ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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無敵超人ザンボット3 第15話「海に消えた老将」

2023-03-15 06:33:15 | アニメ・ゲーム
無敵超人ザンボット3 第15話「海に消えた老将」

 遂に神ファミリーは国連防衛軍からも認められ、補給が受けられることとなりました。ですが、勝手にビアル部隊と名付けられているあたり、あたかも最初から国連防衛軍の一員として働いていたかのような扱い。何とも都合の良い話ではあるものの、厄介者扱いされるよりかは余程マシでしょう。かといって、一般人から受け入れられるかどうかはまた別の話な気もしますが……

 そこで神ファミリーは、補給物資の護衛にあたるジェイムス提督と合流。ジェイムス提督は勝平の祖父の知り合いでしたが、一方的な命令に不信感を募らせる勝平。更に実戦経験が無いままガイゾックとの戦いに身を投じたことも判明。実戦での初めての指揮がガイゾック……いくら訓練を積んでいたとはいえ、訓練で想定していた相手とは全く異なるであろうメカブーストには太刀打ち出来なかったんでしょうね……どれほど悔しかったことでしょう。
 ジェイムス提督の真意が明らかになってから改めて彼の言動を振り返ると、彼なりに被害を最小限に収めようとしていたことが伺えます。人命救助を命じていたことから裏があるなとは思っていましたが、まさかザンボット3として交戦するのを禁じたのが海中の真の目的に気づかれないためだったとは……おみそれしました。

 ガイゾックと交戦経験があるが故に勝てるとは思っていない。だが、作戦には勝つという確固たる意思を示したジェイムス提督。最後の最後まで勝平を、人類の勝利を信じ、その礎となることを選んだ頼もしい人物でした。だからこそ生きて共に戦い続けて欲しかったですが、あそこまでしていなければガイゾックを騙せていたかどうか。
 で、当のガイゾック。ブッチャーはマッサージ機でくつろぎながらメカブーストを選び、高みの見物。出た被害もメカブースト一機のみで。人類が命がけなのに対し、ガイゾックの行動は終始コミカルに描かれているという、この温度差よ……勝っても負けてもガイゾック側の損失は少なく、人類の損失は常に大きい。この戦いの理不尽さを改めて痛感させられました。


 ともあれ、孤独ではなくなった神ファミリー。ここから力を合わせて反撃が始まるはず!次回は「人間爆弾の恐怖」!……あ、これ噂に聞いたヤバいやつだな!?孤独だった方が良かったと思えてしまうような展開が待ち受けているのでは……?
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「映画 魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!」を見て

2023-03-15 05:50:36 | 魔法つかいプリキュア!
 2016年の映画「映画 魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!」を見ました。いや何か急に見たくなったんで……

 100年に一度開かれるお祭りにて、最も純粋で大きな願いを叶える「願いの石」に選ばれたモフルン。しかしモフルンの願いはみらいたちの願いが叶うこと。どうしたものかと困っていると、願いの石を欲してダークマターと名乗る巨大なクマが出現。願いを叶える権利を得たモフルンはダークマターに連れ去られてしまうことに……というお話。

 
 個人的に「魔法つかいプリキュア!」は好きとも嫌いとも言い切れない、何とも微妙な評価のプリキュアですが、それはそれとして映画の話。
 いつも一緒にいるのが当たり前で、何よりも幸せ。だからこそ「願い」と言われてもパッと思い浮かばない。いつも一緒だったみらいとモフルンは離れ離れになることで自分たちの願いに気づいて力に変え、ずっと一人だったダークマターは叶うことの無い願いを憎しみに変える。一緒だから気づけない大切なこと。一人ぼっちだから気づかされてしまう哀しいこと。みらいとモフルン、ダークマターは「一緒にいたい」という願う者同士として対比されていました。
 また、みらいはモフルンを想うがあまり、周囲が自分を心配していることに気づけませんでした。みらいがモフルンを想うように、リコたちもみらいを想っている。自分自身も誰かにとっての大切な人であり、いなくなったら心配させてしまう。こちらも当たり前だけど気づきにくいことですね。

 
 本作の見所といえば、満を持して登場するキュアモフルン!もっふもふで、どことなくみらいに似ている髪形!変身シーンは可愛らしく、されど戦闘はパワフルかつトリッキー!可愛くてカッコいい!とまぁ、めちゃくちゃ印象に残るプリキュアですね!
 中でも箒の使い方がとにかく上手い!空中ブランコのように使ったかと思えば、複数展開してバリアを形成、更には連結して巨大な箒に!と、モフルンのやりたいことが全部形になっているかのような、縦横無尽のパワフルさは圧巻でした。
 終盤で再登場した際には、ミラクル、マジカル、フェリーチェと4人で共闘。ここで更に、ミラクル、マジカルに合わせてスタイルチェンジを披露!もう何でもアリだなこのプリキュア……公開予定のオールスターズFにも登場するんですかね?

 また、本編でもやりたい放題だった気がするトパーズスタイルは、映画で更に拍車がかかることに。あのコンボ、カッコよすぎでは?特にミラクル・ルビースタイルのアッパーが印象的です。そしてフェリーチェは安定のピンクトルマリン。フェリーチェといえばこの技の印象です。


 大切な人が側にいてくれるのは、当たり前のようで、かけがえのない、奇跡のような出来事。その奇跡を手放さないように、強く手を繋ぐ。そんな映画でした。


 ……とまぁ、この映画を見たのが3月のはじめ。そろそろ投稿するかなーと思っていたら、まさかまさかのプリキュア5共々、大人プリキュアとして復活するとは。最近は子供時代で物語が終わっていたものの、それ以前の作品、それこそまほプリは大学生のみらいが描かれていましたから、大人プリキュア企画として選ばれるのも納得ですね。
 あと可能性があるとすれば、最終回で出産したHUGプリは親子プリキュアが描けそうかなと……改めて考えると「最終回で出産したプリキュア」って字面が凄いな?(汗。

 続編に期待したいところではありますが、一方で奇麗に完結した物語の続編は正直いらんかなと思う気持ちがなくもなく……プリキュアだから大丈夫だとは思いたいですが、どうか本編で生存していたキャラクターが死んだり、変な設定加わったりしないことを祈るばかりです(苦笑。
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