本日公開の映画「グリッドマン ユニバース」を見てきました。
裕太が六花への告白を決意し、学校が文化祭の準備で盛り上がる中、またしても怪獣が出現した。新条アカネがいなくなった今、一体誰が怪獣を作っているのか?誰がこの世界のバランスを乱しているのか?再びグリッドマンと共に戦うグリッドマン同盟。彼らのもとに集う懐かしい顔ぶれと、新たな仲間たち。異なる宇宙が重なり合ったこの事態の行く末は……といった感じの本作。
鑑賞前の私「そういえば公開近かったな。折角だし見に行くか」
鑑賞後の私「 すげぇ」
いやー物凄い作品でした!一言?で言い表せば「想像と現実」だったかと。そもそも「グリッドマン同盟とガウマ隊の交流」という展開からして、想像でしかなかったものが大きなスクリーンで現実となって映し出されているわけですしね。「もう一度会いたい」そんな想像も現実になった作品です。
「こうなるのかな」「あれは見たいな」といった、こちらの想像を悠に超える、ありったけの想像力が注ぎ込まれている素晴らしい作品でした。序盤の日常パートで描かれる、何気ない一瞬一瞬の全てが今へと結実していく中盤から終盤にかけての流れは「見事」という他にありません。あれほど綺麗な伏線回収は見たことが無いと思えるほどに。穏やかな日常パートそのものにすら意味を与えてくるとは……
戦闘シーンにおいては、「これでもか!」と言わんばかりに、次から次へと想像が現実となっていく流れが非常に楽しかったです。
「ヒーローが揃って変身(合体)した時にやって欲しい仕草」「武器を持った者が共闘した時にやって欲しいこと」などの想像が現実になったかと思えば、想像していなかった戦いが目の前で繰り広げられていきました。誰があの展開を想像できようか。「電光超人グリッドマン」のファンの方にも嬉しい展開だったと思います。「誰もがみなヒーローになれる」とはまさにこのことですね。
他にも「本編でそんなに交流あったっけ?」という2人からも、色々なことを「想像」させられましたね。
一方でネガティブな「想像」というのも避けては通れません。例えば本作では「六花に彼氏が出来た」という噂が流れています。噂とはいえ本当に彼氏がいるのではと嫌な想像をしてしまう裕太の様子は、申し訳ないとは思いつつ、見ていて面白かったですね(苦笑。
また、嫌な想像をしていたのは裕太だけではなく、意外な人物の悩み、心配、不安といった負の「想像」も描かれていました。そして、そうした負の「想像」を打ち破る頼もしい「現実」も本作の見所の一つです。
さて、本作では裕太と六花の関係性がフィーチャーされています。本編中に関係性に進展があった蓬と夢芽とは異なり、親交は深まったけど付き合ってはいなかった裕太と六花。距離は縮まったもののもう一歩が踏み出せない。それは告白しようとしている裕太だけなのか、六花もなのか……夜の公園のシーンからは、裕太のみならず六花からももどかしさを覚えている雰囲気が感じられました。
裕太はいつ告白するのか!その時の六花の反応は!……と、先輩主人公&ヒロインがやきもきしている一方で、後輩主人公&ヒロインかつカップルの先輩である蓬と夢芽は、終始イチャイチャと仲良さげで微笑ましかったです(笑。こっちも今の関係に落ち着くまで色々ありましたからね……それだけに、六花の問に堂々と答える夢芽からは、何とも言えない安心感を覚えました。やはり、よもゆめは良いぞ……
また、終盤の夢芽は色々な意味で見逃せません。「六花に告げた言葉に含まれている”も”が良い味出してるねぇ!」と思っていたら……さすがっす、蓬先輩。あの表情だけでこの映画を見に行って良かったと心から思えます。それに加えて夢のような日常・戦闘シーンも見られるんだから、もう楽しすぎるよ「グリッドマン ユニバース」……
とまぁ、極力ネタバレを回避しつつ、あれこれ書きましたが……本当に映像ソフトで何度でも見返したいほど、素晴らしい作品でした。映画を見終わった後に「このままもう一回戦いくか……?」と考えてしまうほどの映画は初めてです。いつか映像ソフトが出た時には、改めて感想を書きたいと思います。ありがとうございました!
なお、個人的に一番ブワッときたのが、終盤のグリッドナイトの言葉です。いやもうあんなん言わせるの、反則ですって……
裕太が六花への告白を決意し、学校が文化祭の準備で盛り上がる中、またしても怪獣が出現した。新条アカネがいなくなった今、一体誰が怪獣を作っているのか?誰がこの世界のバランスを乱しているのか?再びグリッドマンと共に戦うグリッドマン同盟。彼らのもとに集う懐かしい顔ぶれと、新たな仲間たち。異なる宇宙が重なり合ったこの事態の行く末は……といった感じの本作。
鑑賞前の私「そういえば公開近かったな。折角だし見に行くか」
鑑賞後の私「 すげぇ」
いやー物凄い作品でした!一言?で言い表せば「想像と現実」だったかと。そもそも「グリッドマン同盟とガウマ隊の交流」という展開からして、想像でしかなかったものが大きなスクリーンで現実となって映し出されているわけですしね。「もう一度会いたい」そんな想像も現実になった作品です。
「こうなるのかな」「あれは見たいな」といった、こちらの想像を悠に超える、ありったけの想像力が注ぎ込まれている素晴らしい作品でした。序盤の日常パートで描かれる、何気ない一瞬一瞬の全てが今へと結実していく中盤から終盤にかけての流れは「見事」という他にありません。あれほど綺麗な伏線回収は見たことが無いと思えるほどに。穏やかな日常パートそのものにすら意味を与えてくるとは……
戦闘シーンにおいては、「これでもか!」と言わんばかりに、次から次へと想像が現実となっていく流れが非常に楽しかったです。
「ヒーローが揃って変身(合体)した時にやって欲しい仕草」「武器を持った者が共闘した時にやって欲しいこと」などの想像が現実になったかと思えば、想像していなかった戦いが目の前で繰り広げられていきました。誰があの展開を想像できようか。「電光超人グリッドマン」のファンの方にも嬉しい展開だったと思います。「誰もがみなヒーローになれる」とはまさにこのことですね。
他にも「本編でそんなに交流あったっけ?」という2人からも、色々なことを「想像」させられましたね。
一方でネガティブな「想像」というのも避けては通れません。例えば本作では「六花に彼氏が出来た」という噂が流れています。噂とはいえ本当に彼氏がいるのではと嫌な想像をしてしまう裕太の様子は、申し訳ないとは思いつつ、見ていて面白かったですね(苦笑。
また、嫌な想像をしていたのは裕太だけではなく、意外な人物の悩み、心配、不安といった負の「想像」も描かれていました。そして、そうした負の「想像」を打ち破る頼もしい「現実」も本作の見所の一つです。
さて、本作では裕太と六花の関係性がフィーチャーされています。本編中に関係性に進展があった蓬と夢芽とは異なり、親交は深まったけど付き合ってはいなかった裕太と六花。距離は縮まったもののもう一歩が踏み出せない。それは告白しようとしている裕太だけなのか、六花もなのか……夜の公園のシーンからは、裕太のみならず六花からももどかしさを覚えている雰囲気が感じられました。
裕太はいつ告白するのか!その時の六花の反応は!……と、先輩主人公&ヒロインがやきもきしている一方で、後輩主人公&ヒロインかつカップルの先輩である蓬と夢芽は、終始イチャイチャと仲良さげで微笑ましかったです(笑。こっちも今の関係に落ち着くまで色々ありましたからね……それだけに、六花の問に堂々と答える夢芽からは、何とも言えない安心感を覚えました。やはり、よもゆめは良いぞ……
また、終盤の夢芽は色々な意味で見逃せません。「六花に告げた言葉に含まれている”も”が良い味出してるねぇ!」と思っていたら……さすがっす、蓬先輩。あの表情だけでこの映画を見に行って良かったと心から思えます。それに加えて夢のような日常・戦闘シーンも見られるんだから、もう楽しすぎるよ「グリッドマン ユニバース」……
とまぁ、極力ネタバレを回避しつつ、あれこれ書きましたが……本当に映像ソフトで何度でも見返したいほど、素晴らしい作品でした。映画を見終わった後に「このままもう一回戦いくか……?」と考えてしまうほどの映画は初めてです。いつか映像ソフトが出た時には、改めて感想を書きたいと思います。ありがとうございました!
なお、個人的に一番ブワッときたのが、終盤のグリッドナイトの言葉です。いやもうあんなん言わせるの、反則ですって……