ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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超神ネイガー

2007-01-06 16:53:47 | 日々の生活
メビウス一挙4作更新。まだ5作ぐらい残っているが。さて再び下宿先に戻ってきた。長いようで短かったような2週間の冬休みもまもなく終わりを告げる。まぁあと1ヶ月もすれば春休みが始まるわけだが。その前に期末試験を乗り切らなければ。

さて今日は我が故郷のヒーローについての話。以前もちらっと紹介したのだが、その時は名前をださなかったが、今回は出そう。その名も超神ネイガー。どことなく響鬼を思わせるご当地ヒーローだ。最近ではメタルヒーローっぽいカントウマンや、女性版ネイガー、超神ネイガーマイというキャラクターも登場している。

ここ数ヶ月離れているうちにいつの間にかCMにイベントにと引っ張りだこになっていた。ニュースを見ない日はあっても、ネイガーのCMを見ない日は無いといっても過言ではない。それほど出ているのだ。グッズも売り出されるほどの人気ぶり。正直ここまで人気になるとは思わなかった。

先日たまたま見ていた番組ではNHK協力の下でショーのようなものを行っていた。それなりに設定も凝っているし、敵怪人にも幹部っぽいのもいた。さらに驚いたのは主題歌をあの水木一郎が歌っていたことだ。いいのかご当地ヒーローの歌に彼ほどの大物を起用して。

これ関連のヒーローや怪人の名前は大半が方言に繋がっている(「豪石」は「ごしゃく=怒る」から)。どこの方言か?カントウマンというヒーローの名前から想像していただきたい。ちなみに私は同県出身でありながら方言がイマイチわからない。わかるものもあるが少ない。

次に帰ったときは番組になっていそうで怖い。行く行くは変身セット発売とか、全国展開でも狙っているのか?
あまり肩の力を入れずに、ゆるりと展開してもらいたい。
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虚空の呼び声

2007-01-06 16:51:45 | ウルトラシリーズ
荒廃した大地を練り歩く2体の生命体。その姿はボガールに似ていた。それらの眼前には宇宙船らしき物体が存在していた。そしてその上空に開く謎の穴・・・

地球では地上10万キロの地点に、怪獣頻出期に何度か確認された謎の歪み「ウルトラゾーン」が発生したとの報告を受けていた。そのウルトラゾーンは現代科学をもってしても解析不能だという。そこから漏れてきた音声が再生される。「アランダス」その言葉に反応するミライ。それはかつて火星から地球に向かう途中に遭難した貨物船だった。救助に行くかどうかの判断に迷う一同だったが、ミライはいつになく強気に救助しに行こうとする。彼の言葉にコノミを筆頭に救助の決意を固める。出発直前「辛いものを見るかもしれないぞ」とミライに声をかけるサコミズ。ミライは「わかっています」と答える。

ガンフェニックスとガンブースターの合体機「ガンフェニックストライカー」となり、一路クルーたちは宇宙を目指す。その様子を地上からひとり眺める人物がいた。

「生きているといいけど・・・」「生きています」マリナの言葉にそう答えるミライ。そして一同はウルトラゾーンに突入する。激しい回転に見舞われながらも何とか通り抜ける。そこに浮かんでいたのはかつてウルトラマンや防衛隊に倒された怪獣たちが眠る場所「怪獣墓場」だった。ネロンガ、ロケットを抱いたままのシーボーズ、インセクタスの雄と雌、レッドキング、ゴモラ、スカイドン。その光景に唖然とする一同。そんな中テッペイだけははしゃいでいた。その時ミライは8時の方向にわずかに引力を感じるという。

その方向に向かうと小惑星を発見。信号もつよくなっていった。大地に降り立ったガンフェニックストライカーを見つめる生物。その惑星の大気はほとんど地球と同じ成分だった。サコミズ以外のクルーはガンスピーダーに乗り込み救助に向かう。そしてとうとうアランダスにたどり着いた。内部に入るが、誰かいるようには見えない。アランダスは火星からスペシウムを発掘する際に巻き込まれたのだ。その時、乗組員の1人が自らを犠牲にして、キャビンを切り離し、他の乗組員を救出したのだ。「バン・ヒロト・・・・バン船長の1人息子です」ミライは何故か命をはった人物の名を知っていた。

救援信号は機械が自動的に送信していた物だった。だがミライは遺体が無いことから生きている可能性があるとなおも探し続ける。マリナはその救援要請の声に何かを感じた。その時ミライは時計を拾う。半年前、遭難した時間で止まった時計を。それにはローマ字で「バン・ヒロト」と刻まれていた。テッペイははずみで遭難したときの映像記録を再生する。その頃サコミズはウルトラゾーンの扉が縮小していくのを見た。急遽ミライたちに連絡をいれるが、応答が無い。
命を張ったヒロトとバン船長の最後の会話を目の当たりにしたミライたち。ミライは時計を握り締め泣き崩れる。時計も、アランダスの時間も止まってしまったのだ。隊長に報告を入れようとするリュウだったが反応が無い。その時窓に映ったのは蜘蛛のような腹部だった。それを見て絶叫するマリナ。急いで脱出を試みる一同。ミライは襲ってきた生物がボガールに似ていることに気づく。

キャプチャーキューブを使いボガールのような生命体・レッサーボガールからの逃走を図ろうとするマリナ。だが彼女たちの背後から新たな生命体が。ジョージから借り受けたメテオールショットでそちらを閉じ込めたものの、もう一体が襲い掛かってきた。その危機を救ったのはガンフェニックストライカーを駆るサコミズだった。ウルトラゾーンの扉が封じられようとしていることを告げる。

一分が過ぎてしまい擬似ボガールは解放された。倒れたもう一体を捕食し巨大化したレッサーボガールは右手から光弾を打ち出しミライたちを襲う。マリナとテッペイを先に行かせるミライとリュウ。サコミズの援護もあって二人は何とかたどり着けた。「僕たちの時を止めさせやしません!」そう言ってミライはリュウを先に行かせる。だがレッサーボガールの攻撃を受けてミライは吹き飛んでしまう。

ガンスピーダーに乗り込んだリュウはガンフェニックストライカーを駆り、ミライを救うため、レッサーボガールに立ち向かう。そこへ現れたのはウルトラマンメビウス。颯爽と頭部に蹴りを決める。サコミズに頷くメビウス。それを受けてサコミズはリュウにウルトラゾーンを脱出するように告げる。ここで倒れたらより多くの仲間が犠牲になる。リュウは仕方なしに脱出するためウルトラゾーンの扉へと向かう。

メビウスとレッサーボガールの格闘戦が繰り広げられる。異常発達した右手を駆使し襲い掛かるレッサーボガール。その右手から打ち出される光弾に吹き飛ばされるメビウスだったが、ナイトブレスを召喚しメビウスブレイブに変身。メビュームナイトブレードを用いたアクティブレードアタックでレッサーボガールを粉砕した。

ウルトラゾーンからの離脱に成功したガンフェニックストライカー。だがリュウはミライのことを思い思わず泣き崩れそうに。心配するジョージとコノミ。するとそこへミライの声が聴こえてきた。「ウルトラマンメビウスに助けてもらったんです」そう答えるミライ。安堵する仲間たち。だがミライのガンスピーダーの燃料は切れてしまった。救助を求めるミライだったが「心配させた罰だ」と漂流させられる。嘆くミライだったが、ガンフェニックストライカーは進路を変え、ミライのところへ向かうのだった。

「ミライは何故ミライなのか」その謎を解く鍵となる前後編の前編。アランダスの救援要請の声は確かにミライと同じ声の人物だった。果たしてミライとバンヒロトの関係はいかに?マリナは声が同じだと気づいたのだろうか。

そのマリナだが、今回弱点が判明。いつも気が強いマリナだが、彼女の弱点は蜘蛛。その名を聞いただけで震え上がり、レッサーボガールの腹部が蜘蛛に似ているため、始めてみたときの慌てぶりは激しかった。人間誰しも弱点はあるものだ。ちなみに私の弱点は犬。

今回注目すべき点はもうひとつ。怪獣墓場である。歴代の怪獣が浮かぶこの空間。怪獣博士のテッペイにはたまらない空間だろう(もちろん私にも)。確認できたのは紹介した怪獣たちだけだが、まだまだ良そうだ。もうちょっと鮮明な画像でいいTVだったら確認できるかも?
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総監の伝言

2007-01-06 16:51:06 | ウルトラシリーズ
ディガルーグ戦の勝利インタビューを受けるトリヤマ補佐官。だが、調子に乗ってメテオールのことをうっかり話してしまう。記者たちに追い詰められ、しどろもどろになる補佐官。

案の定後日補佐官は総監室に呼ばれた。嫌がるマルを伴って向かう補佐官。隊員たちもインタビューの様子には呆れていたが、ただ1人、ミライだけは何が大変なのか理解していなかった。総監室でミサキ総監代行から厳重注意を受けた補佐官は「娘に怒られた気分」になってしまう。「総監さえいれば・・・」と嘆くのだった。その頃コノミは総監の人物像について疑問を抱いていた。「名うての戦闘機乗り」「戦友と2人で凶悪な宇宙人のいる星を壊滅させた」「ジープで新入隊員を追い掛け回した」と想像は膨らむばかりで、サコミズは1人さびしくコーヒー豆を買いに行った。

屋上で簡易ゴルフを楽しむ補佐官にマルは怪獣を特殊な音波で操るハーメルンプロジェクトのことを話す。だが、補佐官はご機嫌斜めで乗り気でないようだ。その視察にミサキと自分が行くことになったと聴いて驚く補佐官。が、腹痛を訴え、代わりにマルが行くことに。リュウたちは「仮病に決まってる」と言うが、ミライは本気で心配している。そんなミライの気も知らず、補佐官はゴルフを楽しんでいた。

総監に連絡を入れているミサキの会話を聴き、現地に総監が来ることを知るマル。所変わってGUYS対怪獣研究所。今回はマケット怪獣を実験体として使用するという。マルは「実験後に総監と会うつもりか?」と疑う。その頃テッペイは日本海の振動周波と特集誘導音波の実験日時が一致するという事実に行き当たっていた。

召喚され、音波で操られるウインダム。その動きは主任の動きと完全に一致していた。決めポーズをとるウインダムと主任。その成果に感激するミサキ。だが過去のデータがある怪獣にしか通用しないという欠点もあった。マルはトイレといって抜け出して総監探しに走る。そしていつの間にか地下の変なところに来てしまった。その時、突如震動と共に凶暴怪獣アーストロンが現れた。時を同じくして、日本海でも異変が起こり始めていた。

日本海の怪獣出現の報を受け、補佐官がディレクションルームに現れた。心配しきりのミライをよそに、アーストロン出現の報が伝わる。特殊音波で操ろうにも、放射装置の異変で操作できないという。逃げ出す一同だったが、ミサキはマルを探しに走り出す。何とか地下で発見するも、あちこち崩れていて出口が塞がれていた。2人が閉じ込められているため、メテオールでの攻撃も出来ない。マルはミサキに総監を探していた事実を話す。

マニューバモードに突入できないままアーストロンを食い止めるガンローダー。その頃日本海に潜伏していた宇宙凶険怪獣ケルビムが上陸した。以前飛来した個体が卵を産み落とし、それが特殊音波の影響で孵化したのだった。

出発前ミサキは来月の会議について総監と話していたのだった。勘違いと知ったマル。彼は補佐官を総監に直接合わせたかったのだ。補佐官に対する思いを語るマルの様子に笑顔で頷くミサキ。その時アーストロンの攻撃で震動が発生し、ミサキに鉄骨が落下する。それを受け止めたマルだったが、頭上からまた物体が落下してきて気を失ってしまう。心配するミサキのところへリュウが駆けつける。マルも何とか無事なようだ。

ミライはメビウスに変身し、アーストロンに立ち向かう。両脚で首を挟み、投げ飛ばすメビウス。だが、彼の背後からケルビムが火球を浴びせる。2対1の戦いになるが、ケルビムとアーストロンの関係を見ていてマルは上司と部下の関係のようだと気づく。ケルビムは誘導音波を支配し、アーストロンを操っていたのだ。

マグマ熱線を難なく交わすメビウスだったが、さすがにケルビムとアーストロンの同時攻撃には苦戦を余儀なくされる。誘導音波発生装置を破壊すれば逆転のチャンスが訪れるかもしれない。「メビウスを助けるためです!」「誰が責任を取るんだ!」「私が取ります」コノミと補佐官の会話を継いだのはサコミズだった。ガンブースターを駆り、メビウスの援護に入るサコミズ。

ケルビムの攻撃を巧みに交わし、メビウスの援護も受け、見事発生装置の破壊に成功。と同時にアーストロンも我を取り戻したかのように攻撃をやめ、立ち去ろうとする。そんなアーストロンの尻尾を踏みつけたケルビムだったが、逆に攻撃を受けてしまう。その隙を狙ってメビウスはメビウスブレイブに変身。アーストロンを横一線に切り裂き、続くケルビムをブレードオーバーロード(光線)で粉砕するのだった。

事件後、総監室に呼び出された補佐官。その横で嬉しそうなマル。だが、総監は急用でいなかった。しかしサコミズから総監の伝言を聞くと感激し、空白の席に感謝の念を述べるのだった。嬉しそうに立ち去る2人の様子を眺めるミサキとサコミズ。


上司と部下の関係に重点を置いた今作。どことなくメビウスの影が薄くなりがちだ。それはさておき今回は総監の正体について少しだけ言及された。まずリュウの「名うての戦闘機乗り」という台詞。これなら大概の人物は当てはまりそうだ。続いてジョージの「戦友と2人で凶悪な宇宙人のいる星を壊滅させた」。これは第一に思い当たるのがセブンのダン。「第4惑星の悪夢」で確かに2人で壊滅している。そしてテッペイの「新入隊員をジープで追い掛け回した」。間違いなくダン。ゲンの特訓の際に「丸太に殺気は無い」と追い掛け回したのは有名な話だ。特訓というより、拷問じゃないか?以上からするとモロボシ・ダンなのだが、神戸に住んで牧場経営をしているのだから、違うのだろうか?それともサコミズか?またはタロウの人間体か?

コメディ担当は補佐官だが、ミライも笑わせてくれた。仮病を本気で心配するミライの様子。熱心なのはいいことだが、事情を知っている側としては笑ってしまう。
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孤高のスタンドプレイヤー

2007-01-06 16:50:14 | ウルトラシリーズ
テッペイは新兵器・メテオールショットについて説明していた。その機能の一つ「アメイジングトリプル機能」は複数のターゲットを同時に狙えるものだったが、人間の空間認識能力では使用できないという。だがジョージは使いこなせる自信があるようだ。そんな折、GUYSスペーシーが撃破したはずの宇宙量子怪獣ディガルーグが市街地に降り立った。現場に向かったクルーたちが見たもの。それは全く同じ姿をした3体のディガルーグだった。

暴れまわるディガルーグを見つめるジョージ。センサーに映っているのは一体だけ。各自その個体を狙って撃つが、狙ったのは違う個体だった。リュウとミライのセンサーは別々の個体を映し出していた。ビームはすり抜けて街に命中してしまう。口からの火球で破壊し続けるディガルーグ。残り一体を狙うジョージだが、その個体にすら命中しない。理解に苦しむテッペイ。その時ジョージは3体のディガルーグを見て何かに気づく。メテオールショットで打ち抜こうとするも、寸前で消滅してしまう。

フェニックスネストに帰還した一同。リュウはジョージの勝手な行動に怒っていた。テッペイは作戦立案担当でありながら、混乱してしまった自分の非を詫びるがリュウは「黙ってろ」と怒鳴る。その様子を見て立ち去ろうとするジョージ。リュウは彼がスタンドプレーしかしていなかったと言った上で「何も変わってねぇじゃねぇか」と言い放つ。それに対し「それでも俺はいつでも1人でゴールを決めてきた。お前にそれが出来るかアミーゴ?」といいジョージは去っていった。

部屋でメテオールショットの手入れに励むジョージ。そこへミライが現れメテオールショットを取り上げる。ジョージが言うより早く、ミライは「何でちゃんと話さないんですか!」「どうして何も話してくれないんです」と叫ぶ。その問いにジョージは「お前に俺の見ているものが見えるか?俺に見えるものは他の人間には見えない」とどことなく哀しそうに答える。

マリナはジョージの言っていることが分かる気がするという。人並みはずれた動体視力と空間認識能力を持つ彼は慣れるしかなかった。他人に理解されないことに・・・
その頃ジョージは自分の過去を思い出していた。監督からもチームメイトからも見放された頃を。1人で突っ走って1人でゴールするしかなかった日々を。
一方のテッペイは遅くまでディガルーグの解析を続けていた。そしてようやく「3体同時にたたく」というジョージの言ったことが正しいと分かる。ジョージには何か見えていたのだ。

外でサコミズと会話するリュウは、ジョージやマリナのように特別な能力がないため、他人に理解されないことの孤独とかがわからないという。だがサコミズはそれは特別なことではないという。「自分にとっては当たり前のことが他人には当たり前じゃないこと。自分にとって大切な物が、人にとってぜんぜんつまらないこと。一度もそんなこと無かったか?分からないのが当たり前なんだ。だから一生懸命伝えようとする」サコミズはジョージにとってのGUYSは生まれて始めてのチームになりたがっているのかもしれないというのだった。

そこへディガルーグ出現の報が入る。エネルギー球体の状態で宇宙空間から降下中だという。出撃しようとする一同をテッペイが制止する。ディガルーグは3分の1ずつ本物という確率論的存在なのだ。それを倒す方法はひとつ。アメイジングトリプルで3体同時に攻撃することだった。3体が出現する地点の中央に降り立ったジョージ。メテオールショットを構え、3体のディガルーグを見渡す。

ジョージは精神を3体の角の光に集中した。姿はいくつあっても光はひとつだった。3体同時に光ることは無く、順序に輝いていた。そしてアメイジングトリプルを放ち、見事3体の角を同時に打ち抜く。波動関数が収束され、ディガルーグは1体になった。だがその強さはこれまでの3倍。ガンウインガーの攻撃にもものともせず、ジョージを火球で攻撃する。足を負傷し動けないジョージにディガルーグが迫る。

ミライはメビウスに変身。ディガルーグに立ち向かう。火球を浴びて吹き飛ぶメビウスになお接近攻撃を繰り返すディガルーグ。突進攻撃でメビウスを持ち上げてしまうほどのパワーを見せる。何とか火球攻撃をかわし続けるメビウス。その頃ジョージの下へリュウが走ってきた。火球にも怯まず懸命に仲間の下へ駆け寄るリュウ。彼のその煤けた顔を見て思わず噴出すジョージ。2人は共に走り去っていった。

ディガルーグは角にエネルギーを集中し、光線を打ち出した。間一髪交わしたメビウスはナイトブレスを召喚し、メビウスブレイブに変身。火球を薙ぎ払い、光線を受け止め、エネルギーを押し戻すと同時に回転しながらディガルーグに突撃、スピンブレードアタックでディガルーグを粉砕せしめた。

帰還中、テッペイは最初の戦いで何を見たのかをジョージに訊ねる。その答えに期待する一同だったが、ジョージは「メテオールショットに銃口が三つあるのを思い出した」と答える。その答えに唖然とする一同。ジョージは自分の行動を制止したテッペイの正しさを認める。納得のいかないリュウとマリナ。「帰ったら大変ですよ」とミライ。ジョージは「いいんじゃない、そういうのも。チームっぽくってさ」と明るく返すのだった。

他人に分かってもらえないこと。それは誰にでもありうること。あまりにも長くその状態が続いたジョージにはその孤独感が一層重く感じられたのだろう。そんな彼がようやくみつけた居場所がGUYS。最後に敢えて自分の見たものを言わなかったのはテッペイを思いやってのことだろう。チームメイトのことを思いやる気持ちも大切だ。

一方久々新怪獣のディガルーグ。3分の1ずつ本物という確率論的存在という理系分野の怪獣。対処方法は3体同時にたたくことだそうだが、戦闘機が3機あるんだからそれで実践すればいいのではという疑問を持ったら負けな気がする。丸々していて愛嬌もあるといえばある。転んだら起き上がれなさそうだな。

で何でリュウは髪を切った?そして何故誰も触れない?
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ウルトラマンの重圧

2007-01-06 16:49:26 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンヒカリが地球を去った後、宇宙ステーションV04からの通信が途絶えた。その最後の映像記録を見たテッペイは驚きの声を上げる。そこに映っていた怪獣はかつて帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンタロウを苦しめた宇宙大怪獣ベムスターだった。「ウルトラマンも1人では勝てなかった」その言葉を聴いたミライ=メビウスはこの星にいるウルトラマンが自分ひとりであることを自覚し、ベムスター襲来時に備えて気を引き締めるのだった。

そんな折、予測どおりオオシマ彗星のB群が襲来してきた。数はひとつ。早速撃墜に向かうリュウとジョージだったが、宇宙空間で彼らの横をメビウスが通り過ぎていった。メビュームシュートでオオシマ彗星は爆破された。だが、どこか腑に落ちない表情のクルーたち。笑顔で帰還したミライだったが、リュウはメビウスにコケにされたと怒りを露にしていた。「メビウスだって所詮宇宙人だ、俺たちの人間の気持ちなんて理解しちゃいない・・・あんなやつ仲間じゃねぇ」その言葉に深く傷つくミライ。訂正を求めるが、リュウは耳を貸そうとはしない。

気落ちしているミライを励まし、株を上げようとする補佐官だったが、彼より早くサコミズが声をかける。「信頼というのは築くのは難しいが、崩れてしまうのは怖いぐらい簡単なんだ」サコミズはそう言ってミライとコノミにある用事を頼むのだった。その夜、ミライは夢の中でベムスターと戦っていた。しかし力及ばず敗北寸前で目が覚めるミライ。

翌日2人はコノミの保育園を訪れていた。どこか笑顔がぎこちないミライに対し、コノミが話しかけると子供たちは一斉に彼女に駆け寄って行った。お遊戯の時間になって上手く出来ない子供を見つけたミライはやり方を教えようとするも、コノミは「出来なくてもいいんだよ」と話す。子供たちが眠った後ミライはその言葉の真意を聞く。プレッシャーに取り付かれて、かえって出来なくなると話すコノミはメビウスは物凄い重圧を感じていると思うと言う。そして2人は初めて出会ったとき、皆で協力して助けたウサギの所へ。それを見てミライは「メビウスは1人ではなかった。CREWGUYSの皆がいるんです」と気づくのだった。

その時、レーダー網の回復とともにベムスターが襲来した。オオシマ彗星のダストテイルを狙って来たのだ。リュウたちは強力な接着剤でベムスターの腹部を塞ぐ作戦に出る。起爆スイッチをテッペイに任せ、GUYSは出動した。そして遂にベムスターは地上に降り立った。コノミにこの場を任せ「仲間たちと戦う」と言い走り去るミライ。作戦を決行しようとするもマリナの乗るガンローダーがベムスターに捕われてしまう。恐怖のあまり仲間の声も届かずなす術の無いマリナ。腹部の口から吸収されようとしたその時、メビウスが現れ、寸前でガンローダーを救い出した。

戦いに入るメビウスだったが、ベムスターのパワーに押されてしまう。メビュームシュートを放つも、それすら吸収してしまうベムスター。さらにメビウスの拳をも吸収しようとする。何とかマリナのおかげで難を逃れるメビウス。そしてフォーメーションヤマトのように、マリナ機が囮になって衝突直前で急上昇、リュウ機がすかさず接着弾を放ち、爆破させるテッペイ。封じたかと思われた次の瞬間、腹部は元通りになってしまった。なす術なしかと思われたその時、メビウスはヒカリから授かった武器・ナイトブレスを思い出し、メビウスブレスと重ねるように召喚。するとメビウスの体に金色のラインが入り、メビウスはメビウスブレイブへと変わった。光の剣・メビュームナイトブレードを構え、メビウスブレイブは長距離からの剣技ブレードオーバーロードでベムスターを寸断。その軌跡は縦に∞を描いた。大爆発を起こすベムスター。

戦いの後、一同は今日の戦いを思い起こしていた。「メビウスは進化してるってのに俺たちは・・・」と落ち込むリュウだったが、「今日の戦いは皆さんがいなければ勝てませんでした」とミライが元気付ける。再びリュウに仲間と認められたメビウスと彼らの戦いはまだまだ続く。


メビウス新フォーム「メビウスブレイブ」初登場。M78星雲出身のウルトラマンがモードチェンジするのはこれが初めてとなる。前作「ウルトラマンマックス」では単なるパワーアップに過ぎなかったが、今回は体に金色のラインが入るという変化を見せた。個人的にあまりモードチェンジはして欲しくない。だが、あの剣技はかっこよかった。

また帰マン、タロウを苦しめたベムスターが登場。「MATに2度、ZATに1度」というのが細かい。帰マンでは同じ18話で登場し、後に再生ベムスターとしてナックル星人に復活させられ、帰マンのデータ採集に役立った。タロウでは再生ヤプールが仕向けた軍団の中で唯一怪獣部門で参加。このとき、ウルトラブレスレットと同程度の切断力(!)を誇るノコギリを喰らったが、効果はなかった。いずれにしろ、ウルトラマンを苦しめたのは確か。だが今回はちょっと可愛くなっている。

ところで今回メビウスは地球にウルトラマンが自分1人(実際は神戸に4兄弟がいるが)ということでプレッシャーを感じた。「最初の頃はそうだったじゃないか」という突っ込みは禁物。それはさておき、ということはゾフィー兄さんは地球にいないのか?時々やってくるだけなのか?まさかメビウスにも自分が地球にいることを知らせていないのか?謎は深まるばかりである。
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悪魔が来りて笛を吹く

2007-01-06 01:11:31 | テレビ・映画・ドラマ
稲垣金田一シリーズの最新作。この前たまたま「八墓村」が再放送されていたので見たのだが、中々面白く、これも見る事にした。開始3分ぐらいはボウリングに出かけていたためまだ見ていない。ちなみにおとといもプレイしていたため、右腕が痛く、スコアは92と108。痛くなくてもこんなもんだが。

それはさておき本題に。原作を読んでいないため、俳優と人物が合っているかどうかを判断することは出来ない。が、美禰子を演じる国仲涼子と満島ひかりさんを見間違えたのは私だけだろうか。おっと話がまたずれてしまった。原作でどうなのかは知らないが、全体的に金田一、署長、美禰子、東太郎、椿子爵以外のキャラクターの印象が薄い。印象に残ったのは犯人が殺害するシーン。あのなんとも言えない絶望、もしくは失望めいた表情はかなり印象深かった。

またトリックで魅せると言うよりその複雑な人物関係に魅せられた。終盤の複雑な関係の紹介の時はかなり悩ませてくれた。どんな家なんだ一体。まぁ分かりやすかったら面白くないが。八墓村の方が面白かったかもしれない。

しかし今回観ている途中で最大のアクシデントが発生。それは犯人をばらされたこと。厳密に言えば犯人の特徴をばらされたのだが、それでも私をがっかりさせるのには十分だ。推理小説の犯人をばらされることほど腹が立つことも無いのではないか。次は一人で観よう。

ともあれそろそろ普通の番組が始まり始める。新ドラマのレビューに備えなければ。それでは良い夜を。

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