「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」を見ました。
映画第27作目、リニューアル後第2作目となる本作は映画第5作目「のび太の魔界大冒険」のリメイクとなっています。後に第2作目の「宇宙開拓史」もリメイクされるのですが、何でこっちのが先だったんですかね?
大まかな流れや途中に挟まる「おしまい」はそのままに、最も大きな変更点としては美夜子の母の存在が挙げられます。
一応この映画も当時テレビ放送された時に「満月牧師って次長課長の河本さんかー、違和感ないなー」とか思いながら見ていた記憶はありますし、主題歌も聞き覚えはあるのですが、美夜子の母に関しては綺麗さっぱり忘れていました(汗。もしかして途中で見るのやめてた・・・?
ともあれ、この映画では旧作では語られなかった美夜子の母について、衝撃的な設定が追加されています。美夜子の母は幼い美夜子を救うために命と引き換えに悪魔と契約。それにより美夜子は救われたものの、母に髪をとかしてもらうのが好きだった美夜子は以来髪を短くしていた模様。加えて魔界星を呼び寄せる引き金になってしまったようで。
そんな母親がその後どうなったかといえば・・・いやー、まさか旧作のトラウマ「メジューサ」をああいった風にアレンジしてくるとは思いませんでした。随分と綺麗なデザインになっていたので石にされるシーンも旧作ほどのトラウマではなくなりましたが、ドラえもんたちを追いかける以外にも様々な役割を与えられるなどの大活躍を見せてくれました。
そして何といっても終盤。例え悪魔に魂を捕らえられても、娘への愛情は忘れていない。そもそもが娘への愛情が強すぎるあまりに起こしてしまった行動だったわけですから、一概に責めることも出来ませんしね・・・グッとくるシーンでした。
全てが終わった後、母のペンダントから放たれた光が月の魔力を復活させてくれました。あれは「いつまでも空から見守っている」という無言のメッセージだったのかなと。
ED後、しずかちゃんに「髪を長くしてみようかな」と話す美夜子さんがこれまた良かったですね。これまでどこか寂しげな顔を見せることが多かった美夜子さんが、母と一緒だった頃のように、子供のように無邪気に笑うことが出来るようになった。今回の冒険の成果はあの笑顔が物語っていると思います。
そういえば幼い美夜子の声を演じたのは「仮面ライダー電王」でコハナを、「コードギアス 反逆のルルーシュR2」では天子を演じられた松元環季さんでした。後者の「しんくー!」がやけに印象深かった記憶。
・・・で、一件落着して、感想を書くために部分部分を見直していてふと思ったんですけど、冒頭で地球に接近してくる謎の天体。あれの正体って「元の世界における魔界星」ってことで良いんですかね。EDで天体が消滅したっぽいので、「もしもボックス」で作り出した「魔法世界における魔界星」が破壊されたため、元の世界における魔界星も破壊されたってことなのかなーと。のび太たちは図らずも2つの世界を救っていたとは。
また、旧作の「満月博士」を、リメイク版では元の世界での呼び名として使い、魔法世界では「満月牧師」に変わっていました。ここら辺も上手いこと変えてきましたね。「博士」でも問題ないとは思いますが、科学的な感じがする「博士」よりは、幾分魔法感の強い「牧師」の方が適切でしょう。
・・・そして未だに増え続けているらしい栗まんじゅう(バイバイン使用済み)の映像もチラッと登場していました。そりゃ宇宙に栗まんじゅうが、しかも加速度的に増えていたら観測するよなぁ・・・と(笑。
ドラえもんたちの活躍に関しては、森を抜ける過程が無くなったため「道路光線」が使われなくなったり、「石ころぼうし」ではなく「モーテン星(効き目長持ち安心バージョン)」が使われるなどといった変更点が。また「月の光」といえば代表的な「月光灯」を使ってくれたのは嬉しかったですね。
また、劇場版では第1作目から通しておそらく初めてセワシくんが登場します。同時上映の方では出番がありましたが、こうして長編に出てくるのは何だか新鮮ですね。ドラミちゃんだけでなく、彼も事件解決に一役買っています。
あと、今更ですけどセワシくんの由来って、「のんびり」の反対で「忙しない」から来てたりします・・・?(汗。
ドラえもんが猫になった美夜子さんの姿を気に入っていて、人間に戻るたびにがっかりしていたのが印象的だったところで、次回は「緑の巨人伝」。40分ほど見てたんですけど、とりあえずキー坊がキーキーうるさいと感じてしまっている時点でもう・・・(汗。
そういえば次回からOPが「ハグしちゃお」から「夢をかなえてドラえもん」になります。前者も雰囲気は好きなんですけど、ドラえもんの歌かと言われると「うん・・・?」と感じてしまいます(汗。
映画第27作目、リニューアル後第2作目となる本作は映画第5作目「のび太の魔界大冒険」のリメイクとなっています。後に第2作目の「宇宙開拓史」もリメイクされるのですが、何でこっちのが先だったんですかね?
大まかな流れや途中に挟まる「おしまい」はそのままに、最も大きな変更点としては美夜子の母の存在が挙げられます。
一応この映画も当時テレビ放送された時に「満月牧師って次長課長の河本さんかー、違和感ないなー」とか思いながら見ていた記憶はありますし、主題歌も聞き覚えはあるのですが、美夜子の母に関しては綺麗さっぱり忘れていました(汗。もしかして途中で見るのやめてた・・・?
ともあれ、この映画では旧作では語られなかった美夜子の母について、衝撃的な設定が追加されています。美夜子の母は幼い美夜子を救うために命と引き換えに悪魔と契約。それにより美夜子は救われたものの、母に髪をとかしてもらうのが好きだった美夜子は以来髪を短くしていた模様。加えて魔界星を呼び寄せる引き金になってしまったようで。
そんな母親がその後どうなったかといえば・・・いやー、まさか旧作のトラウマ「メジューサ」をああいった風にアレンジしてくるとは思いませんでした。随分と綺麗なデザインになっていたので石にされるシーンも旧作ほどのトラウマではなくなりましたが、ドラえもんたちを追いかける以外にも様々な役割を与えられるなどの大活躍を見せてくれました。
そして何といっても終盤。例え悪魔に魂を捕らえられても、娘への愛情は忘れていない。そもそもが娘への愛情が強すぎるあまりに起こしてしまった行動だったわけですから、一概に責めることも出来ませんしね・・・グッとくるシーンでした。
全てが終わった後、母のペンダントから放たれた光が月の魔力を復活させてくれました。あれは「いつまでも空から見守っている」という無言のメッセージだったのかなと。
ED後、しずかちゃんに「髪を長くしてみようかな」と話す美夜子さんがこれまた良かったですね。これまでどこか寂しげな顔を見せることが多かった美夜子さんが、母と一緒だった頃のように、子供のように無邪気に笑うことが出来るようになった。今回の冒険の成果はあの笑顔が物語っていると思います。
そういえば幼い美夜子の声を演じたのは「仮面ライダー電王」でコハナを、「コードギアス 反逆のルルーシュR2」では天子を演じられた松元環季さんでした。後者の「しんくー!」がやけに印象深かった記憶。
・・・で、一件落着して、感想を書くために部分部分を見直していてふと思ったんですけど、冒頭で地球に接近してくる謎の天体。あれの正体って「元の世界における魔界星」ってことで良いんですかね。EDで天体が消滅したっぽいので、「もしもボックス」で作り出した「魔法世界における魔界星」が破壊されたため、元の世界における魔界星も破壊されたってことなのかなーと。のび太たちは図らずも2つの世界を救っていたとは。
また、旧作の「満月博士」を、リメイク版では元の世界での呼び名として使い、魔法世界では「満月牧師」に変わっていました。ここら辺も上手いこと変えてきましたね。「博士」でも問題ないとは思いますが、科学的な感じがする「博士」よりは、幾分魔法感の強い「牧師」の方が適切でしょう。
・・・そして未だに増え続けているらしい栗まんじゅう(バイバイン使用済み)の映像もチラッと登場していました。そりゃ宇宙に栗まんじゅうが、しかも加速度的に増えていたら観測するよなぁ・・・と(笑。
ドラえもんたちの活躍に関しては、森を抜ける過程が無くなったため「道路光線」が使われなくなったり、「石ころぼうし」ではなく「モーテン星(効き目長持ち安心バージョン)」が使われるなどといった変更点が。また「月の光」といえば代表的な「月光灯」を使ってくれたのは嬉しかったですね。
また、劇場版では第1作目から通しておそらく初めてセワシくんが登場します。同時上映の方では出番がありましたが、こうして長編に出てくるのは何だか新鮮ですね。ドラミちゃんだけでなく、彼も事件解決に一役買っています。
あと、今更ですけどセワシくんの由来って、「のんびり」の反対で「忙しない」から来てたりします・・・?(汗。
ドラえもんが猫になった美夜子さんの姿を気に入っていて、人間に戻るたびにがっかりしていたのが印象的だったところで、次回は「緑の巨人伝」。40分ほど見てたんですけど、とりあえずキー坊がキーキーうるさいと感じてしまっている時点でもう・・・(汗。
そういえば次回からOPが「ハグしちゃお」から「夢をかなえてドラえもん」になります。前者も雰囲気は好きなんですけど、ドラえもんの歌かと言われると「うん・・・?」と感じてしまいます(汗。