ひびレビ

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舞いあがれ! 第11週「笑顔のフライト」

2022-12-16 08:15:35 | テレビ・映画・ドラマ
舞いあがれ! 第11週「笑顔のフライト」

 前週、大河内教官に対して不信感を募らせていた舞でしたが、教官の話を聞くうちに考えが変わり始め、再び大河内教官の指導を受けることを決意。その中で思わぬトラブルに見舞われたものの、大河内教官のフォローもあってどうにか打開。ようやく大河内教官への誤解が解けました!……とはいっても、見ている側としては大河内教官に対してはただただ信頼しか無かったので、今更感が強かったです(汗。本当、最初から最後までカッコいいところしか無かったよね、大河内教官……サンダーとは一体何だったのか……

 一方中澤の離婚問題に対しては、倫子が一言物申すことで多少は状況が好転した模様。「応援してくれるのが当たり前」ではなく「応援する側の気持ちを理解することも大切」と。飛行機を飛ばすのも、人力飛行機も、ばらもん凧もみんなの協力があって飛ばすことが出来たわけですからね。家族もまた一つのチーム。支えられるだけではなく、互いに支え合うためにも、互いの気持ちの理解が必要不可欠であると。
 言っていることは理解出来ますが、中澤の妻・美幸さんにも一度くらいは登場して欲しかったですね。休日航空学校を訪れて、舞、倫子、美幸の三人で談笑している中で、倫子が美幸の夢や想いを察する……みたいなの。まぁ、そこら辺が全く描かれないがことこそが、中澤が美幸さんの気持ちから目を背けてきたということの証なんでしょうけども……
 そんな中澤に喝を入れた倫子。自分の人生を世の中に決められたくないという想いで機長を目指すその想いは素敵ですが、機長になれた後も続くのかどうか、少々不安なところもあります。

 で、一方の舞と柏木の恋愛模様。柏木は恋愛に不慣れなのか、距離の詰め方がおかしかったり、わざわざお付き合いの挨拶をしに行く律義さは見ていて微笑ましく応援できます。
 ただ、柏木の舞への気持ちが先行しすぎていて、舞の柏木への想いがイマイチ伝わってきません。確かに一緒にイメトレしている最中とかは良い雰囲気でしたし、告白されかけた時も気になってしょうがない!という描写こそあったものの、その後は大河内教官への対抗心でいっぱいで、久留美から進捗を尋ねられた際も「そういえば……」みたいな感じだったように思えます。そこからデートを経て、舞が柏木の想いに応えたところで、達成感みたいなのは得られませんでした。

 加えて大阪に戻ってきた時の舞の行動ですよ!柏木を貴司くんに紹介しつつ、貴司くんの詩に励まされた話を柏木に聞かせる……最早二人の間に火花を散らせようとしているとしか思えませんでした(汗。そりゃ柏木も焦りからか「舞」と呼び捨てになりますって。
 貴司くんの舞への気持ちははっきりとはしませんし、果たしてこの恋愛模様はどこに落ち着くのか……気になるような、舞が無自覚に周囲を振り回している様は見ていてハラハラするので見たくないような……あ、個人的には「幼馴染大勝利」派です(笑。柏木は柏木で応援したいけど、それはそれとして幼馴染に頑張って欲しいなって。


 そんなこんなで浮き沈みが激しかった航空学校での物語もひとまず区切りを迎え、次回は三度五島へ。久々に涙腺を刺激されそうな予感。
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