ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第12話「魔法の腕輪」

2018-04-29 10:22:40 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第12話「魔法の腕輪」

 目にも留まらぬスピードで走れるルパンコレクションを持つジェンコ・コパミーノ。魁利と透真がジェンコをおだてている間に初美花がコレクション奪取に成功するが、パトレンジャーも駆けつけた戦いの最中、コレクションは陸上の大会を控えた少年・勇気の手に渡ってしまう。

 透真は勇気が車椅子の少女・晴香がもっと元気になるよう、彼女を笑顔にしたいと大会で1位を取ろうとしていることを知る。その後透真は勇気に接触するが、勇気はコレクションをどこかに隠した後であり、会話の中で、氷漬けにされた透真の彼女・彩が好きな絵本の話を出されて、思考がそちらに向いてしまう。
 「夢物語で癒されて、また現実に立ち向かおうって、背中を押してくれたりもするんだから」透真は彩の言葉を思い出し、コレクションの奪還を任せて欲しいと告げ、勇気に「明日、大会の前に必ずお宝をいただきます」と予告状を出す。

 翌日、コレクションを取り戻すべくジェンコが勇気を襲ってきた。勇気がコレクションの隠し場所に逃げ込むと、そこには既に透真たちの姿が。透真は勇気にコレクションを託し「自分を信じないヤツの願いは叶えてくれないんだ」と、「俺は速い」と強く念じて走るよう告げる。勇気が久々に速く走ることが出来た一方、ルパンレンジャーとパトレンジャーははコレクションを持たないジェンコを瞬く間に撃破するのだった。

 透真たちが勇気の大会試合に駆けつけると、ちょうど勇気が走る直前だった。
 途中で諦めてしまいそうになる勇気だったが、透真に背中を押されたことを思い出し、「俺は速い!」と信じたことで自己新記録を出し、晴香も笑顔に出来た。そんな彼女の喜ぶ顔を見て恥ずかしくなった勇気は自らコレクションを返そうとするも、それは透真が予告どおり大会前にすり替えた偽物。
 「ダメならダメでしょうがないと思ったが・・・良かったな、実力が出せて。たまには夢物語も・・・いいかもしれない」と呟いて去っていく透真。晴香から去り行く彼のことを尋ねられた勇気は「背中を押してくれた人」と答えるのでした・・・



感想
 敵の攻撃の威力を数値化し、理論上は耐えられるとスーツの強度を元に話をするつかさ。こういった変身後の姿のデータに関する話って珍しいと思います。

 さて今回の主役は透真。陸上の大会を目前に控え、彼女の笑顔のためにも1位を取りたいとは考えていたものの、どうにも不調気味だった少年・勇気との交流が描かれていました。快盗としての仕事もきっちり果たしつつ、彼女と同じ絵本が好きだった勇気の背中を押す様はとてもカッコよかったですね。

 てっきりコレクションは本物で、本物であっても人間がそう簡単に使える代物ではないから、競技中に効力を発揮しなかったのだと思ってましたが、予告どおり「大会前」に盗み出していたとは・・・さすが快盗。
 どのみち既に目的は果たした後だったので、勇気の試合結果については見る必要はありません。しかし、それをしっかりと見届けて、彼の頑張りを賞賛する透真の優しい声と仕草が素敵でした。彼らは快盗ではありますが、悪人ではないのだと改めて感じられるお話でした。

 また、勇気が自分からコレクションを返そうとしたのも大きなポイントだったと思います。偽りの力で彼女を笑顔にするのではなく、実力で彼女を笑顔にしたいと思えたのは1つの成長でしょう。
 加えて締めの「背中を押してくれた人」の一言が最高でした。いやー、本当に良い作品ですね。


 次回は定番といえば定番の繋がれた2人の話。シンケンジャーの話が印象的でしたが、さて今回はどんな連携プレーを見せてくれるのか・・・
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仮面ライダービルド 第33話「最終兵器エボル」

2018-04-29 09:37:43 | 仮面ライダービルド
仮面ライダービルド 第33話「最終兵器エボル」


 このタイミングでマグネットフルボトルを出すのはずるいと思います。欲しいけど、さすがに子供服はねー・・・

 さて今回は幻徳大活躍!パンドラボックスの光を浴びてからの幻徳は好戦的になっていましたが、ローグに変身できるようになってからは、パンドラボックスの影響が抑えられ、好戦的な性格ではなくなっていたようで。大分雰囲気が変わったように見えていましたが、あれは単に地獄を見たからではなく、パンドラボックスの光の影響が無くなったこともあったと。一海の仲間たちを救ったのも、誰もが笑顔でいられる世界のためだったのでしょう。

 自ら汚れ役を背負い、父を首相にすることで国を纏めようとしていた幻徳。戦兎の協力により消滅スイッチの脅威にも怯えることが無くなり、取引現場に駆けつけて戦う幻徳=仮面ライダーローグはこれまでにないほど頼もしかったですね。特にフェニックスフルボトルを使い、不死鳥となってブラッドスタークを追いかける様はチョーイイネ!
 ブラッドスタークを変身解除に追い込む大活躍も見せてくれました・・・が、ひょっとするとあれも美空をおびき寄せるための罠だった可能性がありますね・・・

 実はずっと戦兎たちの近くにあったエボルドライバー。惣一に憑依していたエボルトは、そのドライバーを手に入れるチャンスを逃し続けていたと・・・
 ともあれ、エボルドライバーにより変身したエボルト=仮面ライダーエボルの力は圧倒的。必殺技時には「エボルテックフィニッシュ!」「チャオ!」というブラッドスタークらしい言葉もありました。これでまだフェーズ1だというから恐ろしい・・・かと思いきや、次回は龍我を取り込んで?のフェーズ2へと進化。ヤベーイ・・・

 そして今回泰山が息子をかばって命を落とすことに。幻徳が前のような性格に戻ったことや、国全体ではなくそこに暮らす1人1人に目を向けられていることを知って、後を託せると悟ったのでしょう。厳しくも優しい親の言葉を受け、幻徳はこれからどうなっていくのか・・・

 次回、龍我最後の変身!?クローズマグマになってからまだ1ヶ月も経ってないですよ!?
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HUGっと!プリキュア 第13話「転校生はフレッシュ&ミステリアス!」

2018-04-29 09:04:20 | HUGっと!プリキュア
HUGっと!プリキュア 第13話「転校生はフレッシュ&ミステリアス!」

 ルールーと会ったことを思い出せないのは、当然といえば当然なのですが、それでも「どこかで会ったっけ?」と出会いそのものに疑問を抱くのではなく、思い出せないのは自分の悪いところだと感じるはなが立派だと感じました。
 
 さて転校初日から勉強、スポーツ、恋愛全てにおいて隙の無さを発揮するルールー。「効率が悪いから敬称はいらない」とするのも何ともらしいというか。
 ハリーとはぐたんの二人羽織について「食べるのに未成熟な赤子の手を借りるのは非効率」という至極当然な意見を出したかと思いきや、手巻き寿司も「食べる側に調理をさせるのは非効率」、歓迎会については「挨拶は初日に済ませた」と、とことん効率重視。あの場で怒らずに企画した自分が悪いと言えるはなは良い子です・・・

 そんなルールーの心に影響を与えたのは、はなの「家族になろう」「好きだから」という言葉でした。ホームステイ先のホストとして、ゲストであるルールーに特別なことをしなければならない・・・そうではなく、家族として当たり前のことを何でも一緒にしていくことこそが、壁を作らず、ルールーとより親密になるために必要なことだと。
 一つ屋根の下に暮らしていく家族が、互いに気を遣っていてはいつまで経ってもゲストとホストのまま。家族になりたいのであれば、もっと互いを良く知りたいのであれば、当たり前のことを当たり前のように一緒にしていくことが大切・・・当たり前のようでいて、忘れがちなことですね。
 歓迎会には賛成しても、遊園地に遊びに行ったりするような頑張り方は違うのではないかとちゃんと言ってくれるパパも良かったです。

 ルールーの目に一瞬宿った光。パップルは彼女を心の無い機械人形だと言っていましたが、感情豊かなはなや、はぐたんのような赤ちゃんと触れ合う中で、きっとルールーの感情も目覚めていくはず。
 
 にしても、ルールーは私服、制服、寝巻きといずれをとってもとても可愛らしいですね!特に寝るときに上着を羽織る姿が可愛らしかったです。来週はさあやの保母さん姿が登場するので、そちらも楽しみです。

 そういえばパップルが会っていた男性は、はなが時折出会う本を持った男性でしょうか。どういう関係性なんでしょうね・・・


 オシマイダーの変形に「変形したー!」と目を輝かせるハリーも男の子なんだなぁと感じたところで、次回は保母さん体験。
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第16話「さくらと苺鈴のおともだち」

2018-04-29 08:19:39 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第16話「さくらと苺鈴のおともだち」

 
 遂に、この時が遂に・・・!

 さて今回は前回の続きから。まずは「地」に似ている、大地を揺り動かす強大な力を持ったカード「揺動」。こちらは「飛翔」の頑張りで固着できましたが、「頑張ってくれてありがとう」というさくらの言葉にめっちゃ喜んではしゃぐ「飛翔」は何とも可愛らしかったですね。
 帰り道では「格闘」と「双」の性質を併せ持ったかのような「争闘」のカードが出現。「争闘」の攻撃を受け止めたりする苺鈴もさすがですが、格闘技を習っていないものの持ち前の運動神経の良さで回避し続けるさくらもさすが。加えて「片方の石を破壊したら、半分だけ結晶化した」⇒「『双』と似ているならば、両肩の石を同時に壊せばよいのではないか」という発想に至るあたり、経験値がだいぶ溜まっているなと感じられました。

 そして夜の部屋での語らい。ここでも苺鈴の優しさがあふれ出ています。他人のことを思いやるのは大切なこと。しかしそればかり追い求めてしまうと、自分のことはどうでも良い人になってしまうと・・・この子、本当に良いこと言うなぁ・・・
 更にはさくらにとっての最強の呪文「絶対、だいじょうぶだよ」を思い出させるという重要な役目を果たしてくれました。本当にこの子、アニメ版オリジナルキャラクターなんですか・・・?

 そしてそして!別れの際には遂に「木之本さん」から「さくら」へと呼び方が変わりました!さくらカード編から時は流れ、この時になってようやく「さくら」呼びに。BGMも相まって思わず目から涙が・・・
 何が可愛いって、旅の目的に「さくらと呼ぶ」ことが入っていることに加えて、「さくら」と呼ぶのが最後の最後、別れ際になってようやくというのが可愛らしいです。きっと呼ぼうと決めたものの、いつ、どのタイミングで呼ぼうか考えていたんだろうなと思うと、ますます苺鈴が愛しくなります。
 出来れば知世のことも名前で呼んで欲しかったですが、実は描かれていないところで呼んでいた説を推したい。本来は大道寺家に行った時に呼ぶ予定だったけれど、事件が起こって呼べなかったので、電話口で呼んだ・・・とか。

 初めの頃のライバル心むき出しな頃から随分と大人になった苺鈴。魔法は使えず、小狼への思いは失恋という結果になりつつも、さくらと小狼を大切に思う気持ちに変わりはなく。2人の関係を見守る立場だからこそ、どちらか一方ではなくどちらにも幸せになってもらいたいから、もっと互いを思いやるばかりではなく、互いに自分を大事にして欲しいと願う。素晴らしいおともだちです。
 正直苺鈴の出番はあっても前後編程度だろうと思っていたので、こんなにも活躍してくれて、とても嬉しかったです。ありがとう苺鈴。またいつか帰ってきて・・・



 苺鈴のみならず、今回は園美から撫子の父、つまりさくらの祖父の話も出ていました。和解できたようですし、夏には別荘に遊びに行く予定もあるようで。絶対泣けるって、その話・・・

 また、海渡はうっかり秋穂から聴いていない「さくらの父は考古学者」という事実を口にしてしまったため、時間を巻き戻して無かったことにしていました。時間を止めるのではなく巻き戻す、さくらの父についてまで調べが及んでいるということ、BGMが止まるなどゾッとするシーンでもあると思うのですが、自分のうっかりで時間を巻き戻すという離れ業をやってのけたのかと思うと、ちょっと愛らしくもありましたね(苦笑。


 苺鈴は香港に帰り、次回はお菓子。「甘」に似たカードの出現でしょうか。
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