4年ぶりに「ドラえもん のび太とブリキの迷宮」を見ました。4年前はごちうさ関連で見たと自分で書いていましたが、我ながら何がどうしてそうなったのかさっぱり覚えていません(笑。というか、ごちうさ4年前なんですね・・・ヒヤッとする。
それはそれとして、前にも書きましたがこの「ブリキの迷宮」は単行本よりも大きいサイズの漫画を持っていました。スキーと海水浴が同時に楽しめる夢のようなブリキン島。しかしそこは、チャモチャ星から助けを求めて逃げてきた少年サピオたちの隠れ家兼巨大な宇宙船でもあった。
そこでドラえもんは今作の敵であるナポギストラー率いるブリキ兵たちに捕まってしまい、ドラえもんを、そしてナポギストラーらロボットに支配されたチャモチャ星を救うべくのび太たちが立ち上がる、という物語。
いつもドラえもんの道具に頼ってばかりののび太ですが、今作はドラえもんの危機ということもあり、ひみつ道具無しでもジャイアンやスネ夫、しずかちゃん、そして今作のゲストキャラクターであるサピオたちと共に奮闘する様が描かれています。
チャモチャ星は「楽」を追求しすぎた結果、あらゆることをロボットに頼るようになってしまい、遂には自分たちが創ったナポギストラーの反逆にあってしまった星。現実においても、最近は様々なことがロボットで出来るようになっているとニュース等で目にしますね。まぁ現実がチャモチャ星のようになったりすることは無いですし、技術の進歩は夢のある話だとは思いますが、そうしたロボットの進歩を耳にする度に思い出すくらい「ブリキの迷宮」は印象的な作品でした。
この作品といえば何といっても序盤でドラえもんが捕まり、電気ショックによる拷問を受けた末に海に捨てられるシーンが凄く怖くて嫌でした。今でも嫌です。「サピオの居場所」と言われても、この時点でドラえもんはサピオに会っていないため、何のことか全く分からない。これがサピオを知っていてかばっているのであれば、多少なりとも勇敢なシーンに見えたのでしょうけども、本当に何も知らないのに一方的に攻め立てられているがために、その悲痛さが一層増しています。その後、海中に放棄されたドラえもんの「のび太くん、もう一目会ってから僕壊れたかったよ・・・」という心の声がもうね・・・漫画版も泣けるんですよ、ここ。
こうしたドラえもんの故障や、タイトルにもある「ブリキの迷宮」も、入り口や複雑な内部構造相まってこの作品を「ちょっと怖い作品」と感じる一因になっていると思います。
のび太としずかちゃんは大迷宮で迷い、2人を案じたサピオによって地球に送り返される。スネ夫とジャイアンは人間収容施設を見つけたまでは良いものの、ロボットに見つかってしまいあらぬ方向へと飛行機で逃走。ガイドマウスも壊れ、サピオたちも絶体絶命の危機・・・
からのスペアポケット経由でドラえもんの元へ!ミニドラによる修理からの復活!再びブリキン島へ戻って迷路攻略!スネ夫とジャイアンもサンタクロースに助けられて復帰!さぁ最後の戦いだ!・・・という鮮やかな逆転劇が良いんですよね。
決してドラえもんの力だけではなく、皆の頑張りがあったからこそ、ナポギストラーを倒すところまで来れた。最初から道具に頼るのではなく、人間として出来るところまで精一杯頑張ることが大切なのでしょう。
逆転劇は好きだけど、ドラえもんが痛めつけられるところは見ていて辛くなる。好きと嫌いと怖いが入り混じって、色々複雑な気持ちになりますが、それでもこの作品は何度見ても、何度読んでもとても記憶に残る作品だなと改めて感じました。
それはそれとして、前にも書きましたがこの「ブリキの迷宮」は単行本よりも大きいサイズの漫画を持っていました。スキーと海水浴が同時に楽しめる夢のようなブリキン島。しかしそこは、チャモチャ星から助けを求めて逃げてきた少年サピオたちの隠れ家兼巨大な宇宙船でもあった。
そこでドラえもんは今作の敵であるナポギストラー率いるブリキ兵たちに捕まってしまい、ドラえもんを、そしてナポギストラーらロボットに支配されたチャモチャ星を救うべくのび太たちが立ち上がる、という物語。
いつもドラえもんの道具に頼ってばかりののび太ですが、今作はドラえもんの危機ということもあり、ひみつ道具無しでもジャイアンやスネ夫、しずかちゃん、そして今作のゲストキャラクターであるサピオたちと共に奮闘する様が描かれています。
チャモチャ星は「楽」を追求しすぎた結果、あらゆることをロボットに頼るようになってしまい、遂には自分たちが創ったナポギストラーの反逆にあってしまった星。現実においても、最近は様々なことがロボットで出来るようになっているとニュース等で目にしますね。まぁ現実がチャモチャ星のようになったりすることは無いですし、技術の進歩は夢のある話だとは思いますが、そうしたロボットの進歩を耳にする度に思い出すくらい「ブリキの迷宮」は印象的な作品でした。
この作品といえば何といっても序盤でドラえもんが捕まり、電気ショックによる拷問を受けた末に海に捨てられるシーンが凄く怖くて嫌でした。今でも嫌です。「サピオの居場所」と言われても、この時点でドラえもんはサピオに会っていないため、何のことか全く分からない。これがサピオを知っていてかばっているのであれば、多少なりとも勇敢なシーンに見えたのでしょうけども、本当に何も知らないのに一方的に攻め立てられているがために、その悲痛さが一層増しています。その後、海中に放棄されたドラえもんの「のび太くん、もう一目会ってから僕壊れたかったよ・・・」という心の声がもうね・・・漫画版も泣けるんですよ、ここ。
こうしたドラえもんの故障や、タイトルにもある「ブリキの迷宮」も、入り口や複雑な内部構造相まってこの作品を「ちょっと怖い作品」と感じる一因になっていると思います。
のび太としずかちゃんは大迷宮で迷い、2人を案じたサピオによって地球に送り返される。スネ夫とジャイアンは人間収容施設を見つけたまでは良いものの、ロボットに見つかってしまいあらぬ方向へと飛行機で逃走。ガイドマウスも壊れ、サピオたちも絶体絶命の危機・・・
からのスペアポケット経由でドラえもんの元へ!ミニドラによる修理からの復活!再びブリキン島へ戻って迷路攻略!スネ夫とジャイアンもサンタクロースに助けられて復帰!さぁ最後の戦いだ!・・・という鮮やかな逆転劇が良いんですよね。
決してドラえもんの力だけではなく、皆の頑張りがあったからこそ、ナポギストラーを倒すところまで来れた。最初から道具に頼るのではなく、人間として出来るところまで精一杯頑張ることが大切なのでしょう。
逆転劇は好きだけど、ドラえもんが痛めつけられるところは見ていて辛くなる。好きと嫌いと怖いが入り混じって、色々複雑な気持ちになりますが、それでもこの作品は何度見ても、何度読んでもとても記憶に残る作品だなと改めて感じました。