サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

2022年よく聴いた曲ベスト20!

2022-12-30 | 年間ベスト








一応、
仕事納めましたけど、
昨日今日とほぼほぼ家で音楽を聴き直す事に費やしたので、
ある意味仕事以上に仕事してますね。。
いや、
はっきり言ってしまうと、
仕事よりもブログの方に力入れてますからね。勿論、ちゃんとこなしてるから働けてはいるんですが...。

今回は、
昨年よりも悩みました。
っていうか、20曲なんですけど、
ぶっちゃけ、20曲なんかじゃ足りてないですね
正直ごく一部に過ぎなくて・・・選んだ曲は勿論大切な楽曲ばかりですけど、
選んでない楽曲でも「いや、これめっちゃ聴いてたよ!?」的なものがいっぱいあって、
早くも悔しい気持ちでいっぱいですね、、、(号泣
おいおい、
アレ入ってないのかよ。。とセルフツッコミしてしまったくらい、
悩み抜いて絞り出したランキングになりましたので、
生温かく見守って下されば幸いです。
では、以下。







第20位CRAZY!CRAZY!/Rei

直訳すると「バカ!バカ!」なんでしょうか・・・
東京ゲゲゲイの方とコラボしてるナンバーで掛け合い的な部分も面白い。
この曲の肝は、
サビでイキたいわイキたいわ!と何度も歌っている事でしょう
歌詞カードでは勿論普通に漢字なんですが、実際に聴いてるとそっちの意味にしか聴こえない。。
しかもReiさんの高くてレディー的な歌声だと余計にセクシーに聴こえるのが素晴らしい。し、
どうせいつかは死ぬんなら好きな事して死にたいわ。っていうテーマ性も好みです。
どうせいつかは死ぬんだから、ね。


第19位カラフルでポップな弾けだす音符は僕を救う/marble

タイトル長い(笑
今年、多分10年振りくらい?に出たmarbleの新曲から。
「瞬間マテリアル」と正直どっちにしようか迷ったんですが、
同じ新曲ならより新しい方が良い。という判断でこっちにしました。
もう、
往年のmarbleのポップセンスが爆発していて流石としか言えない楽曲。
思ってた以上に色褪せてる感じがしないというか、正直聴いてて「若いな。」とも感じました
歌詞に関しては、別に完璧じゃなくても、完璧じゃないのが逆にイイね。という歌詞で、
確かに自分も出来ない癖に常に完璧を目指し挫折しウジウジしてしまう時もある
ただ、
その中でも「出来た事」に関して否定するのはあまりに都合が良過ぎると思う。日本語変だけど。
そう、完璧でなくとも、ちゃんとそこにあるものを愛でよう。そんな雰囲気に満ちたポップナンバーです。


第18位味見/MONO NO AWARE

配信で出たシングル。
今回も独特の視点による面白い楽曲に仕上がっていて、
ズバリ料理を人生に例えて様々なメッセージを紡いでいく・・・という
あまり類をみないようなユニークなナンバーに仕上がってます
個人的には、
冒頭の「少々」を何度も繰り返すボーカルや、
間奏の部分の謎の詠唱など、要所要所で溢れるオルタナティブ・ロック臭が堪らない一曲です。
そして、「味見を忘れずに」とか「塩っぽい話題ばっか頬張ると血圧上がる」など、
さり気なくなるほど...と思えるフレーズが紛れ込んでるのも粋ですね。


第17位セイントアンガー/リーガルリリー

今年出たアルバムに入ってる曲。
自分、
初めてこの曲聴いた時、聴きながら泣きそうになってしまって。
みんな光り方を探している、、、本当に自分の人生そのものだな、って思ってしまったんです
しかも、未だに「光っている」とは決して言い難いですし・・・凄く感情移入のし易い楽曲だと思いますね
また、後ろで鳴ってるギターの音がやたらいかついのもギャップがあって素敵な楽曲
このアルバムには他にも素敵な楽曲がいっぱい入ってるんですが、
涙腺を刺激された~という理由でこの曲にしました。


第16位チャーミング/BUGY CRAXONE

数年くらい前に、
BUGY CRAXONEってずっと良い曲作ってるよなあ。という事実に気が付き、
それから水面下でちょくちょく聴き込んでたりするんですが、
そういう状態になってから初のアルバムからの一曲。
シューゲイザーっぽいアレンジで、
古き良きロックンロールを奏でてるような楽曲なので、
奥深いアレンジなのにシンプルに響く。という印象のなんとも不思議な楽曲に仕上がっています。
熟年の鍛え上げられたリズム隊のぶっとさもあり短い歌詞からは想像付かないくらいの満足感がありました。


第15位Gerbera/asmi

今年の春に出た配信シングルで、このジャケットもかなり好きです。
asmiに関しては今年から知ったんですけど、
まずあの声に驚きました
めちゃくちゃキュートな上に包容力に満ちた柔らかい声でもあって、
あれはasmiさんにしか出せない声だな。。と強く感じたのがこの楽曲でした
この楽曲は今年最も慈愛を感じた楽曲で、あの声で「ベイビィ」とか歌われたら堪らないですよね。。
他にも「PAKU」やミセスにfeat.された「ブルーアンビエンス」も人気曲ですけど、
独特の浮遊感と「明後日くらいには笑えるように」という猶予のあるフレーズが大好きなので今回はこの曲で。


第14位綺羅キラー/ずっと真夜中でいいのに。

今月の17日に出た楽曲。
つまりは世に出てから10日ちょいしか経ってない曲です。
この曲にはちょっとした思い出があって、母親とテレビ観てる時たまたまこの曲のCMが流れて、
母親が「この曲良いね。」と言ってて、それを聴いて自分も「うん、良いね。」って返した~っていう。
何かこの年齢になると❝そういう事❞も早々ないじゃないですか笑
想いがシンクロした・・・という経験も相俟って、
その後狂ったように聴き込んでしまった。
歌詞に関してもまるでシロップ16グラムの歌詞みたいな韻の踏み方してて、
それが個人的に馴染みあるのとボーカルの方の歌の「色の付け方」がすごく上手に感じるんですよね。
この曲は今現在最新の楽曲の中では最もクールで格好良い!と思える楽曲ですね。
意味がないようで意味があるような歌詞って結構自分の理想に近くて、
そういう部分も好きだし、あとこの曲のMVも好きですね。


第13位病は花から/Cö shu Nie

この曲は選出しましたけど、
結構聴く人を選ぶタイプの楽曲だと思いますね。
凄くグロテスクかつ耽美な世界観を形成していて、間違いなくお茶の間向きとかではない・・・
でも、
自分はこの曲の、
葛藤の末に滅茶苦茶になっていく感覚とか、
情念でがんじがらめになって狂気の沙汰になっていく感じとか、
一見非現実的だけどよくよく聴くとリアルでもある作中観が大好きですね。
「まともに返事もできないからわたしを放っておいて欲しいの」って歌詞は相当キてますね笑
どことなく90年代V系にも通じる世界観を感じてそういう意味でも愛聴してた一曲です。


第12位ハッピーエンド/SHISHAMO

夏に出た配信シングル。
この曲では、
間奏の部分で珍しく音響系あるいはシューゲイザーみたいな奥行きの深いアレンジをしていて、
まずそこが好みだったのと、やっぱりサビの「誰が何と言ったって~」という言い回しが好みですね。
管理人自身、
昔から「誰が何と言おうと」みたいな言い方が凄い好きだったんですよ。
常にそういう気持ちで生きてますし、とは言え、実際に使うと賛否もあるから笑
なので、歌の中でそういう言葉を使ってくれたのは嬉しかったし、
更に言うと、
グチャグチャな感じで別離した人でさえ、
あれはあれで良かったんだよ。と無理矢理自分に言い聞かせてるような世界観がすごく大好きです。
その上で、最後に「蝉の声がうるさい」と自分の中の葛藤や他者の声に結局怒ってたり、
そういう部分も生々しくて、その振り払って納得しようとする感じがイイですね。
聴いててイマジネーションが刺激される文学性も内包されてる一曲です。


第11位聖者/ドレスコーズ

これも夏によく聴いてた楽曲。
この曲は・・・
音の質感が「今」って感じじゃないですね
古き良き歌謡ロックなアレンジが聴いてて心地良いのと、
歌詞が抽象的な故に、疾走感と浮遊感がミックスされた雰囲気と相俟って妙なトリップ感があって。
そこが大好きだったのと、
途中まで抑えて歌ってたのに、
最後のとこだけ強めに歌う部分とかそういう細かい部分も聴いてて楽しかった一曲でした。
新曲なのに、どことなく「懐かしい。」と感じるノスタルジックなセンスが聴いてて最高でしたね。







第10位わたしのLife/藤原さくら

この曲は・・・
端的に書くと「自分、頑張ってるよね。」という楽曲です
多分、自分含めて、みんな日々何かしらの悔しい想いは抱えて生活してると思うんですけど、
正直、そういう表情ばかりしていても辛いし生産性が無いと思うんですよね。
だから、
全部否定するんじゃなくて、
これははっきりと書きますが生き延びてる以上誰でも成し遂げてる事って言うのは大なり小なり有る筈だから。
逆に言えばそういう体験が全く無かったら生き延びる「ことすら」出来て無い訳ですし、
そこは認めるべきだとは思いますね。
なので、
時には、
お酒でも飲みながら、
自分の「したこと」「出来たこと」に感慨深く浸ってもいいんだよ。・・・っていう、
そういうありそうでなかった楽曲に仕上がっていて今年本当によく聴きました。
歌詞の中でいきなり固有名詞が出て来る荒唐無稽な部分もまたイイです。
例え自分に都合が良い考え方でも、それでも良いよ。と言ってくれる懐の深さがこの曲にはある。


第9位SURF/ポルカドットスティングレイ

この曲を初めて聴いた時は驚いたね
普段の声とは全く違うし、
曲調も・・・
でも、
すっげぇ良い(笑
めちゃくちゃポップだし、キャッチーだし、そして歌詞が刹那的で気持ち良いし、、、で
正に文句の付けようがないキラーチューンに仕上がっております
完全にギャルの世界観なんですが、
その中でも、
怒りが静かに渦巻いてる毒も含めて好みな楽曲でしたし、ポルカってスゲーな。と感じましたね
少なくともこういう感じの曲って今まで無かったのでは?と思うと発明的でもありますね。
自分が無知なだけの可能性も勿論あるけど、すごく新しい曲に思えました。


第8位Imagine/DOPING PANDA

今年復活したDOPING PANDA、約11年振りのアルバムからの一曲・・・なんだけど
これも驚いたね
まったくブランクを感じさせないどころか、
なんか全盛期にシングルで切っててもおかしくないレベルに感じて。
10年以上ぶりに再結成していきなりこんなアンセムみたいな楽曲が創れるんだ・・・!と
素直に感じてしまった楽曲。
いや、むしろ過去越えてるんじゃないか?ってくらい。
だけど、
令和的なクールさもあって、
きっちりブラッシュアップされた上で放たれてるのもポイント高いです。
ライブ行きたかったけど、チケット取れなかったり色々都合が合わなかったので来年行きたいなぁ。
キャッチーだけどスケール感も同じくらいあったりもするバランス感覚がまた好きですね。


第7位告白ステップス/眉村ちあき

この曲は初めラジオで聴いたんだけど、
あのイントロが掛かった瞬間鳥肌が立ったし、
その時点で「名曲だわ。」ってはっきりと分かった。
この曲は、
正直ラブソングではないと思う。
ラブソングを越えた正真正銘の❝愛❞の歌というか・・・
つまりは対象が限定されておらず、何が何でも自分はこれを愛す!
そんな自身の愛に対する誓い、または、決意表明のような楽曲になってるんですよね。
だから、あらゆるものに対して適用出来るのでそういう意味では汎用性の高い名曲になってるとは言える。
また、眉村さんのボーカリゼイションもかなり気合と情念が籠っていてその深愛っぷりもまた見事な一曲です。


第6位ミチヲユケ/緑黄色社会

緑黄色社会は今年から聴き始めた。
最初はアルバムの中で好きな「キャラクター」「ずっとずっとずっと」辺りを挙げようと思ってたが、
秋に出たニューシングルの表題曲である「ミチヲユケ」がえらい良かったので。
ただ、
この曲は結構前衛的な曲でもあるのでそこまで大衆受けする曲ではないと思う
キレッキレの演奏にいつもよりも野性的な長屋さんのボーカル、
そして民族音楽みたいなコーラス・・・
お茶の間というよりは、
コアな音楽好きに向けたような楽曲になっててこれをフィジカルのシングルとして切るセンスに惚れた。
「どうか私を楽しんで 生まれ続けていたいわ」というフレーズも実に素晴らしいと思う。
ポップというよりは先鋭的なセンスが光るアグレッシヴな名曲だと感じます。


第5位BYE BYE/chilldspot

去年は「未定」がランクインしてましたが、
今年の「BYE BYE」を聴いてかなりの進化を感じました。
全体的にキャッチーなんですけど、隙間のある格好良い音作りにもなってて正当進化という印象がする。
また歌詞が最高なんですよね
私が主役!
私が主役で居させてよ!っていう、
物凄いエゴイスティックなものになってるんだけど、それが実にイイです。
だって、誰も「脇役を頑張ろう♬」なんて思ってないでしょう笑 思えないとも思うし。
そういう意味では人間の根源的な欲望を誘発させる歌詞にもなっていてそのカタルシスがヤバいですね。
 特に、
「止まらせないでよ」というフレーズに本音が思いっ切り出てると感じますね。
「止まらない」はよくあるけど、「止まらせないでよ」っていうのは中々無いですよね。
そして自分もそう想う時もあるから・・・凄い共感度指数も高いナンバーです。


第4位School/Chilli Beans.

Chilli Beans.に関しては、
久々にオールディーズに影響を色濃く受けたバンドが台頭して来たな。って思いましたね
最近は邦楽に影響を受けたと思われるバンドが多かったので、
そういう意味では正直新鮮で懐かしかったです。
個人的には、
2002年くらいのミュージックスクエアで流れてそうな音楽・・・と言えば通じるでしょうか?
そして、「School」という曲の歌詞を要約すると、優等生なんてつまらんから悪いヤツになりな。っていう
これまた良い意味で時代錯誤な、、、センシティブ全盛のこの時代からすると有り得ない歌詞ですよ笑
でも、個人的にはそれが凄く痛快で、不良ではない自分にとってはかなり救われた部分はあります
まあ、Chilli Beans.のメンバーも不良という訳ではないと思うけど。。
この曲の歌詞はかなり古典的なロックの歌詞で、
それを令和の時代にやった事に強い意味があると感じました。「blue berry」もめっちゃ好きです。



第3位Unleash!!!!!/BAND-MAID

2022年の西京さんを語る上で、
この曲とバンドは外せないでしょうね。
ズバリ、ツイッター歴8年目にして初めて「いいね」が100近くついた上に、
反応に関してもほぼ絶賛だったのであの時の嬉しさは半端ないものでしたね。。
正に、
「起きるべき奇跡が起きただけさ」という感じでした、、、笑
まあ、もっと大人気の方だとそれくらい朝飯前なんでしょうが、自分みたいな小規模だとそれも大変で。

でも、バズったからこの位置というのは違う。
この曲を初めて聴いた時、めちゃくちゃ格好良いな!と素直に感じましたし、
元々固定観念があったので、ラジオから音だけ流れた時にかなりの衝撃がありました
中学生の頃はキッズでもあったので、その血が騒ぐ感じ・・・例えDIR EN GREYと対バンしても、
この音なら見劣りしないんじゃないか、と思ったと同時に間奏のギターサウンドにも感動しました
エフェクター使ってるんだと思いますけど、ギターであんな綺麗な音出るんだなあ、って。
歌詞に関しても最初は苦悩から始まって徐々に強気になってく流れが大好きです。
ガッツを貰えるというか・・・通勤前によく聴いてた事を思い出します。
来年はこのバンドのライブを観ます。


第2位さよならクレール/中村佳穂

この曲も度肝抜かれたなあ
ドラムンベースって言うのかな?独特のアレンジと疾走感、
そこにあの声と悲観的な歌詞が乗っかって唯一無二のカタルシスがありました
個人的に、
メロディに関してはズバ抜けてるのと、
この曲って「クレール」=「光」という事なので、
これからどんどん終わりに向かってゆきます。という退廃的な世界観なんですよね
それをああいうキャッチーさ溢れるアレンジとボーカルで聴かせる~っていうセンスが凄い。
更に、
終わってゆくけど、
「光ってるっていうのに」ってフレーズ。
自己主張というか本音というか願望というか情念というか、、、そういうリアルな感情が乗ってるのがいい。
要するに「気付いて!」って事じゃないですか。そういう意味では祈りの歌なのかもしれないですね。
この曲を生で聴けたのも今年の良い思い出の一つですなぁ。


第1位Everything With You/syrup16g

この曲は、
ライブで聴いた時、
今年一番涙が出たというか、
ボロボロに号泣してたんです。勿論、嗚咽とまでは行かないですよ笑
ただ・・・
この曲には、五十嵐さん個人の積み上げて来た苦悩と傷と、
あとそれと同じくらい聴き手の過ごして来た年月に於ける情念や傷が滲んでる気がして・・・
あ、
今これ書いてたらもう泣きそうになってきた(汗
この曲の歌詞は、今まで過ごして来た人生の哀しい部分が強く歌われてると思っていて、
特に「愛を失くして」って部分を聴いてると、今までの人生に於ける失敗だとか、
自分はもうあの人とは繋がってすらいないんだな。だとか、、、
要するに、
聴き手の悲しくて上手くいかなかった人生に寄り添ってくれるような曲だと感じたんです
でも、時にはそんなペーソスに浸るのも悪くない。そんな風に思いますね。

それと、「自尊感情は失せ」って歌詞がいかにも五十嵐さんらしいですよね。。
自分も、しょっちゅう消えてますけどね。やっぱ他人と比べるし。











すごい、
7時から書いてたはずなのに、
今11時半だよ、、、(ゲッソリ)。
めっちゃ疲れたので、心の中で褒めて下さい笑
色々葛藤の末に出したのがこの20曲です
これからの人生でも大切に聴きます。
明日はアルバム編だっ!!!




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