ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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王様戦隊キングオージャー 第1話「我は王なり」

2023-03-05 10:14:34 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第1話「我は王なり」

 というわけで、始まりましたキングオージャー。第1話はかつてチキューを襲った地帝国バグナラク復活に備え、シュゴッダムを始めとして五王国同盟を結ぶ……が、シュゴッダムの国王ラクレスと、ンコソパの国王ヤンマの間で「キングオージャー(ロボ)の操縦を誰が担うか」でトラブルが発生。その間にデズナラク8世率いるバグナラクが襲撃してきて……といった感じ。

 ラクレスは何か腹に一物抱えてそうな雰囲気がありつつも、「これラクレス戦死or裏切るパターンで王様交代か?」と思ったら、地球統一のために他国侵略を目論んでるヤベーやつでした。自分に一切非が無いと思っているあたり、こいつは改心の余地が無さそうですね……クワゴンことゴッドクワガタも、ラクレスの邪悪な願いを察していたからこそ、動こうとしなかったのかな?とはいえ、放っておけば国が滅びる。目覚めたらラクレスに良いように操られる。ゴッドクワガタもさぞもどかしかったでしょう。

 そこへ現れたのが、児童養護園で育った男・ギラ。王様は国を、民を守るものだと思っていたら、当の王様が自分の事しか考えていない奴だったので、ならばと子供たちと遊んでいた時のように自ら悪役を演じ、正義を自称するラクレスと対立。その心意気が気に入ったゴッドクワガタにより認められ、ギラはクワガタオージャーに変身!キングオージャーに合体!どこかリュウソウジャーを彷彿とさせる、迫力のある巨大戦!と、なかなかに楽しい第1話でした。

 キャラクターの個性こそ強いですが、ゼンカイジャー、ドンブラザーズと話がぶっ飛んでいた先輩方の後なので、頭にすんなり話が入ってくることに新鮮な驚きを感じております(苦笑。
 ギラは普段は好青年ですが、ラクレスと対峙した際には悪役になりきっていました。公式サイトにも「誤解を招く口調が癖」とありましたから、次回出会うヤンマからも誤解を受けそうです。が、ああいうキャラクターって一度筋を通せば頼もしい味方になってくれるでしょう。カマキリオージャーのヒメノさんは意外と話が分かりそうですし、ハチオージャーのカブラギも領民との関係は良好っぽいし、あとはパピヨンオージャーのリタをどう説得するかにかかってそうだなー……とか思っていたら、公式サイトでのカブラギとリタの説明を見て驚きました。カブラギの印象全然変わるじゃん……どういう話になるの……

 前作の「レッドに付き従うお供たち」という構図から、今作では「王を目指すレッドを導く王様たち」という逆の構図になりそうですね。王様とはどうあるべきか。様々な王様たちとの交流を経て、ギラが自分だけの王様を見つける話になるのかな?

 しかし、自分のために世界統一を目論むラクレスは未だ王としての立場に居座ったまま。みんなのために世界支配を目指すギラは、バグナラクだけじゃなくてラクレスも相手にしなくちゃいけないと……王様として認められる過程も楽しめそうです。

 といったところで、また次回。これから一年、あの城下町が舞台になるのかなーと思っていたら、ニチアサお馴染みの場所が出てきてちょっと安心したのは内緒。
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仮面ライダーギーツ 第25話「慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡」

2023-03-05 09:32:02 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第25話「慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡」

 ベロバ主催により開幕したジャマトグランプリでは、相手の大事なものや仮面ライダーを壊せばポイントが貯まる仕組み。そこにはジャマトと化しつつある道長のみならず、かつてデザグラに参加していた道長の友人・透……が変貌したジャマトの姿もいました。
 更に、ジャマト側に英寿たちが使用していたモンスターやフィーバーのバックルが提供されるという有様。仮面ライダーといえば、敵と近しい力を用いて戦う存在。このジャマトグランプリにおいては、ジャマトたちこそが「仮面ライダー」だと考えるとこの展開にも納得です。こういう形で雑魚戦にも幅を持たせるうえに、既存のバックルにも出番を持たせるの、面白いなぁ!

 また、ジーンやケケラの口から、未来がどのような世界なのか語られることに。未来は家族や恋人などを好きなようにデザイン出来てしまう世界であり、生まれた瞬間から理想が叶い、寿命も設定されているから死に哀しみも無い……となると「誰と家族になるか分からない」「いつ死ぬか分からない」デザイアグランプリは、英寿たちの理想を叶える大会であると同時に、オーディエンスたちの欲望を満たすためにはうってつけの舞台なんだなと、改めて感じられました。
 そして、景和たちが古代文明の暮らしを詳しく知らないように、ケケラたちも景和たちの暮らしに詳しくはないことも明らかに。古代文明の暮らしを調べる手段があったとしても、それを調べる興味が湧くかどうかはまた別の話でしょうしね。


 早く世界を作り変えなければ、ジャマトの存在が更に大勢の人間に知れ渡ってしまう。ニラムたちがこの世界から手を引けば、祢音の理想は叶わない……と、珍しく焦る光聖。ここでニラムの口から祢音の意外な出自が明かされました。前回デザイアグランプリに勝って「子宝」を手に入れた者がいた、という話題は出ていましたが、まさかそれが……彼女にも何か特別な力が宿っていたりするのかな?


 そして英寿&ジーンVS道長&透ジャマトの戦いが繰り広げられましたが、その最中で道長らはコマンドツインバックルを初使用。使い方が良く分かっていなかったのか、レイジングソードをぶん投げる一幕も。しかしコマンドツインバックルの力を引き出すために自らを傷つけるとは……道長らしいというか、何というか……

 そんなこんなでまた次回。
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ひろがるスカイ!プリキュア 第5話「手と手をつないで!私たちの新しい技!」

2023-03-05 09:09:35 | ひらがるスカイ!プリキュア
ひろがるスカイ!プリキュア 第5話「手と手をつないで!私たちの新しい技!」

 あぁ!「ヒーローガール」と「ひろがる」をかけてるの!?(放送1カ月で気づく真実)

 神回!その一言に尽きるお話でした。

 「仲間が増えたから頼もしい!」ではなく「友達が傷つくことが怖い」。ましろにとっての優しさが強さに繋がった一方で、ソラちゃんの優しさは怖さに繋がっていました。優しさ故に友達を助けることに躊躇いが無い、優しいが故に戦って欲しくない。赤信号の横断歩道を挟んで、こちら側に来ないで欲しいという思いを伝えるの、良いなぁ……
 
 ソラちゃんにとってましろは「初めての友達」。ソラちゃんの性格なら友達が出来てもおかしくないのでは?と思っていたら……「ひとりぼっちをおそれない。それがヒーロー」。それはソラちゃんの覚悟の証であると同時に、寂しさを押し殺すための言い訳だったとは。友達や可愛いものに興味が無いわけではなかったのが痛いほど伝わってきますね。 
 ましろがプリズムに変身してなお、「友達のましろさん」の力を借りず、一人で戦おうとするソラちゃん。ですが……「ダメだ。友達以外の言い方、見つからないや」からの流れがもう最高でしたね!これまで「苗字⇒名前」呼びは定番のように描かれてきましたが「本名⇒プリキュア名」にも特別な意味を持たせるの、凄く良いですね!「プリズム」と呼ぶことは、相手を共に戦う戦士だと認めたと言うこと。ましろの優しさが強さに繋がったように、ソラちゃんの優しさも強さになり得る。二人の絆がより一層深まったお話でした。

 そして最後のメモですよ!「プリキュア20周年」に相応しい、あの言葉!戦いが終わった後も「キュアプリズム」と手を繋いでいたのは、この覚悟を決めるためだったのでしょう。良かった、本当に素晴らしい話でした……今回の満足度物凄かったなぁ!


 といったところで、また次回。今回のED担当はキュアサマー!
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