順位、
付けるか迷ったんですが、
どれも同じくらい好きなんで順不同にします
(なるべく)端的に説明します。
1.2020/THA BLUE HERB
いきなり「2020」とそのまんまな曲
かつてTRICERATOPSが発表した「2020」が色々な意味で台無しになってしまいましたが(でも名曲)、
その後にこの曲を聴くとこれまた色々な意味で現実に帰れる素敵な一曲に仕上がってます
何が秀逸かって、
この曲聴くだけで今年のムードが一発で理解出来ることですね
その上でノムさんとかさり気なくコロちゃん以外のネタを入れてるトコも愛嬌があっていい
「咳払い一つで後ろ指」「泣きわめく観光地」などフレーズの一つ一つが泣ける。
最後には雄々しく勇敢なフレーズで終わるのも希望が込められている名曲。
2.手を取り合うからね/眉村ちあき
この間買ったばかりのCDから
この間買ったばかりなのに一時期この曲ばっかり聴いてました
この曲も・・・
何気にこの陰鬱な時世に対する一種のアンチテーゼのようにも聴こえますね
それは勿論自分の勝手な解釈ですけど、
それを抜きにしても、
絶望から希望へと向かうアンセムとして兎角素晴らしいと感じた一曲
歌唱力に加え耳に残るメロディライン、オーケストラ風のアレンジと全部がキャッチーに聴こえました
何より強引に聴き手の心をわしづかみ、問答無用にテンションをあげさせられるっていう、
眉村ちあき本人のエネルギーが凄いですよね
ラジオで一回聴いただけなのに、翌日の仕事中に何回も脳内にこの曲が流れた時点で
「こりゃ音源買うしかないか・・・。」ってなりました(実話)
しかも作詞作曲編曲全部本人が担当してるらしいです
来年レビュー投稿したい。
3.かくめい/ひかりのなかに
「なんか久々にこういうの聴いたなあ。」って思いましたね
最近のバンドでは珍しくお洒落系ではない・・・
具体的に書くと、
2000年代初頭のギターロックバンドみたいな詞世界とサウンドなんですよ
もっと具体的に書くとバンジージャンプフェスティバルとかランクヘッドみたいな感じ
それを2020年にメジャーデビューしたバンドがやっているという衝撃が凄かったです
今どきこんな泥臭い音楽を全力でやってる人がいるんだ!みたいな感動があった
中でもこの曲は、
ソングライターの負けず嫌いっぷりが滲みまくってる曲で、
個人的にも何度も感情移入してしまった正にロックンロールな一曲
その強烈なガムシャラ感は逆に今の時代では個性的だと思う。
レビュー書いた数か月後にメンバー二人も抜けちゃって「あれ?」ってなりましたけど、
その持ち前の負けん気を活かしてスゴイバンドになっていって欲しいです
個人的に注目してます。
4.二酸化炭素/SHISHAMO
「きっとこの部屋の息苦しさは
私達二人の二酸化炭素のせい
言いたいこと言わない」
このフレーズだけで本当に素晴らしい曲だって事が分かる、
宮崎朝子の天才っぷりが如実に出てる曲。
この曲は正直忘れられない・・・
分かり合うとか、
歩み寄るとか、
そういう生ぬるい思想とは真っ向から相反する曲で、
分かり合えない人とは分かり合えないままで良い。という結論をはっきりと出してるのがとても潔い
思い出はあくまで思い出のままで胸に仕舞って、
この先の人生もう二度と関係性が蘇りませんように、
それがお互いの最善の道だ。と、完全に割り切ってるのが切なくもはっきりとした決断で素敵だと思う
この曲に於ける複雑な心理描写の応酬のクオリティは本当半端ない
歌詞解釈が好きな人間には堪らないレベルの名曲ですね
多分一生聴き続けそうなくらい好き、です。
5.薔薇と子供/THE NOVEMBERS
ある意味究極のテーマに到達してしまった曲
今自分が息をしている
確かに存在してる
その事自体を祝福するような曲で・・・
考えてみればここまで生そのものを尊く描く曲ってあるようで無いかな、とか振り返ると思いますね
なんか頑張れ頑張れ説教教訓~みたいなものの隙間に、
こういう曲があると非常にありがたい
何故かというと、
ストイックだったり謙虚だったりする事は一見良い事のようでいて、
今の自分が持っているもの/ことを認識出来ず喜べてもいない~という
ある種の(精神的な)障害にも思えるんですよね
だから、
余計にこういう曲が健全に感じられるのかも、とか書いたりしつつ、
本当はこんな説明など不要で聴けば一発で素敵な気分になれる
個人的に何度も自分を救ってくれた曲の一つ、ですね。
メロディの美しさもホントに素晴らしい!
ええ、では、
この記事をもって2020年の当ブログの更新は終わりです
今年は366日更新を掲げてましたが、結果的に11月に力尽きて本当に悔しかったです
来年はもっと・・・「言い訳とかしない自分」でありたいな、と思いました
あと思ってる事は出来るだけハッキリ言いたいですかね(笑
それと、
体力をもっともっと強化したい・・・
正直機械みたいな感じでブログを更新したいんですよね
2021年は「サイボーグ・ブロガー」になりたいところです
それでは、今年もご愛読ありがとうございました!!
また来年お会いしましょう!