の横浜の街並み。
アンコールでは、
名曲「LIFE」をまず披露。
ロック魂溢れるサビのフレーズに感化されつつ、
kazuyaさんの渾身のギターソロも素晴らしかったしSHUNさんのアコギサウンドも気持ち良かった。
下から上に向かって中指立てる様な世界観はやっぱり聴いていてキモチいいなぁ、と。
これまた、
kazuyaさんのギターソロが唸っていた渾身の名曲「ONE」、
この曲では「傘はいらない」の部分を「傘はいらねぇ」とちょっと崩して歌ってたのもエモかったですね。
一年前はこの曲で号泣したけど、この日は既に「beauties」で泣いてたのでこの曲は普通に楽しく聴きました♬
ラストは、
「追憶を超えるスピードで」の熱唱と、
みんなでシンガロングして、
自己肯定感にも繋がるフレーズが魅力的だった「LOVE ME」を高らかに鳴らしてホントに終了。
この日はお客さんのノリも最高でそれも含めてとっても❝温かい夜❞だった様に思う。
妖艶な曲、ロックンロールな曲、切ない曲、ポップな楽曲、
背中を押してくれる素敵な曲・・・・・
思い出もいっぱいな豊かなラインナップの楽曲群を生まれ故郷の横浜でたっぷり浴びれて幸せな夜でした。
まだまだツアーは続いていて、来週の土日に東京2daysでファイナルを迎えるので、
そちらの方もまた楽しみな今日この頃です。更なる進化に期待っ!!