仮面ライダー555 第3話

仮面ライダー555　第3話

　真理はエレファントオルフェノクに襲われた際、巧が来るのが遅かったために手を怪我したと嘘をつき、そうとは知らない巧はしぶしぶ怪我が治るまで真理に同行する羽目になってしまう。
　しかし些細なことから真理の嘘がばれると一転、巧はバイクに乗って走り去るが、その最中、クリーニング店でバイトをする菊池啓太郎の自動車が事故を起こしてしまい・・・

　一方、啓太郎とメールのやり取りをしていた少女・長田結花は、家でも学校でも陰湿ないじめにあっており・・・


感想
　・・・いやー、面倒くさい人間しかいねぇなこの作品！（汗。人間どこかしか面倒くさい部分があるのかもしれませんが、輪をかけて面倒と言いますか。

　さて3話なのですが・・・まず真理が面倒くさい。「いいのかなー、私がどうなっちゃっても」「あなたが来るの遅かったから・・・もう美容師になれないかもしれない・・・子供の頃からの夢だったのに」と、言葉巧みに巧を側にいさせようとするのですが、最初から「心細いから側にいて欲しい」と言えばいいものを・・・それだと「ベルトを渡せばいい」となるのでダメなんでしょうけども。
　加えてベルトやオルフェノクに興味が無い巧を煽るわ、好奇心が欠如してるから夢が見つからないと指摘するわ、もしかして自分といやいや一緒にいるのかと問いかける・・・ヒロイン？（汗。そりゃ「お前のいないところだ」って言われて立ち去るのも当然ですって。

　巧も巧で真理を病院まで送ろうとしたり、その後一度は立ち去ったもののオルフェノクの出現と知るや否や戻ってきて変身して戦ったりと、人が良いというか、お人よしというか。「真理！」「巧！」の名前呼びシーンは結構好き。

　今回は菊池啓太郎も初登場。「世界中のみんなに幸せになって欲しい」という夢を持つ彼ですが、みんなの幸せを考えすぎるがあまり、不幸があるとすぐ絶望したり、代わりに買い物をするばかりか代金まで「いいでしょ、人助けなんだから」の一言で払ってしまうという結構ヤベーイ奴でした（汗。買い物の代わりまではギリギリ理解できなくもないですが、代金の支払いまでとなるとさすがに利用されているとしか思えませんね。
　
　また、啓太郎とメールでの交流がある長田結花も初登場。ニコニコのあらすじ欄によると、彼女は「遠縁の家に預けられた」とのこと。全く血の繋がりが無いわけではないにしろ、家の中でも邪魔者扱いされて、両親に対しては良い子で振舞っている長田道子も外では結花をカツアゲしており、そしてトドメと言わんばかりにバスケットボールの最中にボールをぶつけられて・・・毎度のように言ってますが、これ本当に日曜朝の番組だったんだよなぁ。小説版ではもっとヤバイというコメントも見かけますが、これよりって。
　そんな彼女もオルフェノクに覚醒した模様。木場のように復讐が始まるのか、それとも。

　そして締めにオックスオルフェノクとの戦闘があったわけですが、戦闘してる時が一番安心感がありましたね（笑。普通、ヒーローのピンチにハラハラしそうなもんですが、今は人間関係にハラハラさせられています。にしても、オックスオルフェノクはバイクに乗ってきたので、てっきりバイク対決が始まるかと思いました。
　何といっても、気だるげにファイズフォンの銃モードを撃つファイズがチョーイイネ！トドメのグランインパクトもまたカッコよかったです。色々と装備品を操作しながら戦うのも良いですねぇ・・・


　「王の眠りは深い」という木場に託されたスマートブレイン社長からのメッセージ、工事の人たちが見つけた地下にある謎の学校といった描写もあったところでまた次回。あ、ちなみにコメントありで見ているので、多少なりともネタバレ覚悟で見てます。