サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

童心に還る。/若井ケン「クマ蔵とゲームなご主人」

2023-03-21 | 単行本感想











この間、
TSUTAYA市原五井店に行ったら、
この漫画が平積みにされてて推されてるっぽいので衝動買いしました。
表紙が好みだったのもあるけど、実は以前若井ケンさんの漫画の感想を書いていて、
ヤンジャンに「ざんねえちゃん」って読切載せてたんですよね
それを憶えてて、
作家買いも込みで購入した・・・って感じですかね
元々若井ケンさんの漫画に興味があったのもあるし、中々良い買い物だったと想います。







で、
本作なんですけど、
面白かったですね
「ゲームが恋人」が信条(?)の安久さんが、
レトロゲーから最新のゲームまで兎に角基本お一人様で遊びつくす内容なんですけど、
安久さんのゲームに対する愛情と好きなモノに対する情熱が素晴らしくて終始楽しく読めました
主人公なのに結構無口なタイプなので、
彼女が幼少期にクレーンゲームで獲得したぬいぐるみのクマ蔵がモノローグで主に喋ってるんですが、
それも心地良くて一話一話のページ数が短く単巻な事もありかなり読みやすい作品に仕上がってると思う
 主人公のキャラが良いのと、
とにかくゲーム愛が伝わってくるので、
個人的にはもうちょっと読みたかった~っていうのもあるんですけど、
とはいえ、
単巻だからこそ手に取りやすいですし、
もっと言えば純粋にゲームがしたくなる作品にも成っているとも思うし。
多分これが長期連載になるとそこまで手軽には取ってもらえなくなるとも感じるんですよね
そういう意味では一つの巻で纏めきっていつでもサクッと読める方が正解なのかな?とも思います
大人だって純粋にゲームを楽しんで良い、大人になったからこそ分かる、
昔やってたゲームに新しく感じる❝味❞・・・など、
少しでもゲームが好きならこの作者特有の情感と共に楽しめる内容になっていると感じますね。







それと、
クマ蔵とのクレーンゲームのエピソードもほんのり感動出来るものだったり、
(あのロックンフラワー?もいつか報われていて欲しい)、
他人のセーブデータ楽しむあるある、
RPGやり切った時の虚無感あるあるなど、
一つ一つのエピソードの俗に言う「わかりみ」も深くて、
加えて
ゲームだけではなくコンサートで感動したエピソード、
それと後輩ちゃんとの友情エピソードなど、
ただ単にゲームを楽しむ~って感じの作品には留まらない独自の魅力もある作品だとも思いました
 中でも、
自分のいとこにクマ蔵を使って、
「自分の好きなものは、他人の目で嫌いになんてならなくていい。
 いつまでも好きなままでいて。」
って伝えるエピソードには特に感動しましたね
確かに、
小学生高学年くらいから、
「そういうもの」を露骨に意識し始めるんで・・・
個人的には、
小学生の自分が言って欲しい言葉でしたし、
大人になった今でも時々迷う事もあるので、
そういう意味では背中を押して貰える様な素敵なエピソードでございました。。
やっぱり、最終的には本当に自分が好きなものを貫いた方が傷は浅い気がしますね。
その気持ちが更に「自分の好き」に対する想い入れを深めてゆくだろうから。







最後に、
純粋に主人公の安久さんが美しくて素敵な作品でもありました...!!
「ざんねえちゃん」でも思ってたんですが、
若井ケンさんは、
❝良い歳こいた女性が自宅などで無防備かつだらしなくしてる姿フェチ❞な気がします
それも、安久さんはまともにしてればかなりの美人さんなので、
よりそのギャップも大きく・・・
見た目は、
(色々な意味で)大人のオンナなのに、
中身は未だに純真無垢なゲームっ子っていうのが非常に堪らなくもありました
彼女が好きなものに触れて紅潮したり純粋に楽しんでる姿はとってもほんわか出来て良かったです
サービスシーンは温泉回のみでそこまで多くはないんですが(それでも嬉しかった笑)。
ただもう、
普段の格好と元々のボデーからして成熟してるので(ニッコリ)
視覚的にも楽しめる作品だとも感じましたね

しかし、
一番可愛いのは、
やっぱり純真無垢なその性格だと思います!
性格が良いからこそ、見た目も輝く。
安久さんの人生に幸あれです。












追伸。
やっぱり純粋に何かに夢中になってたり❝好き❞を大切にしてる人は見ていて楽しいし、
気持ちが良い。
それは自分自身がそれに近いからこそそう感じるのかも。
自分もこの間ドラクエ5全クリしてロス状態に入ってるので、
安久さんの気持ち分かるし、
コンサートで涙してるシーンも自分もたまにそうなるのでシンパシー半端無かったです。。
これからも大切に読んでいくであろう小気味良い短編でした♬


SHISHAMO「SHISHAMO NO BUDOKAN!!!~10 YEARS THANK YOU~」@日本武道館 23.1.4

2023-03-20 | LIVE












今年の新年にSHISHAMOのライブに行ってました。








ライブレポ、
ようやく今年の内容に突入です(笑
昨年の12月は11本も参加してたので書いても書いても終わらんかったですね
正直な話、
一応ツイッターで即日感想は書いてはいるけれど、
それでも数か月後~という今のタイムラグは自分でも遅く感じるのでもうちょっと頑張りたいですね
ぶっちゃけ年齢的な事もあって表現が放たれてホヤホヤの内にUP出来なくなってるのは痛感しています。。

で、
新年初ライブが武道館ですよ
何か縁起が良い感じしますよね・・・
去年も、
緑黄色社会やSOPHIAなどで武道館自体には参っているんですけど、
どちらも平日参加で仕事終わりに参ってたのですっげえギリギリだったんですよ
なので、
この日は物凄く落ち着いたテンションで行けたのは良かったですね
行くまでに新年初ラーメンも済ませたり久々に武道館の物販に並んでみたり、
武道館公演でここまでリラックスしながら参加出来た事自体は超久々でございました。
でも、
流石に武道館公演と言う事で、
並びは強烈で記念Tシャツ一枚買うのに2時間くらい?寒空の中並んでたのはキツかったですね笑
それも過ぎ去ってしまえばイイネタですけど、最中はやっぱりしんどかったです
ある意味❝武道館の洗礼❞を浴びた一幕でした。。
では、以下。















一曲目は、
代表曲「恋する」からスタート、
いきなり特効もあってめっちゃテンションが上がる。
そこから、「ねぇ、」で早速ロック・モードに突入!
この曲のギターソロはやっぱり格好良くて熱を帯びた歌にも聴き惚れていました。
スケールの大きな「中毒」から、
「君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!」だったんですが、
スクリーンの映像も相俟ってこの曲は特に印象に残りました
最後の部分、
アレンジが静かになる時に物寂しく街の中を歩いてる怪獣の映像が何とも言えなかった
それと、個人的に「私のものじゃなくなるその日の為に~」の部分でいっつも切ない気分になるんですよね
そういうトコは巧いな、というか・・・
更に、
「きっとあの漫画のせい」では、
朝子さんが感情の籠った声で「可哀想だから!」と叫ぶシーンに感情移入したり、
前半は思ってたより自分の中にある傷のようなものを抉られてた気がしましたね・・・笑

「狙うは君のど真ん中」
「量産型彼氏」と軽快なロックチューンを放ち、
「もっと強くなれるかな」というサビのフレーズが胸を打つ「メトロ」と、
前半は今振り返ってもハイテンポで怒涛の如く駆け抜けてた印象がありますね
この日は10周年公演というのもあり曲数が多目だったのでガンガン繰り出してたのかもしれない。
それにしても、
新年が始まったタイミングで、
もっと強くなりたい。と願う「メトロ」という選曲はニクかったですね!
ギターソロも格好良く演奏の部分でも力強く魅せていました。


中盤、
センターステージに移動して、
360℃の中でSHISHAMOのロックが鳴らされました
初期の代表曲「僕に彼女ができたんだ」から始まり、
まさかの「バンドマン」、
この曲はバンドマンに対する憧憬をストレートに歌っている曲なので、
なんか気持ち分かるな・・・とか想いながら聴いてました
そして、
大好きな「生きるガール」も披露
やっぱり「それでも世界は~」の部分のみんなで拍手するパートは楽しかったし、
目の前のカップル殺したかった~の部分は朝子さん既婚者なのにやたら殺意が籠ってて笑
そういうトコもまたSHISHAMOらしくて素敵な一曲でありました
この曲の、
「無理してでも笑わなきゃ」の部分がいつ聴いても胸が高まるので、
そういう意味ではこういうアリーナクラスの会場でこの曲が聴けたのは嬉しかったですね
何かこの曲の悲喜が混在しながら生きてる感じは一つの歌詞の理想形かもなあ、とか。

もっと自分を見て欲しい。と訴えかける「君の大事にしてるもの」、
そして個人的にも大好きな隠れた名曲「二酸化炭素」、
ルーパーを使った演奏も聴いてて楽しい「忘れてやるもんか」と
「SHISHAMO6」の楽曲を立て続けに披露
更に、
去年出たばかりの新曲「ハッピーエンド」~と近年の楽曲でも矢継ぎ早に魅せていきました
「ハッピーエンド」はやっぱり途中の音響系ロックみたいなパートがこの日も極上だった記憶です
そこから、もう一度6の曲に戻って「天使みたい」を投下。
この曲、
生で聴くと妙な魅力があって泣きそうになるというか、
なんか天界で聴いてる様な気分になるんですよね
中々目覚めない君の横顔~の部分で、
ちょっと涙腺に来るというか、
個人的には別の意味にも捉えてしまうというか・・・
意図してはないんでしょうけど、聴き方は自由だと思うので様々な視点から聴いてしまう一曲ですね
またこの曲は演出も良くて天使の翼みたいに光の粒子?みたいなものが舞ってたのも視覚的に素敵でした。


ライブも後半戦。
しっとりと「夏の恋人」、
そして、松岡さんの極太のベースソロも光っていた「夢で逢う」
ちなみに、管理人はリアルに夢の中で昔告白して玉砕した女性などがよく出て来るので、
そういう意味では感情移入も・・・うむ
そんな感じでした(何?)
そこから、
ハッピーな雰囲気で突き抜けた「君と夏フェス」、
逆に切なさを前面に押し出した「君とゲレンデ」など初期の楽曲も惜しみなく披露
この曲、いつ聴いても昨日までの世界にはもう戻れない~って歌詞のところで何とも言えない気持ちになる
武道館でのタオル回しは圧巻の光景だった「タオル」、
そして・・・
名曲「明日も」。
この曲はド定番なんですけど、
いつ聴いても泣きそうな気分になるくらいに良くて、
ある意味SHISHAMOの心臓のような楽曲だなあ。って思いました
この日も、「痛いけど走った~」とロックバンドらしいガムシャラさを前面に押し出した歌唱に胸を打たれ、
新年というタイミングもあり最後の「明日も」の部分では今年も奮起しよう...!という想いになり、
それと、
「私が本当に好きなのは昨日のテレビじゃない」と、
何気にマイノリティの苦悩というか、
マジョリティに染まれない自分。みたいな事を歌ってくれてるのも毎回気持ち救われてるんですよね
折角の10周年公演なのでレポでも普段思ってたけど中々書けてない事を書いてみる笑
その上で、足掻くような歌詞に感化されるというか・・・・・
うん、
正直、
定番曲なのに、
毎回必ず聴きたい!って想える楽曲って意外と少ないな。って思うので、
そういう意味では本当に奇跡的な楽曲の一つかもしれません。
本編最後は、
「明日はない」をエモーショナルに叩き付けてこの日のライブは終了
様々な年代の楽曲をたっぷりと、そしてバラエティ豊かに鳴らし切った堂々たる名演でした。
まだまだデビュー10周年イヤーは続くよ!との事なので、今後のアクションにも期待です♬
ありがとうございました!!!











恋する
ねぇ、
中毒
君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!
きっとあの漫画のせい
狙うは君のど真ん中
量産型彼氏
メトロ
僕に彼女ができたんだ
バンドマン
生きるガール
君の大事にしてるもの
二酸化炭素
忘れてやるもんか
ハッピーエンド
天使みたい
夏の恋人
夢で逢う
君と夏フェス
君とゲレンデ
タオル
明日も
明日はない

ブーツを鳴らして
またね












アンコールでは、
静謐なバラッド「ブーツを鳴らして」、
これまたピアノを軸にしたバラッド「またね」で〆だったんですが、
この日の個人的なハイライトはその「ブーツを鳴らして」でした。
この曲、
リリースタイミングのライブでも一切演奏せず、
新曲なのに即レア曲入り~というちょっと可哀想?な楽曲だったんで、
正直「あ、やるんだ。」的な、、、リアルタイムでこの曲聴きながら散歩とかしてたんで嬉しかったですね
それで、
初めてライブで聴いた~という新鮮さもあったかもしれませんが、
この日最もパフォーマンス的にも素晴らしく思えました
純真無垢な朝子さんの歌に、コーラスワーク、どっしりとした張り詰めた演奏・・・と
全体的な空気感が秀逸でしたね
何より、
この曲ってすごくいじらしい曲にも思えるというか・・・
うん、なんか自分から行けない、自分から行ったらダサくなってしまう。そんな時に、
響く...そう、ですね、何とも言葉では説明し難いんですが、この曲の主人公の気持ちがめちゃくちゃ分かるので。
それを、アンコール始めの完全に静まったタイミングで披露したのも大正解だったように思いました
誰にも言えない格好悪いけど切実な想い、それが生む未曽有の切なさ.....が実に見事で、
新年早々❝生歌の破壊力❞にヤラれてしまった一幕でございました。
それぐらい良かった、、、し、
また一段階表現力が進化されたのも感じられて益々10周年以降の彼女らにも期待したくなった公演でした。
この間また配信シングルも出ましたし、2023年もコツコツSHISHAMO追い駆けてゆきます!


SPARTA LOCALS「名なしのワンマン」@新代田LIVE HOUSE FEVER 22.12.27

2023-03-19 | LIVE












去年の年末、スパルタローカルズのライブに行ってました。









正真正銘、
これが2022年の個人的なラストライブでした。
2022年の12月は振り返ると月に11本もライブに参加してたんですね・・・
3日に一回のペースだけど、実際は4日連続とかあったんでそこまで密集自体はしてないイメージでした
ただ、
この時は年末振り返り企画とかも構想してたし、
仕事も翌日収めだったんですがその作業もキツかったので、
なんかどえらいスケジュールの中この日は行っていた記憶はありますね。。
 
SPARTA LOCALSに関しては、実は再結成後初のライブ鑑賞でした
つまり、
あの凄まじい解散ライブが最後で、
あれ以来という事になるので13年ぶりの参加だったんですね
今は無きSHIBUYA-AX(懐かしいっ!)でのライブでその時は前のブログやってたので、
当日の感想&後々に2回に分けてライブレポ投下したりなんかもしていました
取り敢えず、
解散日当日の簡単なレポ
https://blog.goo.ne.jp/nijigen-complex/e/78d5cd0298c898da748aa84e0df438ba

なんか、
今でも結構記憶に残ってますけど・・・
なので、久々過ぎというのもあって感慨深い公演でもありました
そして、自分新代田フィーバー大好きなんですが、この日が去年唯一行けた日だったので、
そういう意味でも嬉しくて最後の最後にライブハウスの良さを噛みしめていた日でもありました
MCで2023年はfOULと対バンしたい~と語ってたので是非実現するといいな、と。










一曲目は、
まさかの「森のメロディー」でゆったりと始まる、というニクい仕様でした
この時の抒情的なアンサンブルが印象的ですごく気持ち良かったですね
そこから、
コウセイさんが「いくよ~っ」の合図の通りに「DANCING QUEEN」からロックモードに突入
この曲、曲中に「パッション!」って皆でコーラスする部分がありそこがまたステキでしたね(笑
更に、
名シングル「夢ステーション」も披露
流石に、この曲に関しては「わあっ!」って気分になりました
ちょっと夢見心地の気分と言いますか・・・今更だけど、本当に復活したんだな、って。
歌詞も思春期の男子のペーソス成分が多くてとっても刺さりまくりでしたし、
情熱溢れるギターソロがあまり良過ぎて陶酔していた記憶もあります
 そこから、
ハマったきっかけでもあったと思う「黄金WAVE」も投入
あのニューウェイヴバリバリのリフが鳴らされてるだけでも堪らないキモチになる。
やっぱり「待ってた。」を生で聴くとテンションバリ上がるな~と思いつつ、
カッコいい雰囲気が前面に出ていた「レインボープール」
逆に、
温か味のあるムードで盛り上がりもスゴかった「ロックとハニー」で序盤のハイライトを創るなど
多彩な切り口で魅せていく公演に早くも酔い痴れている自分がそこに居ましたね。
本当、この曲の歌詞ってその通りだよな・・・と思いながらじっくりと楽しんでました。
やっぱり男にとって女っていうのはいつまでも特別な存在だと想う。


ここから、
コウセイさん曰く❝マニアックゾーン❞に突入。
「ぼくのポッパー」と「オオカミ男の唄」を立て続けに披露。
特に、
「オオカミ男の唄」に関しては、
昭和歌謡・・・それも初期の昭和歌謡みたいな情念が滲んでて素晴らしい出来栄えでした
こうして改めて生でしっかり聴いてるとコウセイさんってホント歌上手いんだな。とか思いましたね
ハンドマイク(!)で歌った近年の楽曲「GOD」も格好良かったし、
個人的には・・・
この日のハイライトは「ギャラクシー空港」だったかな。
兎に角、この曲の捻じれた感じのギターリフが鳥肌立つぐらいに、、、
そして、
半永久的に聴いていたくなるくらいにカッコ良かった!
元々、音源でも大好きな楽曲でリリース当時もよく聴いた覚えがあるんですけど、
正直この日の「ギャラクシー空港」は何もかもを越えたクオリティで心底夢中になってた記憶があります
ああ、やっぱりスパルタローカルズって格好良いバンドだな。
そんな風に無垢に感じている自分も居つつ、
キレッキレのベースにも踊らされつつ、
その少年性溢れる作中観にも陶酔しながらめちゃくちゃカタルシスを受けながら聴いていた数分間でした...!


透明感溢れるバンド演奏に魅せられた「コールタール0」もすんごい良かった
そこから、ディープなラブソング「FLy」も挟み
(当時はそこまでハマってはいなかったが、大人になった今聴くと沁みるようになった、、、)、
アグレッシヴに最新曲「旧TOKYO」~から、
名曲「アンダーグラウンド」、
弾けるテンションで歌い切った「Leaky Drive」と❝今の❞スパルタローカルズもしっかりと見せていく。
中でも、
みんなが飛び跳ねて、
なんか久方ぶりにモッシュ的な空気も味わえた「jumpin」の盛り上がりはスゴかった!
正直、
昔懐かしい楽曲を期待しつつ、
でも最新の楽曲でも魅せて欲しい自分も居たので、
近年の楽曲でもここまで熱狂を創り出せてる事実にも感動してましたね
意味不明だけど確かにある漲る衝動!!みたいなロック的としか言えない楽しさがそこにはありました。
何より、この曲はライブハウスの空気にめっちゃフィットしててそこも最高でしたね。。

かと思えば、
会場がライブハウスではなく、
煌びやかなダンスホール化!していた「THE CLUB」ももんのすごく楽しかった
バブルの頃の雰囲気ってこんな感じだったのかな~とか感じつつ.....
あ、
そうそう、
このレポを書くに当たって、
自分が昔投下した解散ライブのレポを読み返してたんですけど、
そこでもこの曲で会場がダンスホール化していた~と全く同じ事を記述していました
そう考えると昔から変わらぬ効能を持つ曲という事でマジで凄い曲だなと。
それを令和に再び伝えられてる事もちょっぴり嬉しい。

聴く前から鉄板だと分かり切っている「ピース」、
当たり前のように鉄板でした。。
丁度声出しも解禁だったので、
この曲ではみんなでシンガロング出来たのもかなり気持ち良かった記憶がありますね
具体的に書くとAメロの「時代と~」とかの部分ね。
熱量も物凄かったんですが、
本編最後、
「POGO」でそれを越えて来たのも更に物凄かった。
ここに来て、より必死に唄うコウセイのボーカル、夢を見るような歌詞の雰囲気の伝染、
前の曲から残っている熱量も合わさって最後の最後で超泥臭いロックンロールが完成していて。
スパルタは、
どっちかと言えば不敵なイメージの方が強いんですけど、
たまにこういう真っ直ぐに足掻くような楽曲が来るとホントドラマチックで燃えるな...!
そんな事を強く強く感じながら想像以上に素晴らしい出来だったライブは終了。
アンコールでは、
人気曲「トーキョウバレリーナ」をさり気なく演奏したりそのサービス精神もステキでした
あの極上のリフを聴きながら耳に残しながら後にする瞬間は幸福そのものでした。
ありがとうございました!!!!














森のメロディー
DANCING QUEEN
夢ステーション
黄金WAVE
レインボープール
ロックとハニー
ぼくのポッパー
オオカミ男の唄
GOD
ギャラクシー空港
コールタール0
FLy

旧TOKYO
アンダーグラウンド
Leaky Drive
jumpin
THE CLUB
ピース
POGO


sugar
トーキョウバレリーナ















セトリ、
「FLy」の次に演奏してた曲を失念してると思うので完全ではないですけど、
そこ以外は大体合ってると思います(ペコリ)。
余談ですが、
ライブ終わった後やたら囲まれてる人が居て、
「誰だ・・・?」と不思議に思いつつ会場を後にしてツイッターぼーっと眺めてたら、
なんとマヂカルラブリーの村上さんが普通に一般のお客さんとして来ていたみたい(!)で、
なんかそれもすげーな...というか。しかも普通に物販も購入とかしてたので、
結構レアリティの高い現象?に立ち会ったんだな、と笑

という訳で、
実に13年振りのSPARTA LOCALSのライブレポでした。
少ないか居ないと思うけど、当時の読者が超奇跡的に読んでくれてたら嬉しいっすなぁ。


ムクとこねこ。+少し立ち直った話。

2023-03-18 | 










今日はLUNKHEADのライブに行って来た。
内容としては今から19~18年前のアルバムの再現が中心だったんですけど、
これがすごい良くて。
詳しくはもっとしっかり書きたいので後々ライブレポとしてUPしますが、
なんか学生時代聴いてた楽曲が多いのもあって色々思い出したし、
今の自分の気持ちともリンクしていて・・・。


ちょっと前に、
2月のブログ運営報告で、
かなりショックな出来事があった~とか記述したんですけど、
ぶっちゃけ3月に入っても引き摺っていて、
後半に差し掛かってる今でもそれが続いていてね。
ちょっと無気力気味になってたというか、
なんか、
自分がした努力と出て来た結果が全く見合ってない気がして、
理不尽........
うん、
正直腐ってましたね。
立ち上がらないとと思ってても中々立ち上がれない日々が続いてたんですが、
今日ライブに行ってそろそろかな~って・・・あと自分の好きな作品を観て感じました。

そう考えると、
はっきり言って娯楽や表現が無ければ、
とっくに総てを諦めて自ら終わりを選んでいた可能性もあります

だから、自分にとってはそういう娯楽や表現と呼ばれるものは本当に大切なものであって、
伊達や酔狂ではなく心から自分を支えてくれているものだと断言出来ますね。
そこに対してはいつだって真剣で在りたい。という気持ちが強いので、
これからも全力でバッターボックスに立ち続けたいと思う。
やっぱり、届くかどうかは別として、
その表現に対する御礼というか・・・まあそういう感情はありますよね。











ムクと、子猫(名前はまだ無い)。




ツーショット❤




舐めてます笑😝




どっしりと大人な表情✨




かと思えば、ウインク笑😉




(子猫にいつか)名前をつけてやる...スピッツネタ😂




「今日も皆様お疲れさまでした。
 明日もお元気で!」
👋😃🌸



【共闘への一歩】ノケモノたちの夜 第10夜「ロンドン対魔戦線」

2023-03-17 | ノケモノたちの夜(アニメ)












ウィステリアの、
「悲しい結果だとわかっていても、それは頑張ることをやめる理由にはなりませんから。」というセリフ、
原作で読んだ時から大好きなセリフで・・・ここを拾ってくれたのは良い仕事してますね
原作では、
ちょっと悲し気に言うんですけど、
アニメでは勇ましい表情になっててこれはこれで良き!でした。

確かにな、、、
管理人ももう36年以上生きて来て、
正直自分の可能性も伸びしろも分かり切っていて、
想像以上の事はもう何も起こる事は無い。って肌で感じてますけど(色々な意味で)、
だけど、
かと言って、
何もかも諦めて無気力症候群みたいになっちゃったら本当に何の可能性も残らないな。とも思うんですよ
そういう意味ではファンタジーアニメだけど結構リアルに刺さって来るセリフかも知れないですね
個人的には、聴いていてやる気というか最後の気力というか、
そういうものが湧き出て来る名セリフに感じました。









これだけ観ると、団長が主人公にも見えますが(笑
ただ、
今回のエピソードを観て、
「正義とは何ぞや?」という気分にはなりました
ダンタリオンとルーサーがしている事は倫理的には間違っているでしょう
でも、
彼らの間には間違いなく❝絆❞があり、
束の間の戦争ごっこを愉しんでいる・・・勿論、許せない~って想いもあるけれど、
同時に、そこに邪悪な意識は無く、ただただ戦争の続きの中で生きていきたい。という想いもあり、
なんか・・・複雑ですよね
一つだけ言えるのは、
やっぱり絶対的な正義なんてものはこの世には無いのかもしれないですね
正直、同じ考えのグループが細かく居るだけであって、
そこに正しさを求める事自体がナンセンスなのかもしれない。
だから、考えが違う=悪、みたいな思考はちょっと単純なのかもしれないな、とも感じちゃいました。




ルシアちゃん、正直可愛い。。



とは言え、
彼らの正義の為に、
こちら側の正義が侵食されるのは許し難くもある
自分が犠牲になることを躊躇わず、自分が一番損な役回りをしてまで、
市民も同胞も守り抜こうとした団長は超絶格好良かったですね
団長は、
悪魔を見境なく毛嫌いしてる事が玉に瑕なんだけど、
罪もない善良な人々を守り抜かんと文字通り身体を張っている本当に素晴らしいキャラクターなんだよな
尊敬にすら値するし、
それを素直に尊重したダイアナの器量もまたマジで素晴らしかったですね...!
悪魔という事実を除けば、団長だってマルバス達だって目指す場所にそこまで相違は無いと思う。
そういう意味では、和解への第一歩の様なエピソードで観ていて凄く楽しかったですね。







ダンタリオンがルーサーを捨て駒にしなかったのは、
恐らく、
「一人で勝っても意味が無い。」と考えたからなんでしょうね
戦は、
戦友と共に語らう事に真の喜びがある。
一人で蹂躙して暴れることにダンタリオンは興味無かったんでしょう
そして、
それを見抜けたのもマルバス達自体が孤独じゃない日々の味を知ってしまったから~だと思う
悪魔と人間の間には契約と言う名の強固な絆がある・・・それをマルバスは伝えたかった。と同時に、
そんなマルバス達と団長が利害の一致で共に手を組むシーンはホントに熱かった・・・!!
共闘への第一歩であり、
相互理解に向けての第一歩となるような記念碑的なエピソードでした
団長側にも、マルバス側にも、互いを理解出来る余地とポテンシャルは、きっと、ある。
アニメ版ではそれがより分かりやすい形で提示されてたので余計に感慨深い想いになりましたね。。







余談。
恐らく、
アレックス隊長のエピソードはカットされるっぽい。
イベルタが出て来たって事は・・・無念なり。
まあ、
現時点で特に違和感無いし仕方なくもありますね
カットだけでもせめて、、、せめて。
 それと、
ルーサーが逃げてる時のロックな雰囲気のBGMが格好良かったです
炎の燃え方もリアルで良かったし、ルシアちゃんの存在も❝剣十字の絆❞を表現していて良かったですね
そう言えば、そういう風に主人公達サイドだけの事情を描かないのも本作の良さかな~って感じちゃいました。
ダイアナ編の時は正直かませだったけど、汚名返上とばかりにしっかり部下やってる彼女はカッコよかったなあ。
















最後に、
相変わらずアスタロト様がめっちゃセクシーでした。。。笑顔
アレックスさんが出て来てないので現状アニメ版では本作一のグラマラスキャラですね
cvが昔から馴染みのある小林ゆうさんなのも嬉しかったり。
いよいよ決戦、次回も見逃せません!


祝!アニメ化!!/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第130話 感想(ヤングジャンプ2023年16号)

2023-03-16 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女













ハイ、という訳でアニメ化でございます。。
・・・すごいね
100カノがアニメ化するのも凄いけど、
この間毎週感想書いてた「ノケモノたちの夜」が奇跡のアニメ化を果たして、
そして今回これまた毎週感想書いてる(しかも初回からリアルタイムで!!)100カノがアニメ化・・・
生まれましたね
西京さんが律義に感想を書く作品はアニメ化する。というジンクスが生まれちゃってますね←←←
ん?という事は、WJの「破壊神マグちゃん」もアニメ化するってこと?!
仮にそうなった場合、❝青田買いの天才❞として認定してもらいたいものですね(爆)。

冗談。
ぶっちゃけ、
ただ好きだから感想を書いてるだけ。
それがブロガーの基本だと思う
狙っちゃダメだと思う
初めから好反応を期待するのではなく、頑張った結果ご褒美があるべき~だとも。
なので、
余計に感慨深い想いはありますね
毎週感想書くなんてある程度作品を信じてなきゃ出来ない事なので。
恋太郎の誠実さ、そして、一人一人のヒロインが(文字通り)救われていく過程に意味がある。
そのワンダフルな恋模様をTVでも観れるのはいちファンとしては嬉しいですね!
 ちなみに、
元々このブログを懇意にしてくれてる人なら知ってるかもだけど、
管理人は「ゾンビランドサガ」シリーズの大ファンで1期と2期の全話に感想を付けてたりするので、
そんなゾンサガの主役を演じていた本渡楓さんが羽香里の役っていうのは奇妙な縁を感じますよ
しかも、同じピンク髪、、、ネタで「どやんすどやんす」って言ってくれないかな笑←←←





うーん、カワイイ。。(満面の笑み)




でも、
100カノの1話は本当に面白かったからな。
正直、感想書くつもりなかったのに、気付けば書いてたからなあ。
100カノを推し続けて3年を超えてますのでそりゃ感慨深い気持ちにもなるわな
その時も、
この回でも思ったんだけど、
ギャグのハチャメチャぶりが昭和にも通じる・・・
具体的に書くと自分が影響を受けて来た岡田あーみんっぽいのよな
この130話でも、
死んだはずの恋太郎が当たり前のように生き返ってる冒頭のネタで、
「ああ、これあーみんっぽいな笑」とか感じましたね
でもま、
正直今や昭和のギャグ漫画自体が読まれてないのでこんな事思うのはレアかもしれないですね(笑

ただ、
確かに常識さんの言う通り、
人気の割にアニメ化が遅かったのは、
彼の述べてた理由が原因ではありそうですよね
昔ジャンプでやってたミスフルみたいな理由に近いのかな?とか勝手に感じてたんですけど、
実際にどういう内容になるのかはとっても気になる部分ではあります
でも、
近年のアニメは全体的に作画レベルも高くなってる印象もあるので、
そういう点では結構期待している部分もありますね。
主題歌は・・・
個人的にはフレデリックが良いな(ボソッ
否、
どういうものになったとしても歓迎はしますけどね!!うむ。

他の内容に関しては、
なんか知与ちゃんとナディー先生のエピソードがゆるゆりっぽくて良かったです
ナディー先生は元々大和撫子だっただけあって意外と恥じらいあって素敵な女性でした
所謂ギャップ萌えってヤツでしょうか。
それと、知与ちゃんは今の髪型の方が大人っぽくて可愛らしいなあ、と。
垢抜けた感じがしてステキです♬
 もう一つ、
やっぱり詩人ちゃんのセリフ回しが本当に大好きですね(笑
なんか言ってる事も分からないようで分かるというか・・・あれって感覚的な話でもあるから、
意外と嘘ってよりかは格好付けの境地というか・・・まあそれを中二病って呼ぶのかな?
ただ、
何かの比喩としてならば、
むしろ正しさすら感じられるので、
あの感覚は大人になっても持ち続けて欲しいな、と。
薬膳先輩と紅葉のほっこりネタなんかもほのぼの系で良かったですね。











そう、
最近100カノの良さについて考えるんですが、
詩人ちゃんとかナディー先生だとか世間的には浮くような人であっても、
彼女らが空気を読まずに矯正もされずにありのままの自分で自然に居れる~っていう、
要するに各々が各々の本当に好きな姿で生きて愛されてる様が素晴らしいんですよね
「自分の❝好き❞が一切否定されない場所」っていうか。
そう考えると、
恋太郎の懐の深さってホント偉大ですし、正直ほし・・・ゲフンゲフン、
うん、
読めば読むほど味の出る意外とスルメ的な良さもある漫画だと思ってます
今後も、毎週毎週一生懸命感想を紡いでいくので是非よろしくお願いいたします。。


ちなみに今週のCカラーは見開きだったんですが、初回の扉絵とちょっと似通っていて、
そのニクい演出にも初回からの読者としてはグッと来たりもしてました。
引用はしないので、
是非直接拝んで欲しいですね!
アニメ化したら、初のヤンジャン表紙もGET出来るかも!?(っていうか頼む)。


fOUL×サンボマスター「クアトロ殿の3人」@渋谷CLUB QUATTRO 22.12.24

2023-03-15 | LIVE













去年の年末、fOULとサンボマスターの対バンを観ました。










先に書くと、
これサンボの企画ではあったんですけど、
個人的にどうしても復活したfOULを観たくて・・・
それも、
出来れば復活したその年に観ておきたい。という個人的な欲望があったんですよ
その上で、どこに行くか・・・?ってなった時にこの日が最も都合が良かった訳なんですよね
他の日は元々行く予定だったイベントと重なってたりどこも都合が悪かったので。
もっと言えば、
サンボマスターは昔ライブにも行ったし今でも聴くぐらい好きなので、
そう、
「どっちも好きだから。」というのが最終的な決め手ですかね笑

fOULは本当に大好きなバンドで・・・
聴くようになったきっかけが、
当時NHK-FM「ミュージックスクエア」に「Husserliana」が出たタイミングで出演していて、
それ聴いて一発で好きになって。ちなみに確か近しいタイミングでbloodthirsty butchersも出てたはずです
だから、そう、、、今回中学生の頃から大好きなバンドを生で観れたのは本当に貴重な事でした。
一時期、谷口さんの書く詞に励まされたりしてた事もあって念願の生fOULでございました。
では、以下。










fOUL

fRATERNITY
ドストエフスキーグルーヴ
向こう3年の通暁者
フッサリアーナ
私は求めない

裁判所の架空の訓示
wax&wane






大体こんな感じのセットリスト。
一曲だけ空白の部分があるのが申し訳ない。
ただ、
初っ端から一番聴き込んだ「Husserliana」の一曲目だったんで、
思わず震えたと言いますか完全に気分が中学生の頃に戻りましたよね(笑
また、この曲の歌詞が大好きで「手つかずの宝物だらけでどうしたものだろう」みたいな歌詞、
それと「満足するのはいつもあなた」等、名フレーズの連発でいきなりカタルシス満点の始まりっぷりでした
どちらかと言えば何とも言い難い心情をロックミュージックとして鳴らしている~、
そんな佇まいと雰囲気に感銘を受けつつ、
代表曲を矢継ぎ早に繰り出す
昔、
fOULのライブ記事などでよく見た曲名がバンバン出て来るのでその度に興奮してました
3ピースならではの鋭いサウンドとアンサンブル、そして、緩急もスゴかった印象がありますね。

そして、
大好きな「フッサリアーナ」・・・・・!!!
この時ばかりは精神も肉体も思春期の頃の生意気な自分に戻って、
そう・・・
なんかタイムマシンに乗った~みたいな気分でしたね
この曲及びこの曲が入ったアルバムは自分が中学3年くらいの頃に出てたので、
一気にその頃感じてた雰囲気や気分に戻されるというか・・・また、歌詞も良い意味で不敵なので、
それもあって高揚した気分であの独特のアンサンブル含めて一身に浸っていました
それと、
あんまり衰えみたいなのを感じなかったのも良かったですね
どころか、あのギターリフとリズム隊の鋭角さはむしろ更に磨かれていて。
自分が思春期に夢中になった楽曲~というのもあるけど、終始感動しながら鑑賞していました。
特に、最後の、
「~あらんことを!!」の部分には祈りにも通じるものを感じてより胸に来ちゃってましたね
正直、この曲を生で聴けてる事自体がある種の奇跡にも感じていた特別なパフォーマンスでした。


フロントマンのポージングも含めて視覚的にも楽しかった「私は求めない」も凄く良かったし、
聴いていて面白かったし加えて気付きになる部分もあったりして印象深い一曲でした
バラッドの曲を挟み、
凄味たっぷりだった「裁判所の架空の訓示」。
静かに始まったのに、
途中谷口さんの轟音ギターが火を吹いたり、
学さんの色気たっぷりのベースラインに酔い痴れたり、
怒涛のアンサンブルの迫力にも胸打たれた会心の楽曲に仕上がってました。
その勢いそのままに、最後は代表曲の一つ「wax&wane」で締め!!
冒頭のケツから~の口上の時点で大声援が上がり、
ものすごい盛り上がりの中ステージは終了
味のあるギターソロ、
各々が主人公みたいな個性を放ちつつ不思議な一体感にも満ちている、
そんな「fOUL」としか言い様のない独自のアンアンブルに最後まで骨抜きにされていました
サンボマスター主催のイベントでしたが、案外fOULのファンも多く感じた一夜でした。
今や伝説のオルタナティブ・ロックバンドを生で観れてホクホクでしたね🎶
2023年もまた最新モードのfOULが観たいです・・・!!








サンボマスター

So This Is Christmas(ジョン・レノンcover)
輝きだして走ってく
ミラクルをキミとおこしたいんです
ヒューマニティ!
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
孤独とランデブー
ラブソング
ボクだけのもの
できっこないをやらなくちゃ
花束

想い出は夜汽車にのって
あなたといきたい







すごいライブだった・・・
正に❝横綱相撲みたい❞というか、
なんかもう気が付けば彼らの音とコールの中にノセられてる感じで、、、
問答無用に盛り上がるし逆に言えばあそこまでやって盛り上がらない方がおかしいというか笑
百戦錬磨のライブ巧者の神髄を観た気が致しました。

セトリは、
近年の代表曲中心で・・・と言いつつ、
中盤にしっかりと誰もが知ってるヒット曲を配置したり、
そのバランス感覚も秀逸でしたね
ただ、
盛り上がり的には、
「ミラクルをキミとおこしたいんです」がズバ抜けてたかな
この曲の時、みんなが飛び跳ねて指突き挙げて踊りまくってすごい楽しくて・・・
正にミラクルが本当に巻き起こってる様を垣間見て感動すらしてました
これぞライブの醍醐味だな。と感じつつ、
以前、
サンボのライブで一度泣いた経験もある大好きな「ラブソング」の披露がまた嬉しかった・・・!
いつものサンボとは違う静謐としたバラッドなんだけどそれがまた新鮮なんですよね
聴いていて、
あなたがいない~という事実に病むけれど、
あなたがいた~という事実がこの胸を満たしていく。
みたいな、
二律背反的な想いが滲んでるのを垣間見てそれにも改めて感動したりもしました
これもまた、ちょっとした「気付き」ですし、多分リアルタイムでレビューもした作品だけど、
13年前はそこまでの情感は受け取れてなかったかな?と想うと感慨深くもありますね。
っていうか、ぶっちゃけその頃仲良かった某人物を想起しながら聴いてました(爆


「おい、イノマー、聴いてるか!」と、
自分自身も多大な影響力を受けた音楽ライター兼バンドマンのイノマー氏に捧げた「ボクだけのもの」も
非常に熱かった。
個人的には、
昔の曲も聴きたかったけど、
最新の名曲であるこの曲も絶対聴きたかったのでそれもまた嬉しかったですね
君の翼は消えてないよ。と叫ぶこの曲にクリスマスイヴに勇気付けられていましたね。
そして、
「できっこないをやらなくちゃ」
「花束」と、
胸アツな楽曲を立て続けに投下してこの日のライブは終了。
しきりに対バン相手であるfOULへのリスペクトと感謝を述べてたのもまた素晴らしかったですね
サンボマスターの皆さんの人間性含めて最高に清々しく爽快な気分になれる一夜でした。
アンコールで奏でられた「あなたといきたい」の爆発っぷりも印象的でしたね。
ありがとうございました!!!

















サンボマスターは、
2010年に出したアルバム「きみのためにつよくなりたい」って作品が特に大好きで、
この日はそのアルバムの中から3曲も演奏してくれたので、
中々に管理人向けのセットリストでしたね笑
盛り上げ方が兎に角良い意味で強引で、
グイグイ来るんだけど、
一度その渦の中に入ってしまえば、
もうめちゃくちゃに楽しい・・・!!と感じざるを得ない、っていう
サンボマスターの❝ライブ力❞には改めて感銘を受けました。
「生きててくれてありがとよ!」みたいな超ストレートなMCを言えるのは山口隆くらいのものです。

ジャンルや雰囲気としては、
fOULとサンボマスターってそこまで近くは無いとは思ったんですけど、
でも、
それこそTHE対バンだな。って感じもしましたね
異種格闘戦であり各々の良さを各々の角度で楽しめる様なワンダフルさがあったイベントでした。
初めて観たfOULの感動に、10年以上振りに観たサンボの熱量・・・!とこの日も忘れられない一夜でした。
多少大げさと捉われようとも、やっぱり自分は受けた感動は絶対に大切にしたいタイプなので、
この夜もまた今後の人生に於いて記憶の中で大事に持ち続けると思いますね。
最高にハッピーなクリスマス・イヴでした♬


昨日のぬこ。

2023-03-14 | 





正直な話、
今日は疲れが溜まっていてめっちゃ寝てました
ただ、
先日諸事情もあったんですけど、
ろくに寝ずにずっと行動してたら少し立ち眩みがした事があったので。
そういう意味ではやっぱり時にはしっかり休むのも重要かと感じた次第であります。








ムク♂。




姿勢良くしてるのが可愛い(笑




ピュアな眼に癒されます。。




LUNKHEAD/BUGY CRAXONE「カントーロードvol.28」@千葉LOOK 22.12.18

2023-03-13 | LIVE











去年の年末にランクヘッドとBUGY CRAXONEの対バンを観てました。








どっちも20年選手のベテラン、
かつ、
泥臭く這い上がって行く系(?)のロックバンド同士の対バンという事で
正直かなり楽しみでしたし親和性も高いだろうな。とは思ってました
何よりも、
ここ数年自分自身BUGY CRAXONEの音源を購入したりして、
何気にブージーの音楽をよく聴いてたんですよね
で、
LUNKHEADに関しては管理人を知っている方ならご存じの通り昔から追い駆けてるバンドでして、
そういう意味では限りなく自分向けのライブイベントだなっ!と強く感じてました笑
というかそれが今回参加した一番の理由でしたかね
ぶっちゃけ、
対バンってどっちも懇意にしてるバンドや歌手同士のがテンション上がるじゃないですか?
勿論片方をあんまり知らない場合でも「知るチャンスが出来る。」とも言えますが、
それはそれとして、
やっぱりどっちも大好きだとテンションがより上がるのは事実。
しかも、超地元の千葉LOOKでの公演というのもありとってもハッピーだった一日でございました。
では以下。











LUNKHEAD

前進/僕/戦場へ
下北沢
壊れてくれない
ざわついて、いる
インディゴ
プルケリマ
うちにかえろう
繋ぐ
月光少年
ナハトムジーク
はじまれ



一曲目から「前進/僕/戦場へ」と威勢よく始まり、
そこからツアーを経て更に強靭な表現へと磨かれつつある「下北沢」。
個人的には、
この曲を初めて生で聴いたのがここ千葉ルックなのでやっぱりここで聴くのが一番胸アツではある
もっと言うと、自分の家から最寄りのライブハウスで夢を観続けてる~という歌詞を聴く訳なので、
よりリアルに沁みやすい。というのもあるかもしれない
そこから、
この日のライブで最もレア曲でもあった「壊れてくれない」がまた良かった...!
哀愁たっぷりの歌詞と雰囲気と、
自棄的でもあるテーマ性が合わさって聴いていて相応のカタルシスがありました

パキッとしたアンサンブルの面白さも魅力的で個人的にはこの日のランクで最も好きなパフォーマンスでしたね
「いっそねえ もう」の辺りは特に聴いていて胸に来るものがあってとても素敵な瞬間でした。
 聴き手を鼓舞するように「ざわついて、いる」、
更に人気曲「インディゴ」を惜しげもなく投入~、当たり前の如く盛り上がる。
からの、
感慨深さを前面に出した「プルケリマ」、
楽曲に寄り添った櫻井さんのドラミングにもジーンと来た「うちにかえろう」と
バラッドでも魅せていきランクヘッドの懐の深さをしっかりと聴き手に表現もしていました。
特に、
「プルケリマ」は初めてランクのライブを観たタイミングがあの曲のリリース時だった事もあり、
そして同じ千葉で今でもこの曲を聴いてジーンとなってる事自体が結構胸にクる事実だったりもしましたね。

そこから、
終盤はロック・モードへ!
ギターリフの迫力で魅せた「繋ぐ」
一体感が見事だった「月光少年」
ハンドマイクで聴き手を抱きしめる様に歌っていた「ナハトムジーク」にも感動したし、
全精力を絞り出すように歌われていた「はじまれ」もまた美しい出来栄えでした
記憶によるとこの日が去年のランクヘッド最後のライブだったと思うので、
悔いの残らない様に本当全力でパフォーマンスしてたのが印象的でした
 やはり、
ランクヘッドには、
「俺たちのランクヘッド」という言葉がよく似合う。
2023年も自分たち世代のフラカン的存在として❝素敵な足掻き❞を見せてもらいたいですね
それに感化されて聴き手も足掻きまくれると想っていますので!





BUGY CRAXONE

ふぁいとSONG
こわい話
いいかげんなBlue
食べ物とゴシップ
フラニーとゾーイ
チーズバーガーズ・ダイアリー
No.9 Punk Lovers
暮らしの主張
罪のしずく
チャーミング

オーライ




結論から書くと、
本当に素晴らしかったですね。
まず、初っ端の「ふぁいとSONG」という選曲からして最高過ぎる。
聴き手の胸ぐらを思いっきり掴んで抱きしめる様にガッと歌い奏でられてたのは忘れられない
そこから、
「うるせー!」という歌唱がまた痛快だった「こわい話」
序盤はTHE ロックバンドな雰囲気とパフォーマンスを見せていて掴みは完全にバッチリ!でした。
 MCではランクヘッドとの初の対バン(意外だ)に関しても触れていて、
「あの声でシチューって歌詞はズルいよね!」と鈴木さん
からの、
「いいかげんなBlue」、
そして「食べ物とゴシップ」~の流れも良かった
「フラニーとゾーイ」も含めて中盤はオルタナ寄りの音像でその変化も気持ち良かったですね

そういえば、
この時は運よく最前列で観れたんですが、
ベースの旭さんとよく目が合ってうれしはずかしって感じでした(笑
んで、
この日最も感動&興奮したのが「チーズバーガーズ・ダイアリー」でしたね
元々大好きな曲でよくCDで聴いたりyoutubeでMVを度々観ていた事もあり、
「ついに来た!」って感覚でテンションブチ上がってました
特に、
生で聴くとボーカルと歌詞の良さは勿論のこと、
手数が多く人力とは思えないドラミングの迫力が物凄くて、
必然的にリズム隊に釘付けになってしまっている自分が居ました

なんだろう、最前列で観てた事もあってその光景が今でも鮮明に浮かぶくらい衝撃的でしたね
哀愁とそれを振り切らんとする衝動性が爽快かつ物凄いスケールで襲って来る感覚があり、
自分の期待以上にライブ映えする楽曲だったのも発見的でありとても嬉しかった。
36年以上生きててもまだまだロックに衝撃を受けている事実も尊いですよね。


後半は、
時期的にも似合っていた重厚でもあった「No.9 Punk Lovers」、
リズミカルなサビも印象的だった「暮らしの主張」も聴いてて気持ち良かったし、
初期の名曲「罪のしずく」も入れたり幅広いセトリがまた秀逸でしたね。
ただ、
本編最後の「チャーミング」・・・
先ほど、この日のブージーで最も感動したのが「チーズバーガーズ・ダイアリー」って記述しましたけど、
正直この曲も負けない位良かった&感動しましたね(どっちだよ笑)。
この楽曲は去年末に出た新譜の表題曲ですけど、
無性に良い。。
というか、
聴き手を全肯定するかのように思いっ切り威勢よく鈴木さんが「チャーミング!」って
サビの歌唱をする場面で何度も聴いててグッと来る感覚があったりしました
そこには、
シンプルな言葉だけど、
恐らく水面下の葛藤だったりそれでもここにある「今」も含めて、
「チャーミング」という言葉で表現してるんだろうなあ。
と想うと、
それにもまた琴線を動かされてしまいました。。
その辺は良い意味でオルタナティブ・ロックの王道を往ってるな。というか・・・・・
跳ねるようなバンドアクションも非常に痛快で心に残りました!!
アンコールの「オーライ」も含めて、
ロックンロール・モードで始まった公演は不思議な温かさで締め括られていてそのライブ運びも秀逸でしたね

正直、
ソールドアウトでもない、
地方のライブハウス公演でここまでのライブをしてくれた事自体が有難い
ですし、
益々BUGY CRAXONEの事が大好きになれた最高のライブでございました。
2023年も、是非ブージーのライブに再訪したいですね・・・!















ライブが終わったあと、
ボーカルの鈴木さん本人から直接新譜を購入しました♬
昔よくミュージックスクエアなどでも聴いてたのでなんか感激。。
みんなが知っていてとても煌びやかな花も勿論素敵だけど、
みんなにあまり知られてないけど、確かに素敵な花もあるんだよ。とも恒常的に思ってるので、
今後も当ブログ及びツイッター等でそういう活動をしてゆきたいな~って想いますね
それが自分の使命の一つだと思ってるし、自分も足掻き続けたいですね。。


眠る男(3.12日記)

2023-03-12 | ブログ雑記









3月10日にライブに行き、
その後もゲーム仲間と2日間遊んでたら、
体力が死にましたね
っていうか、
その割には帰宅後WBCとかアニメとか普通に観ちゃってたんで、
なんだろう、取り敢えず眠らなきゃ体力バッテリーやばいな。。って状態ですね。


基本的にお一人様大好きなところがあるのは否めないので、
結構色々な人と関わって気疲れした部分もある
あるけど、
対人関係の中でしか得られないものもあるのも確かなので、
今後も誘われたりなんかチャンスとかあったらたまにはそういうのも良いかもしれないですね。
まあぶっちゃけ八方美人なタイプではないのでその辺のデメリットも感じますけど、
でも、自分の感情を誤魔化してまで満たされたフリはしたくないのも事実
正直、自分は自分が本当に好きな人とだけ仲良くしたいって思想だし、
今後も色々割り切って生きていこう、とは思ってますね。
この生き方でここまで生きてこれてますから。
という、独り言。