「マジでマンション出来る前この辺にいたんだよ。タヌキ!」との若者2人の会話と同じく「田んぼがあったんだよね」と話す小学生。彼らの耳に聞こえてきたのは波のような音。「海鳴りの音が聞こえる・・・」1人がそう呟いた直後、周囲が歪み、彼らはいつの間にか田園風景の中に立っていた。広がる田んぼ、鳴き声を上げるカエル、そしてタヌキ(置物)がそこにはあった・・・
マリナに警察からの捜査協力が依頼された。ここ数日発生している集団失踪事件の裏に奇妙な音が関連しているらしく、そのためずば抜けた聴覚をもつマリナに白羽の矢が立ったのだった。「レッサーボガールが倒れた今、怪獣出現の心配も無い。GUYSもこれからは市民貢献の時代だ」と補佐官も笑みを浮かべて認める。マリナは今日来る予定の弟のことをミライに任せ、捜査へと赴く。
ゲートで彼女を待っていた刑事の名は桐李(以下トーリ)。彼は握手の際に手首から小さな花を出して見せた。慌てて取り直すトーリと握手するマリナ。「どうしてそんな風に感じたのか自分でも分からなかった。ただ、懐かしいという思い。そしてそれが忘れられない一日の始まりだった」
団地の近くで音を探るマリナだったが、捉えることは出来なかった。休息をとろうと言うトーリにマリナは大丈夫ですと答える。するとトーリは「私は?」と言い、2人で休みを取ることに。クレープ2つを上手そうにほおばるトーリに呆気にとられるマリナ。ふと彼の袖についている石が眼に留まる。それはトーリの生まれた街の石だった。彼から故郷のことを聴かれ昔を思い出すマリナ。とそこへ一機の紙飛行機が。拾い上げたマリナが少し細工を施して飛ばすと、それは見事に宙を駆けていった。マリナは興奮して追いかける少年たちを笑顔で見送る。その様子に感嘆するトーリ。それは祖父に教えてもらったのだという。少女時代、ある夏に亡くなるまで祖父は姉弟たちの一番の友達だった。だがマリナは不思議と祖父の死を悲しんだ記憶が無いという。
その時海鳴りの音が聞こえてきた。すぐさまその音が発せられる元へと急ぐマリナとトーリ。彼女らがたどり着いたのは冒頭の人々がいなくなった場所だった。そして走っていくといつの間にか満月が輝く夜になっていた。GUYSに連絡を取ろうにも通じない。近くの電柱の花火大会の張り紙には「1999年」と記されていた。どうやらここは過去の時間のようだ。これに気づいたトーリはクロノームの仕業だと言う。クロノームについて話すトーリを見て「あなたは一体何者なの?」と訊ねるマリナ。
一方のフェニックスネストではマリナの弟がミライと話していた。「最強」「ストロング」と彼女の子供の頃を語るマリナ弟。ミライは彼からある夜マリナは白い孔雀の夢を見たということを聞く。そこへテッペイから連絡が入る。トーリは偽の刑事で、本物の刑事が今ゲートに来ているというのだ。驚きを隠せない2人。
「僕はこの星に移住してきた地球外生命体です」と正体を明かすトーリにマリナの銃口が向けられる。クロノームはかつてトーリの母星を滅ぼした怪獣であり、クロノームを倒さない限り、時間や記憶が無茶苦茶になるという。それを聞いてなお、銃を突きつけるマリナ。「人間でなければ信じてもらえませんか?」と訴えるトーリ。それを聴いたマリナは静かに銃を下ろし、地球に移住してきた仲間のことを尋ねる。だが彼らの中で地球にたどり着けたのはトーリだけ。「地球は僕の第2の母星です」
手分けしてクロノームを探すマリナとトーリ。その頃ミライはマリナが消えた場所へと赴いていた。透視能力(?)を使い、時の継ぎ目を見破り突入する。トーリは掲示板に張られた「強い心」と書かれた書道に目を向けた。そこにはなんと「風間マリナ」と記されていた。驚くトーリの前にミライが現れる。一目見ただけでお互いを「アンヘル星人!」「ウルトラマンメビウス!」と認識する2人。問い詰めるミライにトーリはマリナに危機が迫っていることを伝える。
一方のマリナは昔住んでいた家を訪れた。何もかもがあの夏のまま。クロノームは自分の居場所を探知できる邪魔な存在を消すつもりだとテレパシーで会話するミライとトーリ。すると1人の少女が家から飛び出していった。そこへミライも駆けつける。マリナはあの少女は昔の自分だという。再度テレパシーで語り合うミライとトーリ。クロノームの狙いは過去のマリナ。過去の彼女が消えれば現在の彼女も消えてしまうというのだ。ミライはこの夜どこへ行ったのかをマリナに訊ねる。
1人紙飛行機を飛ばすマリナ(小)。彼女が飛ばす紙飛行機を受け止めてくれる祖父はもういない。「置いてかないで・・・」気丈なはずのマリナ(小)は思わずしゃがみこんでしまう。「マリナ」そんな彼女の隣に立っていたのはトーリだった。花を差し出すトーリ。「マリナ、君の大切な人は、君を置いてったんじゃない。ずっと君の傍にいる。でもそれが分かるまで皆とても悲しくてたくさんの時間がかかる。悲しむのは弱いことじゃない。だから今は一杯泣いていいんだ」その言葉を聞いたマリナ(小)は「約束したんだ・・・強い人になるって・・・」そう言って泣きながらトーリにすがりついた。
マリナもトーリに出会ったことを思い出していた。そして遂に時間怪獣クロノームが姿を現した。「白い孔雀・・・トーリが撃たれる!」危機を感じ、走り出したマリナを追ってミライも走る。
哀しくてどうしていいのかわからなかったマリナを助けてくれたのはトーリ。何故こんな大事なことを忘れていたのかと思うマリナ。マリナ(小)を狙うクロノームは触角から2本の赤い光線を放ち、それは1つになってマリナ(小)とトーリを襲う。間一髪マリナ(大)の助けが間に合い、光線は相殺された。第2撃を仕掛けようとするクロノーム。だがそれを阻んだのはウルトラマンメビウスだった。
マリナ(小)は気を失ってるだけだった。「間に合った・・・」思わず安堵するマリナ(大)飛ばされたときの擦り傷を手当てするため、トーリは袖の石と同じマークのハンカチを取り出し、患部に当てる。
クロノームと戦うメビウス。背中の割れ目にキックを放つが、抜け出せなくなってしまう。回転し、メビウスを放るクロノーム。クロノームは体から白い煙を出し、姿を隠した。天から淡い光が降り注ぐ、クロノームを探すメビウスに突如触手が襲い掛かる。四方からの攻撃になす術が無いメビウス。攻撃が止んだが、相変わらずクロノームの姿は見えない。
マリナ(大)はトーリから彼の生まれた星の話を聴かせてもらうと約束し、メビウスの援護に向かう。走っていく途中、マリナ(大)は地面にトーリの星の石が落ちているのを見つける。思わず手にとって眺めるマリナ(大)。だがその彼女の背後にクロノームが姿を現し、光線を放つ。彼女を救うべく、トーリは白い孔雀のようなアンヘル星人としての姿となり、光線を体で受け止める。驚きを隠せない二人のマリナ。
光線を受けきったトーリは人間の姿に戻る。「トーリ!」と彼に駆け寄るマリナ(大)。今度こそ仕留めるべく光線を放とうとするクロノームを押さえつけるメビウス。トーリの身を案じるマリナ(大)にトーリはメビウスと共にクロノームを倒すよう告げる。「待ってて」そう言ってマリナ(大)はメビウスの援護に向かう。
「怖がらなくていい、これは夢なんだ」「夢?」「君は夢の外に帰らなければいけない。だかららこれを追って走るんだ。そして着いたらみんな忘れるんだ」トーリは紙飛行機をマリナ(小)に差し出す。「大丈夫だ、君は強い人になる。僕は知ってる」
海鳴りの音を感じ取り、クロノームの眼を打ち抜くマリナ(大)。飛んでゆく紙飛行機を追い続けるマリナ(小)。「さようなら・・・マリナ」淡い光に包まれるトーリ。メビウスはメビュームシュートでクロノームを葬り去る。トーリに眼を向けるメビウス。マリナ(大)が駆けつけたその時、トーリは安らかな笑みを浮かべながら消えていった。後にはあの花があるだけ。それを手に取り、思わず涙を流すマリナ(大)。
時空が歪み、元の世界へと戻ったミライとマリナ。彼らの傍にはいなくなった人々が倒れていた。倒れている人々に駆け寄るミライ。マリナは涙をぬぐい、自分のすべきことを成す。
翌日、マリナは弟から荷物を受け取った。「まぁ姉貴は最強だからあんまり心配してなかったけどね」と言う弟に対し「えっ?でもマリナさんに何かあったら僕をしめるって・・・」と言うミライ。慌てて「言ってない」と弁解する弟。マリナは荷物の中から綺麗な箱を取り出す。その中にはあの夜、トーリが結んでくれたハンカチがあった。心配するミライだったがマリナは言った。「私は大丈夫、会えなくても大切な人は傍にいてくれる。子供の頃、あなたがそう教えてくれた・・・トーリ、忘れない」青空にをどこまでも高く紙飛行機が飛んでいった。
太田愛氏が脚本を手がけるだけあって、優しい感じのストーリーに仕上がっている。「会えなくても大切な人は傍にいてくれる」納得の一言。それが分かるまで長い時間がかかる。でもいつか必ず分かる日が来る。そのときまでは泣いてもいい。それは弱いことではない・・・感動の一編であった。どことなくタロウ「ウルトラのクリスマスツリー」を思い出させる。
時間怪獣クロノーム、そしてアンヘル星人トーリ。この2体の造形にはどこか見覚えがある。クロノームはネクサスのぺドレオンに似ている。触手といい、あの動きと言い。一方のアンヘル星人は完全にコスモスのグラルファン。似ているというレベルではない。そっくりなのだ。殆ど手を加えてないように思える。かなり美しいデザインだ。
しかし昔ながらの風景は徐々に失われている。いなくなった人が傍にいてくれるのを理解するのには時間がかかるが、景色が変わるのはあっという間だと思う。人とものの違いということだろうか。
マリナに警察からの捜査協力が依頼された。ここ数日発生している集団失踪事件の裏に奇妙な音が関連しているらしく、そのためずば抜けた聴覚をもつマリナに白羽の矢が立ったのだった。「レッサーボガールが倒れた今、怪獣出現の心配も無い。GUYSもこれからは市民貢献の時代だ」と補佐官も笑みを浮かべて認める。マリナは今日来る予定の弟のことをミライに任せ、捜査へと赴く。
ゲートで彼女を待っていた刑事の名は桐李(以下トーリ)。彼は握手の際に手首から小さな花を出して見せた。慌てて取り直すトーリと握手するマリナ。「どうしてそんな風に感じたのか自分でも分からなかった。ただ、懐かしいという思い。そしてそれが忘れられない一日の始まりだった」
団地の近くで音を探るマリナだったが、捉えることは出来なかった。休息をとろうと言うトーリにマリナは大丈夫ですと答える。するとトーリは「私は?」と言い、2人で休みを取ることに。クレープ2つを上手そうにほおばるトーリに呆気にとられるマリナ。ふと彼の袖についている石が眼に留まる。それはトーリの生まれた街の石だった。彼から故郷のことを聴かれ昔を思い出すマリナ。とそこへ一機の紙飛行機が。拾い上げたマリナが少し細工を施して飛ばすと、それは見事に宙を駆けていった。マリナは興奮して追いかける少年たちを笑顔で見送る。その様子に感嘆するトーリ。それは祖父に教えてもらったのだという。少女時代、ある夏に亡くなるまで祖父は姉弟たちの一番の友達だった。だがマリナは不思議と祖父の死を悲しんだ記憶が無いという。
その時海鳴りの音が聞こえてきた。すぐさまその音が発せられる元へと急ぐマリナとトーリ。彼女らがたどり着いたのは冒頭の人々がいなくなった場所だった。そして走っていくといつの間にか満月が輝く夜になっていた。GUYSに連絡を取ろうにも通じない。近くの電柱の花火大会の張り紙には「1999年」と記されていた。どうやらここは過去の時間のようだ。これに気づいたトーリはクロノームの仕業だと言う。クロノームについて話すトーリを見て「あなたは一体何者なの?」と訊ねるマリナ。
一方のフェニックスネストではマリナの弟がミライと話していた。「最強」「ストロング」と彼女の子供の頃を語るマリナ弟。ミライは彼からある夜マリナは白い孔雀の夢を見たということを聞く。そこへテッペイから連絡が入る。トーリは偽の刑事で、本物の刑事が今ゲートに来ているというのだ。驚きを隠せない2人。
「僕はこの星に移住してきた地球外生命体です」と正体を明かすトーリにマリナの銃口が向けられる。クロノームはかつてトーリの母星を滅ぼした怪獣であり、クロノームを倒さない限り、時間や記憶が無茶苦茶になるという。それを聞いてなお、銃を突きつけるマリナ。「人間でなければ信じてもらえませんか?」と訴えるトーリ。それを聴いたマリナは静かに銃を下ろし、地球に移住してきた仲間のことを尋ねる。だが彼らの中で地球にたどり着けたのはトーリだけ。「地球は僕の第2の母星です」
手分けしてクロノームを探すマリナとトーリ。その頃ミライはマリナが消えた場所へと赴いていた。透視能力(?)を使い、時の継ぎ目を見破り突入する。トーリは掲示板に張られた「強い心」と書かれた書道に目を向けた。そこにはなんと「風間マリナ」と記されていた。驚くトーリの前にミライが現れる。一目見ただけでお互いを「アンヘル星人!」「ウルトラマンメビウス!」と認識する2人。問い詰めるミライにトーリはマリナに危機が迫っていることを伝える。
一方のマリナは昔住んでいた家を訪れた。何もかもがあの夏のまま。クロノームは自分の居場所を探知できる邪魔な存在を消すつもりだとテレパシーで会話するミライとトーリ。すると1人の少女が家から飛び出していった。そこへミライも駆けつける。マリナはあの少女は昔の自分だという。再度テレパシーで語り合うミライとトーリ。クロノームの狙いは過去のマリナ。過去の彼女が消えれば現在の彼女も消えてしまうというのだ。ミライはこの夜どこへ行ったのかをマリナに訊ねる。
1人紙飛行機を飛ばすマリナ(小)。彼女が飛ばす紙飛行機を受け止めてくれる祖父はもういない。「置いてかないで・・・」気丈なはずのマリナ(小)は思わずしゃがみこんでしまう。「マリナ」そんな彼女の隣に立っていたのはトーリだった。花を差し出すトーリ。「マリナ、君の大切な人は、君を置いてったんじゃない。ずっと君の傍にいる。でもそれが分かるまで皆とても悲しくてたくさんの時間がかかる。悲しむのは弱いことじゃない。だから今は一杯泣いていいんだ」その言葉を聞いたマリナ(小)は「約束したんだ・・・強い人になるって・・・」そう言って泣きながらトーリにすがりついた。
マリナもトーリに出会ったことを思い出していた。そして遂に時間怪獣クロノームが姿を現した。「白い孔雀・・・トーリが撃たれる!」危機を感じ、走り出したマリナを追ってミライも走る。
哀しくてどうしていいのかわからなかったマリナを助けてくれたのはトーリ。何故こんな大事なことを忘れていたのかと思うマリナ。マリナ(小)を狙うクロノームは触角から2本の赤い光線を放ち、それは1つになってマリナ(小)とトーリを襲う。間一髪マリナ(大)の助けが間に合い、光線は相殺された。第2撃を仕掛けようとするクロノーム。だがそれを阻んだのはウルトラマンメビウスだった。
マリナ(小)は気を失ってるだけだった。「間に合った・・・」思わず安堵するマリナ(大)飛ばされたときの擦り傷を手当てするため、トーリは袖の石と同じマークのハンカチを取り出し、患部に当てる。
クロノームと戦うメビウス。背中の割れ目にキックを放つが、抜け出せなくなってしまう。回転し、メビウスを放るクロノーム。クロノームは体から白い煙を出し、姿を隠した。天から淡い光が降り注ぐ、クロノームを探すメビウスに突如触手が襲い掛かる。四方からの攻撃になす術が無いメビウス。攻撃が止んだが、相変わらずクロノームの姿は見えない。
マリナ(大)はトーリから彼の生まれた星の話を聴かせてもらうと約束し、メビウスの援護に向かう。走っていく途中、マリナ(大)は地面にトーリの星の石が落ちているのを見つける。思わず手にとって眺めるマリナ(大)。だがその彼女の背後にクロノームが姿を現し、光線を放つ。彼女を救うべく、トーリは白い孔雀のようなアンヘル星人としての姿となり、光線を体で受け止める。驚きを隠せない二人のマリナ。
光線を受けきったトーリは人間の姿に戻る。「トーリ!」と彼に駆け寄るマリナ(大)。今度こそ仕留めるべく光線を放とうとするクロノームを押さえつけるメビウス。トーリの身を案じるマリナ(大)にトーリはメビウスと共にクロノームを倒すよう告げる。「待ってて」そう言ってマリナ(大)はメビウスの援護に向かう。
「怖がらなくていい、これは夢なんだ」「夢?」「君は夢の外に帰らなければいけない。だかららこれを追って走るんだ。そして着いたらみんな忘れるんだ」トーリは紙飛行機をマリナ(小)に差し出す。「大丈夫だ、君は強い人になる。僕は知ってる」
海鳴りの音を感じ取り、クロノームの眼を打ち抜くマリナ(大)。飛んでゆく紙飛行機を追い続けるマリナ(小)。「さようなら・・・マリナ」淡い光に包まれるトーリ。メビウスはメビュームシュートでクロノームを葬り去る。トーリに眼を向けるメビウス。マリナ(大)が駆けつけたその時、トーリは安らかな笑みを浮かべながら消えていった。後にはあの花があるだけ。それを手に取り、思わず涙を流すマリナ(大)。
時空が歪み、元の世界へと戻ったミライとマリナ。彼らの傍にはいなくなった人々が倒れていた。倒れている人々に駆け寄るミライ。マリナは涙をぬぐい、自分のすべきことを成す。
翌日、マリナは弟から荷物を受け取った。「まぁ姉貴は最強だからあんまり心配してなかったけどね」と言う弟に対し「えっ?でもマリナさんに何かあったら僕をしめるって・・・」と言うミライ。慌てて「言ってない」と弁解する弟。マリナは荷物の中から綺麗な箱を取り出す。その中にはあの夜、トーリが結んでくれたハンカチがあった。心配するミライだったがマリナは言った。「私は大丈夫、会えなくても大切な人は傍にいてくれる。子供の頃、あなたがそう教えてくれた・・・トーリ、忘れない」青空にをどこまでも高く紙飛行機が飛んでいった。
太田愛氏が脚本を手がけるだけあって、優しい感じのストーリーに仕上がっている。「会えなくても大切な人は傍にいてくれる」納得の一言。それが分かるまで長い時間がかかる。でもいつか必ず分かる日が来る。そのときまでは泣いてもいい。それは弱いことではない・・・感動の一編であった。どことなくタロウ「ウルトラのクリスマスツリー」を思い出させる。
時間怪獣クロノーム、そしてアンヘル星人トーリ。この2体の造形にはどこか見覚えがある。クロノームはネクサスのぺドレオンに似ている。触手といい、あの動きと言い。一方のアンヘル星人は完全にコスモスのグラルファン。似ているというレベルではない。そっくりなのだ。殆ど手を加えてないように思える。かなり美しいデザインだ。
しかし昔ながらの風景は徐々に失われている。いなくなった人が傍にいてくれるのを理解するのには時間がかかるが、景色が変わるのはあっという間だと思う。人とものの違いということだろうか。