ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第10話「まだ終わってない」

2018-04-15 10:25:01 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第10話「まだ終わってない」

 ルパンコレクションを回収する前にブレッツが倒されてしまった。その事実を知った傷心の魁利は町に飛び出し、そこへ偶然圭一郎が通りかかる。魁利は努めて冷静であろうとするが、圭一郎が兄たちの敵である氷野郎ことザミーゴを見つけたと知り、表情を変える。
 魁利がザミーゴの居場所を探る一方で、初美花と透真はブレッツを倒した場所に赴いていた。そこで初美花の言葉がきっかけで、透真は昨日はゴーシュが現われなかったことを思い出し、まだ終わっていないのではと思い始める。

 初美花は咲也にもそれとなくブレッツが巨大化していないことを確認し、つかさもまたそのことを疑問に思っていたため、圭一郎たちも再び捜査を開始。果たしてブレッツは見つかるが、そこはザミーゴのアジト近辺でもあった。
 偶然鉢合わせた魁利と透真&初美花。魁利は自分がザミーゴを倒せば全てを取り戻せるかもしれないと、ザミーゴを1人で引き受ける。互いに希望を繋いでいたルパンレンジャーの3人は改めて願いを確認し、それぞれの戦いに赴く。

 コレクションの力で脱皮して偽物を作り出すブレッツを前に、透真はブレッツを縛り上げて分裂を阻止。圭一郎たちがトドメを指す前に何とか初美花はブレッツのコレクション回収に成功するのだった。
 一方魁利は一発でも喰らえば氷づけになってしまうザミーゴの能力に苦戦。シザー&ブレードビークルの力で一矢報いることは出来たが、ザミーゴは去っていってしまった。
 残るは巨大化したブレッツのみ。シザー&ブレードビークルと合体したルパンカイザーナイトの力で群がるブレッツたちを次々に切り伏せ、最後は本体に戻ろうとする偽物共々ブレッツを撃破するのだった。

 ザミーゴは魁利たちにとって、コグレに頼らず兄貴たちを取り戻すための切り札。コグレに言うわけにはいかない。コグレが去った後、珍しく開店直後に圭一郎がやってきた。どうやら魁利の様子が心配で来た模様。
 「今回はプラマイゼロで」と呟いた魁利は、圭一郎を常連だからと「圭ちゃん」と呼ぶようになるのでした・・・


感想
 冒頭、ルパンコレクションを破壊した(と思われていた)圭一郎と魁利の会話シーンはいつ魁利が怒りを爆発させるのかとヒヤヒヤしながら見ていました。ですが魁利もイライラを隠し切れなかったものの、努めて冷静さを保とうとしていました。あそこで突っかかったら、それこそ正体がばれてしまいますしね。圭一郎たちに悪気があったわけではないというのは分かっているから、余計に難しいところです。

 最早これまで・・・かと思われましたが「ブレッツを倒してもゴーシュが現われなかった」ことがヒントになって、「ブレッツは倒されていない=ルパンコレクションもまだ無事」という発想に至るのは面白かったですね。巨大戦はゴーラムで行われていたのでゴーシュがいないことにもあまり違和感が無かったですし、ゴーシュにとっても巨大化させるまでもない存在だったのかなーと思ってました。

 そして因縁の相手・ザミーゴも本格的に登場。「一年前何したか覚えてる?」という魁利の問いかけに「う~ん・・・呼吸?」と返すあたり、とんでもなくヤベーイ奴だというのが伝わってきました。「人を消すなんて簡単なもんさ」とコレクションの力抜きで氷づけにしていたことも判明。両足の金庫をホルスターのように扱い、そこで拳銃を次々に生成していることから、弾切れの心配もないと・・・
 おまけにシザー&ブレードビークルでダメージは与えられましたが、体が氷で出来ているためか即座に再生できるようで・・・再生する暇も与えないくらいの熱量をぶつけないと倒せなさそうですが、果たして。

 そんな敵を前に、回避に専念せざるを得なかった魁利。カッコいいマントも、今回の戦いではピンチを招くきっかけともなってしまいました。即座に凍りついた部分を撃ち飛ばす様はかっこよかったです。シザー&ブレードビークルの力は、1人の武器としてはなかなかに大柄な武器でしたが、これまたカッコいいのでいずれまた訪れるであろうザミーゴ戦でも活躍してくれることを期待です。

 それぞれがそれぞれの出来ることをして、希望を繋ぐ。離れていても願いは1つ。離れた場所での名乗り口上もかっこよくて、ルパンレンジャーをますます応援したくなる回でしたね。
 一方で圭一郎たちにも見せ場はあり、圭一郎は苛立っていた魁利を心配し、わざわざ開店直後に訪れるという優しい一面を見せていたのが良かったです。熱く優しいお兄ちゃんって感じですね。

 次回はパトレンジャーが映画撮影に挑戦。
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仮面ライダービルド 第31話「ほとばしるマグマ!」

2018-04-15 09:50:25 | 仮面ライダービルド
仮面ライダービルド 第31話「ほとばしるマグマ!」
 

 枠から見るローグの変身はとてもカッコよかったのですが、あれを見ていて昨年の鷺沢文香のSRを思い出したのは私だけですかね(笑。

 さて今回は龍我の生い立ちが明らかに。てっきりパンドラボックスの中に入っているものだと思ってましたが、それ以前の火星の無人探査機に由来するようで。無人探査機に取り付いていた火星の生命体が龍我の母に乗り移り、龍我が産まれたと・・・しかもそれを研究していたのが巧=戦兎の父、葛城忍。戦兎と龍我は随分と昔から縁のある2人だったようで。
 そんな龍我のハザードレベルを上げることがブラッドスタークの目的。感情が高ぶった時にハザードレベルが上がるとのことで、香澄のみならず今回の戦兎も龍我のハザードレベルを上げるために、敢えて殺そうとしていたんでしょうね。戦兎は戦兎でブラッドスタークにとっては大事なコマでしょうから、殺すつもりは無かったと思います。

 それでも龍我を刺激するには十分すぎる要素。高ぶった感情とパンドラボックスの力がきっかけで、赤いクローズ、クローズマグマに変身!いやー、カッコいいですね。ほとばしる熱くたぎる叫び声、クローンスマッシュとブラッドスタークを圧倒する姿といい、どれをとってもかっこよすぎます。早く変身アイテム欲しいなー・・・

 そんなわけで危機を脱することが出来たものの、これもまたブラッドスタークの計略のうち。「器」とは龍我のことなんでしょうけども、惣一ではなく龍我でなければならない理由は何なんでしょうね・・・現状でもパンドラボックスは操れていますし、単純に力が目的とも考えづらいし・・・

そんな中、ブラッドスタークたちを裏切るかのように戦兎たちに情報を提供した幻徳。わざとトドメを刺させていましたが、後の行動から見るに不本意だった模様。彼自身にもっと力があれば戦兎たちに頼らずともパンドラボックスを奪還し国をまとめあげることが出来たでしょうから、自分の不甲斐なさを嘆いていたのでしょうか。
あくまでも支配ではなく、抑止力を持ったうえでの国の統治。それを成すためならば形振りかまっていられないけど、やはり心苦しいところもある…といったところですかね。

 そんなこんなで「究極のドライバー」の存在が示唆されたことでまた次回。玩具はまだ出るよ!(汗。
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HUGっと!プリキュア 第11話「私がなりたいプリキュア!響け!メロディーソード!」

2018-04-15 09:07:11 | HUGっと!プリキュア
HUGっと!プリキュア 第11話「私がなりたいプリキュア!響け!メロディーソード!」

 サブタイトルでの「私がなりたいプリキュア!」の気合の入りっぷりが素晴らしい。

 さて今回ははなの再起と新たな力の誕生が描かれました。さあやみたいに勉強が出来るわけでも、ほまれみたいに運動が出来るわけでもない。自分には何も無いという悩みを吐露するはなを救ったのは、母親であるすみれ、そしてさあやとほまれでした。生まれてきてくれた時に両親を笑顔にしたはなが「何も持っていない」わけがなく。
 さあやは相変わらずのド直球。さあやがはなに憧れを感じていることを次々に並べ、ほまれは男前に黙ってはなを受け止める仕草をしてみせました。良い子たちだなぁ・・・本当に。

 思いのほか早く立ち直ったはな。この後どうなっていくのかと思っていたら、チャラリートがまさかのオシマイダー化。EDの後のイラストを見ると、浄化されて消えてしまったのでしょうか?何となく、もう一度出番があっても良さそうな雰囲気でしたが・・・
 オシマイダーとなったチャラリートを前に、プリキュアとして諦めず、皆の笑顔と元気のために戦い続けるはな。そんなはなの想いに呼応したのか、ミライクリスタルばかりではなくハリーいわく「プリキュアの剣」なるものまで現われました。刀身に光が宿っていたものの、ああいったまんま「剣」のデザインは珍しく感じました。

 それを振るうキュアエールの姿はとても勇ましいものでしたが、その剣を振るうのを途中で止めたのには驚かされました。これまでのオシマイダーはいわばトゲパワワの結晶体のようなものなんでしょうけども、今回のオシマイダーはチャラリートが変化させられたもの。それを斬ることは「はなが憧れたプリキュア」ではない。必要なのは剣ではなく彼の心を癒すもの。
 故に剣から「メロディーソード」へと形を変えたわけですが、「エールタクト」を抜刀するかのように構えるシーンはカッコよすぎました。

 これまで「3人揃ったのに「HUGっと!プリキュア」と名乗らないんだなー」と思ってましたが、まさか必殺技の後に名乗るとは思ってもいませんでした。トリニティコンサート時の音楽も素晴らしいものでしたし、キュアアンジュもめっちゃ綺麗で言うこと無しの技でしたね。


 何も出来ない。何も持っていない。そんな気持ちを抱きしめたはな。何も持っていないと感じてしまったはなだからこそ、誰よりもその気持ちを理解し、背中を押すことが出来るのでしょう。
前を向いて頑張ることで未来が見えてくる。自分に何も無いと思っていても、自分でも気づかない自分の良さを知ってくれている人たちがきっといる。他の人たちとは違う。でも違うからこそ、異なる音楽を奏でることが出来、それらが重なることで素晴らしい演奏となる…素晴らしい話でした。
 
 次回はパジャマパーティー!「やっぱり良いよね、ホラー映画」OPの描写からしてわかってはいましたが、やはり・・・
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