ひびレビ

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華麗なる一族第3話

2007-01-29 07:07:41 | テレビ・映画・ドラマ
「行列のできる法律相談所」をビデオに録画しているため、記憶で書くしかない華麗なる一族第3話。

よくよく考えたらこの万俵家。内部的には大っぴらに愛人である高須愛子が仕切っているんだよな。それでもそれなりに上手くいっているから驚きだ。普通なら妻と愛人のドロドロの醜い争いが起こりそうなものなのだが。でもそうなったら昼向けになってしまうし。今後愛人の行動が怖い。

さて父に勝てないと分かっており、一通り父に言われるがままに動いてきた弟・銀平。父に勝てるかどうか分からないが、行動に移す兄・鉄平。兄弟でありながら、父の血を引き継いでいると言われている弟に対し、兄は祖父の血を引き継いでいるといわれている。果たしてこの裏には何が隠されている?ひょっとして銀平は父の息子だが、鉄平は祖父の息子か?

「嘘をつくということは自信がなくなったことに他ならない」高炉建設に自信を失いかけた鉄平が向かったのは母校の東京大学。東大が母校って凄いな。もう1つの原点はてっきり芙紗子だと思っていたのだが、昔住んでいた場所のようだ・・・と思ったら芙紗子と再会。案外悪くない読みだったようだ。自信を無くした彼に「名前負けしてるよ!」と言い切る芙紗子。それは「万俵」という名前に負けているのか、それとも「鉄平」という名前に負けているのかどっちだ?

さらに考えてみるとこの物語は万俵大介によって振り回されている。高炉建設の融資率削減と言い、阪神銀行の合併生き残りも総て彼の手の中?での出来事だ。その最中、池田支店長が頑張りすぎて亡くなってしまう。生き残りのために故意でなかったにしろ、人を死なせてしまった大介。悲しんでいないかと思ったが、拳を握っていたところを見ると、行員たちへの思いは強いようだ。第1話からもそれがうかがえる。

また鉄平が社長で無かったことに気づかされる。何度も「万俵専務」と呼ばれているのだが、事実的に仕切っているように見えたので、てっきり社長がいないと思っていた。

高炉を建設して、日本の鉄鋼業を成長させようとしながら、次第に高炉建設が目的となっていた鉄平。いわれてみるとそんな気がする。しかしこれはよくあること。本を買って知識を得ようとして、いつの間にか本を集めただけで読んだ気になって満足してしまう。そんな経験ないでしょうか?

三雲の後押しを受け、本来の目的を果たそうと決意を新たにする鉄平。さてどうなる来週。大介の言う「あの日」とは?
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