今週は、
先週書いた通り静ちゃんのエピソードでした。凪乃のエピでもあったかな。
単刀直入に書くと、スマホで話す事が「良くない」と親から判断され、
スマホは解約、
そして、
普通に喋る事を余儀なくされた、、、みたいな、想像してたよりも重めのストーリーでした。
ただ、
これに関しては、
親の言い分も分からなくもない
やっぱり自分の子供がずっと内向的なまま、
自分の口から言葉を発せられないままだったら心配もするでしょう
読んでいて、そこまで横暴だとか間違ってる事をしている感覚は正直無かった。
とはいえ、
静ちゃんの心の問題もある。
少しずつ対人慣れしている最中で、
事実、
最も仲が良い凪乃に対しては小声だけど肉声で喋れるようになった。
いわば、ある種のリハビリをしている過程でもあるんじゃないか?と考察すると、
ここで精神的なショックを与える事は前進を阻害する行為でもあるのでは・・・とも思う。
しかし、この問題に関しては感想書くとしては難しい。
過去には、母親も厳しく当たってきたみたいだけど、それも愛情の裏返しかもしれないし、
静ちゃんにとっては「恋太郎が打ち込んでくれた。」という思い出も込みのスマホだったから、
最早スマホで会話する事が彼との愛情の証或いはアイデンティティになってたかも
結果的に、
ショック療法で一歩踏み出せれば母親が正しかったと言えるし、
ショック療法で仮にもっと塞ぎ込む可能性も無くは無いとも言えるし、
どうしたって八方美人的なアンサーにはなってしまう...というのが本音ではある。
閑話休題。カワイイ(超笑顔)。
とはいえ、
最序盤のネタを、
律義に掘り返す構成力は素晴らしいですね(笑
「そういうキャラだから。」で済ませる事も出来たと思うんですけど・・・
この辺の誠実さは恋太郎を生み出した作者ならでは~って感じですね。
ただ、
管理人自身は、
このスマホ問題について、
明確な答えを持っている訳ではない
言っちゃえば他人の家庭の教育方針の話でもあるから。
でも、恋太郎にとっては違う。
悲しませたら自死を選ぼうとドスを買うきっかけとなったくらい大切な彼女だ
この事態に動かずに居たら男ではない・・・という事で、
母親とどんな話をするのか、
母親はどういう本心を持っているのか、
誰もが納得する新しい答えを導き出せるかどうか、、、に期待しています
現時点で、
少年漫画みたいな勧善懲悪とは程遠い「どっちにも正しい部分がある。」という、
良い意味で青年誌っぽいテーマ性で描かれているエピソードなので、
そういう意味ではこの上なく続きが気になりますね
スマホは継続しつつ、
恋太郎等より親しい間柄に関しては徐々に肉声で話すようにする、とか?
それとも—————―――
答えは神(原作者)のみぞ知る。という事で素直に来週号を心待ちにしたいと思います
しかし、
静ちゃんのお母さんは運命の人じゃありませんでしたね(笑
本作の事だから身内が運命の人でも何の違和感も無かったんですけど。
流石に、シリアスなテーマだから自重した~って感じですかね。
でも、お母さんも美人ですな。。
静ちゃんの母親なんだから根はとっても優しい人に決まっている。そう、信じてる。
次週、熱視線!!