サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

回線の不調

2020-08-22 | ブログ雑記







今日は回線の不調で、
記事書くページにログインするまで40分弱も掛かってしまって
そのロスも痛かったんですが、
何よりその間に溜まったストレスが凄すぎて今平常な気持ちで記事が書けそうにないです
よりにもよってなんでこの時間帯にこうなってしまうのか・・・・・
イライラした感情で記事書きたくないので、
また明日以降にします
申し訳ありません。




子猫、生まれる

2020-08-21 | 






今週はお盆休み明けの最初の週でした。
それなりに頑張って仕事してたんですけど、
ブランクによる反動、
猛暑による疲労・・・で非常に今しんどいです
この間子猫が生まれたんで、その写真でも今日は上げて終わりにします、です。

それと、
またもロッテが単独首位になりました・・・!
昨日の試合が特に最高で、リアルに筋書きの無いドラマを堪能出来ましたね
やっぱ面白いチームだわ。と、つくづく感じた次第であります。





ちこちゃんと子猫たち




育ったらちゃんと写真UPしたいですね。
この時期の猫もこれはこれで可愛い
丈夫に育ちますように・・・!








祝・次マン2位!/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第28話 感想(ヤングジャンプ2020年38号)

2020-08-20 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
えっちぃ笑








この漫画、
「次にくる漫画大賞」で2位を獲得したらしい
正直、そういう賞とは無縁と思ってた(内容が結構前衛的なものも含む作品なので)ので、
結構ビックリしたんですけど・・・なんか想像以上に人気を博してる印象ですね
自分は初回から一度も欠かさず感想を書き続けてるので、ちょっとした自慢ですかね(笑
自分自身は、
所謂このマンとか次マンとかを参考に漫画を買うって事がほぼ無くて、
どっちかって言えば「自分の中のブーム」を大切にするタイプなので・・・
ただ、
そうは言っても自分も一般人の内の一人なのでたまには世間と重なる事もあるんだな。と思いました
ヤンジャンで今まで自分が推して来た作品はカイチュー!→ボクガール→(色々)→100カノなので、
何気に今が一番気持ち良く感想書けてるんですかね・・・笑
まあ、
ボクガールが無事に完結まで漕ぎ着けた事で自分の感性に自信が持てた感じはある。




一人DINERごっこ笑



自分がこの漫画を好きになったきっかけは、
ズバリ自分のルーツに近い作風だからなんです
子供の頃に読んでた破天荒ギャグ漫画のノリ+高校生から好きになったラブコメのノリ、なので
結構2段階ルーツの良いトコ取りな感じが自分の中ではあった感じなんですね
具体的に書くと「つる姫じゃ~っ!」とか岡田あーみんのノリに近い
・・・や、これはあくまで個人的に感じてる事なんで異論は認めます(素直
ただ、
上記の引用させて頂いたカットとか、
普通のラブコメじゃまず無いでしょう?笑
なんでしょうね、古き良きナンセンスギャグと近代ラブコメの融合というか、
音楽的に言えばミクスチャータイプの漫画に仕上がってると思います。








流石の羽香里も、
母親の暴走は恥ずかしいみたいだったんですけど(自分は・・・?笑)、
最終的には、「楽しんでいる母親」を認められたのが感動的で素晴らしかったです
多少ダメな部分も恥ずかしい部分も含めて人生を謳歌して欲しい、という願い。
その前の、
疑似夫婦関連のシーンもおいしいカットに満ち溢れてたんですが(笑
何気に、記事冒頭のカットから恋太郎と羽香里の情事を想像しつつ←
子供の為に、
全身の皮を剥いでまで頑張っちゃう恋太郎の献身っぷりも良かった・・・というか、
中々シュールなシーンにも仕上がっててなんだかカオスで面白かったです(笑
あと、
羽香里の“世界一のおっぱい”も秀逸でしたね
よし、俺も堪能しちゃうぞ
・・・や、
なんでもないです
なんでもないです、っつーか、感度良すぎか!っていうか←

今まで、
一人で気を張って自分を育てて来た母親
そんな母親の幸福を認められるようになった、というだけで成長なんでしょう
そこに最後みたいなオチが付くのもこの漫画らしいけど(笑
胡桃と唐音のダブルツッコミとか、
今週も色々とネタ要素てんこ盛りで読んでて楽しかったです
そして今週も恋太郎はイケメンでした
そう、
恋太郎が毎回毎回純粋で献身的なイケメン発揮してるんでそこも是非要チェックです
 今日はロッテ戦を最後まで観てたので感想遅れましたけど、
今回は目出度い事もあったので頑張って当日中に仕上げました
これからも応援の意味を込めて記事書いていくので100カノファンの皆さんよろしくお願いします・・・!
(いつもリツイートやいいねしてくれる方、ありがとう!)。



一蓮托生。/ノケモノたちの夜 第48夜「駆ける焔」

2020-08-19 | ノケモノたちの夜








剣十字の団長、
思ったより容赦なく屠りに来ましたね
悪魔は皆始末する・・・冷酷ですが、まあ他の悪魔の態度を見てると仕方ないのかな、って思う
ただ、
マルバス達にとっては、
常に喧騒に巻き込まれてる訳で、、、そりゃ激昂もするよな
でも、ナベリウスも語ってたけど、本当に暇つぶしだったらここまでしないと思う
マルバスはやっぱり真摯だし、律義だし、恩義が深いし、何より、、、
純粋にウィステリアの事が好きなんじゃないかな、と思う。
少なくとも、無意識下・・・ではね。







マルバスは正真正銘の悪魔で、
事実ウィステリアとの契約で彼女の視力を奪っている
だけど、
本来はお互いがお互いを望む関係性で、
マルバスにとってウィステリアのような存在は「初めて」だったんでしょう
何にでも喜び、純粋に話を聴いてくれる、自分の存在を尊く思ってくれている・・・
つまり、
きちんと「悪魔」しつつ、
ある意味それ以上の・・・
運命共同体みたいな関係性になってるのかな、と感じました
でも別に、慈善事業でやってる訳じゃないので、マルバスもやはり悪魔には違いない
だけど、悪魔は悪魔でも、もう少し血の通った・・・“絆”を実直に感じさせてくれる悪魔で、
特に 「すぐに死なれては私がつまらないではないか」ってセリフが本当彼自身を表してるな、
それは、本音であり、シトリのやり方では一生掴めない類の関係性だったりもする




ケモナー大歓喜



ぶっちゃけて言うと、
この回を読んでていて所謂カプ厨の自分の血が騒いだというか、
まあ星野さんの師匠の佐倉準さんの作品もこういう感じだったじゃないですか(笑
似てないようで実は結構キャラの心理や距離感似てんじゃん、と思いました
今まで、
ウィステリアがマルバスに対する好意を表現するシーンは有った気はしましたが、
ここまでマルバスが素直にウィステリアを想うセリフが出て来た事は無かった気がする
その上で、
確かに過剰な甘やかしは厳禁なんだけど、
一蓮托生の覚悟もマルバスには無かった気もする
だからこその「覚醒」
もうなりふり構わずウィステリアを守りに来たマルバスの覚悟が垣間見られました
その時のウィステリアの表情もまた通じ合ってる感じで素晴らしかったし、
もうどんな事になっても、
この二人で生きていくんだな。って気持ちが伝わって来て。
その意味ではドラマティックでしたし、
また、
見事に獣と化したマルバスの活躍・・・も(怖くも)正直楽しみです。
今週は、マルバスの想いの表面化、それだけでもう堪らない話数でした、ね。








しかし、
このパワーでタケナミあたりは大丈夫なんですかね
正当防衛で屠ってしまいそうな気もするんですが・・・
最近どういう展開になるのかやたら気になりますよ。



しょうあん、怒る。/しょうあんと日々。 第23話 感想(コミックキューン2020年9月号)

2020-08-18 | しょうあんと日々。
カワイイ。









そういえば、
しょうあんが“怒ってる姿”をこれまで観た事無かったな。って思う
今までのゲストキャラ(?)のさくらちゃんもうめちゃんも、
しょうあんの新しい表情を引き出しつつ、
別に怒らせる事はなかった
というか、
むしろしょうあんが足を引っ張って(略
・・・・・いや、うん、まあ、それは置いといて←
そういう意味では今回のお話もまた彼女の「初めて」を描いてるのかな、って感じました
扉絵も喜怒哀楽のしょうあんの顔が並んでて非常に面白かったですが・・・そして、可愛い(笑





不機嫌な表情もカワイイ・・・笑



でも、
猫飼ってる人なら分かると思うんですけど、
正直猫に怒るのってある意味「当たり前」の事なんで(笑
そういう意味合いではしょうあんの行動もまた自然なんですよね
以前、
自分もフィギュアを口で咥えて運ばれた挙句、
首からぶっ壊された~っていう出来事がありまして、
あの時は流石にキレたなあ・・・っていう思い出が蘇って来ましたね(苦笑
でも、さくらちゃんやうめちゃんと違って思考が人間ではないので、
そういう意図の分からない行動もまた付きものなんです
だからこそ、
プリプリしてるしょうあんの表情を上手く引き出せた(?)訳なんですよね
そういう意味ではみーちゃんも結構いい仕事したなあ、って思う
や、
しょうあんにとってはぬいぐるみ落とされた訳だから怒り心頭でしょうけど(笑
ただ、読者にとっては珍しいしょうあんの表情が拝めてとっても眼福だったと思います
しょうあんだって、たまには怒る!!
それもまた「当たり前」
爆薬ですけど、
どんどん人間らしいあいらしさが滲み出て来て今月もまた良好なしょうあんだったのでした。


ただ。
しょうあんも心根が優しい子ですから、
何気に突き放し過ぎた?っていう罪悪感のような感情も垣間見られて、
あるいは、仲違いした後の物寂しさや後悔がちょっと感じられて、
だからこそ、
みーちゃんと再会した時の安心したような冒頭の表情がむちゃくちゃ可愛かったです・・・!
本来ならプリプリ怒ってる画像をサムネイルにするべきなんでしょうけど、
ファン以外の方に売り込むなら正直こっちかな、と。
オチとしては、ケンカあるあるですよね(笑
しょうあん、
まるでツンデレっ娘みたいな言動と態度でみーちゃんを許してましたけど、
そういう表情もまた新鮮で可愛らしくて・・・誰かとの出会いが、自分の眠ってた感情を引き起こす。
この漫画を読んでると、つくづくそういう事を感じたりもします。シンプルなようでいて、深い。
そういった意味では基本ぼっちの漫画ですけどゲストの存在も楽しみになる作品ですね。







しかし、
俺ってキャラのドUPのカット好き過ぎだろ、って思いました(笑
多分、細部の演出に着目するってよりは、
シンプルなコマやカットからキャラの心情を掘り下げる方が好きなのかな、って思う
後はまあ、そっちのが間違って買ってくれそう、っていう淡い期待もあるけど笑
自分の感想は完全にキャラクター憑依型だと思いますから。
次号も楽しみです。



特別な夏。/楝蛙「なつあそび」

2020-08-17 | 快楽天








楝蛙さんの漫画がちょっと前から好きです
何で知ったかというと、本誌の広告であります(ありふれた入り口・・・笑)、
そこから単行本を買って、単行本を買ったタイミングで快楽天本誌に載るようになったんで
色々な意味合いで都合が良い感じですが・・・この作品もストレスフリーな作りで大分良い感じでした。

ツイッターをやってるのを知ったのはそれから更に後だったんですが、
ツイッターの内容が想像以上に素敵で作家さん自身のファンにもなりましたね
なんというか、他人を不快にさせる言動を一切言わないので凄く安心して見れるというか、
ある意味この漫画みたいというか、まあ非常に癒される感じなんですよね(笑
個人的にはツイッタラーの理想形の一つ、とすら思ってます。







この作品、
言葉数は少な目で
物語としても画面としてもシンプルな作品なんですが、
だからこそ想像で補えるというか、余韻の深い漫画に仕上がっててそこがとても好みでした
序盤の、真面目に片付けさせようとする親に対して無言でまさとを連れて行く
その時表情だけでセリフが無いのがまたリアルっぽくて良いですね
リアルっぽいって言葉は語弊があるかも、ですが
個人的には粋な演出に感じました。

その後は、おねショタの情事に続くんですけど
ここでも物凄く直球というか、
兎に角余計なセリフや仕掛けを省いて真っ直ぐに千夏のえっちな目配せと
少年のドキドキ感を描いているので完全にストレスフリーで世界観にのめり込める良さがあります
何よりも、心情をセリフで説明してないので、読者の好きな様に解釈出来る良さがあるんですね
千夏もただ単にまさとをからかって面白がってるというよりは、
表情から察するにそれなりに好意もありそうな感じにも映る
だからこそ、
より情事のシーンに熱中出来るのが素晴らしいな、と思いました
それと、最後、まさとの方が所謂アへ顔になってるのも逆にリアルというか、
まあ、「頑張ったね。。」って感じで、非常に良かったんじゃないでしょうか(笑
まさとの「それだけじゃない」というセリフが男心をきれいに表現していて、
そこもまた秀逸な作品に感じられましたね。







結構、
こういうおねショタの作品って、
おねの方がめちゃくちゃ余裕だったりするんですが、
千夏、
割とドキドキしてる表情だったのが読んでて気持ち良かった、というか、
一方的じゃなくて「なんかいいな。」って感じたりもしましたね。
最後の表情、
笑顔だけで無言なのもまたイイんだよな。
割と説明を最小にしてそういう表情とか行間優先で魅せる作中観が読んでて心地良い新作でした。
それにしても千夏はどっからどう見ても、どの角度から見てもスタイル良くて最高っす(笑



8月のねこ・ぱ~と2

2020-08-16 | 







今日は甲子園観た後ずっと寝てました
明日に向け体力回復の意味合いもありましたけど、
ずっと試合観てると疲れるもんですね・・・っていう。
明日からまたお仕事なので、精いっぱい頑張ろう!と思います。





何故か猫はPCの上大好きな生き物である。




どUPの写真も好き
漫画でもキャラのドUPのカット大好きだし笑




未来を視ています。。




夏バテなう。

2020-08-15 | ブログ雑記







最近無駄に暑いですね
今日、夕方に仮眠取って起きたら、
ちょっと熱中症っぽい気配を感じたので、
取り敢えずおにぎりと水分を採って休んでました
困るのは、
網戸が猫にぶち破られたままなんで
窓開けてると良く虫が入って来るんですよね
それもまたイライラするというか・・・
今が辛抱の時でしょうか
でも、
内房自体一応海が近いので風自体は時折吹くんですけど、
今日はちょっと熱風気味で・・・素直に休んでいた方が良さそうです。


そういえば、
甲子園はなんとか楽しんで観れてます
NHKが交流試合を放送してくれてるお陰です
今日は倉敷商が快勝してたんですが、
2017年5月に一人で岡山にライブ&観光旅行しに行った事を思い出しました
あの時の倉敷の美観地区の古き良き風景は非常に良かった。。
観客がいない、
トーナメントではない事から、
盛り上がりを指摘する声もありますけど、
最後勝って終わるか負けて終わるかのシンプルなものなんで
それはそれで分かりやすくて面白いんじゃないか、とも思う
結果的に、勝って終われるチームが大幅に増えてるのもまた事実
ま、
加藤学園、倉敷商業、広島新庄あたりの
想像以上の好チームに関してはどこまで行けたか観たい。っていう心情は少なからずありますけど(笑
でもまあ、この状況下で甲子園が楽しめる時点で、やっぱり高校野球好きとしては感謝・・・ですね。





明日でお盆休みも終わり、
また日常を頑張る準備でもしますかね(笑




君が奪ったもの。/セメルパルス 第七話「柿崎真帆」 感想(コミック百合姫2020年9月号)

2020-08-14 | 荻野純








「セメルパルス」を読んでて感じることは、
全ての他者の期待に応えるのは不可能、という事です
命乃のやってる事は全体的な視点で観れば真っ当だと思う
ただ、
ミクロな視点で観てしまうとその実他の誰かを傷付けてる訳で・・・
この世界を守る、という選択はしっかりとしているが、
その選択から零れ落ちてしまう誰かもいる
今回は、
その「誰か」が「友達」だった、というオチで・・・非常に鮮烈な話数に仕上がってると思いました。




この悲しみもまた、“真実”でもある。



結構・・・
現実でも正直どっちかを選ばなければいけない事は多々ある
誰かに憎まれても、誰かに嫌われても、その道を往く。勿論、そこには「辛さ」も付きまとう
だけど、分かってくれる理解者さえ居れば前に進める・・・それが様子さんであり、
またそれは様子さんにとっても同じ、なのかもしれません
最初から、
この世の全ての他者を救えないのは命乃だって分かってたと思う
それが身近な人間に及ぶ事だって想像は出来てたと思う
でも、
まさかこのタイミングだったのは正直キツいもんがありますね・・・。
世界自体は救っていても、誰かの世界自体は命乃が(自らの手で)壊してしまった。
その罪悪感はきっと残るでしょう

ただ、
先述の通り、
全ての他者を救う事なんて個人の力では無理ですから。
そこを割り切って、
例え誰かを傷付けたとしても、
違う誰かの笑顔の為に頑張れるか・・・が次回以降の命乃の鍵になっていくと思う
このまま、地獄を突き進む哀しき戦士になれるのか、、、が気になりますね。




固いシーンばっかじゃないよ!(喜)



個人的には、
この漫画を読んでると、
「誰しもを傷付けない選択などない」って現実をしみじみと感じます
自分が「良い。」と思ってやってる事でも、他の誰かを傷付けてたりもする
そこで優柔不断になるのか、
それとも、それでも自分の可能性を信じて突き進むのか・・・
今回は、
友達を間接的に屠ってしまったかもしれない
だけど、そのお陰で泣いてるあの娘の「生」がある、とも言えます
そう考えると、
中々に深いテーマ性と読み手に問いかけるパワーを持っている作品で、
百合描写もありますがそれもまた「心を保つ」為、って考えると
(前にも書きましたが)必然的な「恋愛描写」という気もしますね。
誰かの為のつもりでも、
誰かを傷付けていて、
誰かを傷付けていても、
他の誰かの心は救っている・・・と考えると、
分かりやすい“善悪”が一切無くて、そういう良い意味でグレーな部分が自分好みなのかな、
と感じました。
冒頭の命乃のカット、躍動感も凄いですが、様子を人殺しにさせないって覚悟も感じられて、
バトルシーンにもちゃんと意志が込められていてそこもまた秀逸な話数だと思いました。







ところで、
なんとなく、
最後悲劇的なオチになりそうな予感もしますね・・・
具体的に言及するのは避けますが、必ず中に人間が入ってる、って事は。。



【アルバムレビュー】ノスタルジック/ほたる日和

2020-08-13 | アルバム感想
                    






1.リンゴアメ
2.天の川
3.小さな羽
4.恋と魔物
5.ショートボブ
6.Raining(bootleg)






大切な思い出も風化していくもの
時の中でその輪郭もぼやけてしまう (リンゴアメ)






このミニアルバムは今から12年前に出たもの・・・ですかね
ですかねっていうのは正確に覚えてないからなんですけど、
裏ジャケに書いてあるのできっとそう、だと思います
でも、
買ったのは本当最近のことで
ふとこの作品に入ってる「リンゴアメ」って曲が強烈に聴きたくなって・・・
この曲はNHK-FM「ミュージックスクエア」のOP曲だったんですけど、
いきなり切なげなサビから始まる曲なのでインパクトあったんです
あったんですが、
当時はオルタナ・轟音系のバンドが全盛期だったんでそこまで浸透はしてなかった気はする
今は逆に歌を大切にするバンドがヒットしてるイメージなんで正直タイミングの問題ですかね。

特徴としては歌が上手い、歌詞が日本語のきれいな響きにこだわっている、
そして何よりこのバンド名が示すように和風のエッセンスに拘ってる・・・というトコでしょうか
もう曲名からしてTHE和風って感じがしますもんね 
音自体も瑞々しいサウンドが際立っていて格好良いんですが、
質の高いポップ・ミュージックを紡いでいるバンドで
正直もうちょっと売れてても良かったのでは・・・と思うバンドの一つです
日本人的なわびさびだったり風情を大切にしていて、
多分、
当時の自分も正直分かりやすく激しい音楽の方に行ってたので
12年経ってようやく「あ、聴きたい。」って強く思って音源を買った、
というのもちょっと申し訳ないですけどね(笑



好きな曲は、
やっぱり先述の「リンゴアメ」という曲が大好きですね
この曲のメロディーは本当素晴らしくて往年のヒット曲と比べても遜色ないレベルです
そして、この曲の歌詞がまた意味深で儚くて恋の切なさを凝縮させたような・・・
結構、
過去の、その・・・
恋愛に関して未練があればあるほど響くような楽曲に仕上がっていて
そういう意味でこういう曲が強烈に響くようになったという事は
12年前と比べて自分も大人になったのかな、という気もする
メロディはポップだし、
歌声も爽やかなんですけど、
この曲に宿っている「重さ」がまたギャップがあって印象に残るというか、
凄くバンド名にも似合っていて代名詞と言えるような切ないポップ・ソングに仕上がってると思う
特にBメロの素晴らしさは何度聴いても唸ってしまうほど洗練されてて実に最高です。

疾走感のある曲だけど、メロディは純和風に仕上がっている「小さな羽根」、
跳ねるようなメロディとビビッドな演奏が小気味良い「ショートボブ」もまた良質な楽曲
何気に、
一番最初に物凄く切ない曲から始まって、
「天の川」でちょっと報われモード?になって
最後は男子的な妄想を歌ってる曲で終わる~というのは構成的にも素晴らしい気がする
イメージ的に一番似合ってるのは多分「リンゴアメ」で、
実際この曲がこの作品の中で最も好きな曲ですが、
結構思ったより曲の振れ幅が広い
切ない曲だけじゃなく、
「小さな羽根」みたいな恋愛関係ない情熱的なロックも出来るんだ、っていう
そういう新鮮な喜びも感じられたのがまた秀逸な作品でした
曲数も6曲だし、
時間も短めなので、
シンプルに入門編にも相応しい作品
あと、夏の時期に聴くのにかなり似合ってるのもあって今回敢えて取り上げてみました。







そうそう、
「リンゴアメ」に関して言えば、
先述の通りいきなりサビから始まるんですよ
しかも和風メロディの切なげなものなんで、
余計にインパクトがあったというか、
未だに頭から離れないような衝撃があったのが凄いな、と
憶えてなきゃ12年経ってCD買わないですからね(笑
恋愛に関して言えば、
思う事ばっかりなんで、
この曲の歌詞は個人的に凄いグッと来てしまいますね
でも、別に重ね合わせなくても、情緒溢れる素晴らしい歌だと感じる名曲、です。

ちなみにまだ全然活動してるので、最近の曲もまた気になりますね。