ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(再放送) 第4話「未知なるミチ」

2021-01-26 08:12:03 | 2020年アニメ
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(再放送) 第4話「未知なるミチ」

 第4話は愛さん回!愛さん回!愛さん回です!…大事なことなので3回いいました。愛さん回だけに!…他に思いつかないんだもの…

 さて、せつ菜の屋上ライブがきっかけで宮下愛と天王寺璃奈が同好会に入部。しかし同好会ではまだ何を目指すか決まっておらず、まずはみんなで話し合うことに。ラブライブを絶対的な目標としない、みんなで話し合いの場を持つあたり、以前の反省が活かされていますね。話し合いはかすみんとせつ菜の進行で進んでいましたが、せつ菜は大事な場面ではかすみんに判断を委ねていたところを見ると、今の部長はかすみんなんだなーと。
 けれども出て来る意見はてんでバラバラ。約一名「火薬をドーンと使う」ことを提案する生徒会長がいましたが気にしない。

 ともあれ「楽しいのがいい」という思いは一緒なので、ライブはさておいてグループに分かれて柔軟体操やスクールアイドル概論、歌のレッスンに励むことに。
 柔軟体操では彼方ちゃんと璃奈の成長の第一歩が描かれていました。この時点では彼方ちゃん以上にカチコチな璃奈でしたが、今後目に見えて体が柔らかくなっていくのを見るのが楽しみですね。あと「エマの悲しむ顔が見たくなかっただけ」とサラッと言ってのける果林先輩可愛い。

 中須先生によるスクールアイドル概論は「スクールアイドルに必要なことは、ファンのみんなに喜んでもらえること。はっきりとした答えなんてない」という、割と大事なお話。自分が楽しければそれでいい!ではなく、ファンを大事にしていることが伝わってくる考えですね。この「ファンに喜んでもらえること」を突き詰めていった結果がスクールアイドルフェスティバルかと思うと感慨深くもあります。入部したての愛さんと璃奈には大事なお話でしたが、しずくにとってはどうだったのだろうか。何となくですが、しずくがこの場にいるのは、かすみんに無理やり引き留められた感がしなくもない。ステージ上でのお芝居を提案していたしずくなら、芝居のテーマを決める際にも役立つかもと思って聞きに来た可能性もありますが、発生も兼ねて歌のレッスンに行きそうな気もするんですよね…

 そして歌のレッスンでは、歩夢の課題として「リラックスして歌えるようになること」を挙げるせつ菜。後のライブの表情が第1話のライブと比べて穏やかに見えたのは、この時の課題をクリアしたってことなのかなーと。本当、改めて見直すと色んな発見があって楽しいですね!そして侑ちゃんに褒められると笑顔になる歩夢が分かりやすいです(笑。
 で、ここからですよ。カラオケの機械に最近始まったアニメのEDが入っていることに気づき、璃奈も同志だと知った時の、大好きを爆発させまくっているせつ菜の反応が超可愛い。併せてせつ菜の家が厳しいこと、故に正体を隠しているという話から、愛さんと璃奈にもせつ菜=生徒会長・中川菜々だと知られることに。愛さんはせつ菜の顔をまじまじと見つめることで、菜々と同一人物だと気づきましたが、やはり「誰かに似ている」と意識してみないと分からないもんなんでしょうね。実際、後にせつ菜のファンになる副会長も気づいていませんでしたし。
 加えてせつ菜の話を聞いて、自分もそのアニメを見ようとしたり、アニソン縛りを提案する愛さん。せつ菜に気を使ったわけではなく、心からアニメに興味を持ったり、アニソンを歌おうとしている様が素敵です。

 
 そんな風に楽しく過ごす一方で、忘れてはならないのが同好会の方針。「ソロアイドル」という考えはみんなの頭の中にあるけれども、自分一人で出来るのか、ファンに喜んでもらえるものが自分の中にあるのかと不安に思う気持ちもある。自分の大好きを貫ける最良の選択肢ではあるものの、そうなると今度は同好会として集まる意味が薄まってしまいかねませんし、難しい判断でしょうね。
 このことについて、せつ菜とかすみんのみならず、他のみんな、特に以前からの同好会メンバーであるしずくや彼方ちゃんが意識していた、というのが良かったなーと。エマも後の愛さんとの会話シーンにおいて大事な役割を果たしていたのも好印象です。以前の同好会が無かったことにはなっておらず、以前の同好会を踏まえて今があるというのがとても良い。

 ところで、彼方ちゃんといえば、このシーンでしずくや愛さんに対して「大変だねー、掛け持ち」「二人とも頑張ってるねー」と発言していましたが、彼方ちゃん回で明かされた「彼方ちゃんがいつも眠そうにしている理由」を知ると、自分も同じような状況であるにも関わらず、そのことには触れず、ただただ仲間の大変さを労うってなかなか出来ることじゃないでしょう。


 正解が一つなら分かりやすいが、愛さんたちが目指すスクールアイドルはそうではない。勉強もスポーツも答えは一つだから分かりやすいが…え、愛さん勉強も出来たの!?スポーツも出来てコミュ力も化け物とか、そりゃ部室棟のヒーローって呼ばれますわ…みんなでやる競技しかやったことがないとのことでしたが、みんなでやる競技にパッと馴染めるって、相当なコミュ力だと思うんですよね…
 団体競技において「自分を出す」、個性を発揮するということは、ややもすればチームの輪を乱すことにも繋がりかねないと思います。自分一人が良ければそれでいい、というものではないでしょうし。故に個性を発揮しなければならないソロアイドルの難しさに直面する愛さん。

 しかし、エマの言葉がきっかけで吹っ切れた愛さんは、シンプルな答えに行きつくことに。誰かに楽しんでもらうことが好きで、自分も楽しむことが好き。そんな楽しみを分かち合えるスクールアイドルになりたい!という思いのままに披露したソロ曲「サイコーハート」。スクールアイドル「最高」!という楽しい気持ちがあふれ出し、みんなにも「さぁ行こう!」と呼び掛けているような、元気の出る曲です。「太陽になりたいよ」というのも、自分が輝く=自分が楽しんで、その輝きで他の誰かにも元気になってもらいたい、楽しんでもらいたいという愛さんらしい歌だなと感じました。衣装がチアガールっぽいのも可愛いですし、観覧車の中の大人っぽい愛さんも良かったです。


 そんな愛さんに負けてはいられない!と、ソロアイドルの不安はどこへやら。ソロアイドルとして輝く決意を固めた同好会の面々。ED後も見逃せない中、次回は最後の1人が…?
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仮面ライダー剣 第43話

2021-01-25 07:50:10 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第43話

 「パーティー」と聞くと無条件で「平成」を思い出してしまいます。

 さて前回多くの人の尽力によって、睦月は晴れて真の仮面ライダーに変身。しかし睦月自身は色んな人に迷惑をかけたりしたことを悔やんでいる様子。優しく接してくれる剣崎たちに甘えすぎることなく、自身の過ちと力との向き合い方について真剣に考えられるようになったあたり、本当に成長したんだなと感じます。それがまさか終盤の43話までかかるとは思いもしませんでしたが(汗。

 じゃあこっからは残りのアンデッド封印に、4人のライダーが力を合わせて立ち向かっていくんだな!…と思っていたら、またもティターン?が暗躍した模様。睦月の中に眠っていたカテゴリーAを活性化させたように、剣崎や橘さんまでもが暴走を始めることに…しかし一方で普段どおりの剣崎や橘さんもいるようで、何が何やら分からぬまま、剣崎VS始、橘さんVS睦月が繰り広げられることに…
 ギャレン変身音が普段と違っていたこと、おかしくなった剣崎と橘さんが同時に出現していないことからして、多分姿を変えられるアンデッドが他にいるか、ティターンが姿を変えられる能力も持っているかのどちらかなのかな。それにしたって和解からの仲間割れ展開が早い(汗。しかも次回は始がジョーカーとして暴れだしてしまうようで、仲間割れもそこそこにジョーカーをどうするかに話が移っていきそうな気配。剣崎も言ってましたが、一体何のための戦いなんだこれは…「仲間割れ」という危機的状況なのに、どこか安心感というか笑いすらこみあげてくるのは「仮面ライダー剣」が積み重ねてきたもの故でしょうか(苦笑。

 にしても、ヤバい目つきをした偽者っぽい剣崎は怖かったですね…広瀬さんの料理をおいしそうに食べている時の笑顔とのギャップが激しい。
 また、店に来た剣崎がわざとコップを落とした際に、始は「何をする!」ではなく「どうした」と心配そうに声をかけていたことからも、剣崎への信頼が厚いことが感じられます。でも、だからといって客である剣崎に「手伝え」はおかしくない?(笑。

 透明化したティターンの居場所を見破ったり圧倒したりと、相変わらずの強者っぷりが凄いギラファアンデッド。彼との決着もつかぬまま、果たしてライダーたちは天王路の思惑通りに同士討ちをしてしまうのか…といったところでまた次回。
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ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀 第9話

2021-01-24 10:34:52 | ウルトラシリーズ
ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀 第9話

 第9話は惑星イビルにてウルトラリーグ集結!

 惑星カノンに向かう途中のユリアンと80たちでしたが、そこを恐魔人ゼット率いる人工ゼットン軍団の襲撃を受けることに。助けが来るまでの間は80とユリアンのみでゼットン軍団を迎え撃っていましたが、この2人の共闘というのは超久々なのでは…?なんならダブルパワーも見せて欲しかったですが、それはまだお預けですかね。

 80からのウルトラサインを受けて、宇宙警備隊となったゼットさんも出動しようとしますが、一度はメビウスに止められることに。ここのメビウスとゼットさんのやり取り、メビウス本編におけるタロウとメビウスのやり取りを思い出しますね。あの時はメビウスが止められる側でしたが、彼も止める側になったんだなぁ…と感慨深くなりました。「だが決して無茶はするな」は自身の経験からの言葉でしょう。

 そんなわけで前線に立ったゼットさんは開口一番、恐魔人ゼットに対して「紛らわしい名前しやがって!」とお怒りでした(笑。こんな時にもゼットさんはゼットさんですね…しかしその後は自分も戦えるところを見せようとするがあまり、窮地に陥ることに。
 その危機を救うべく駆けつけてきたのが、ウルトラマンゼロらウルトラリーグの面々!「一人で何でもできる気でいるうちは、大事なことが分かってないってことだ!」というゼロの言葉からも成長を感じます。もう随分長いこと活躍している気がしますが、まだ10年そこそこなんですよね…存在感が凄い。あと「『まだ』お前を弟子にした覚えは無ぇ!」が凄い好き。まだまだゼットさんが成長できることを信じているんだなって。
 目の前で先輩たちが仲間を信じて紡いできた絆の強さを見たゼットさん。この後地球に行って、自身も仲間を信じ、紡いだ絆のおかげで勝つことになるわけですから、今回の失敗もしっかりとゼットさんの中で生きているんだなぁ…と。

 そして戦闘ではメビウス&80が久々に共闘!メビュームブレードを展開しながらのメビュームシュートカッコいいなぁ!そして胸にファイヤーシンボルを刻んだメビウス・バーニングブレイブもまた、仲間を信じて紡いだ絆の象徴ですね。ウルトラ兄弟との絆の象徴であるインフィニティー、人間とヒカリとの絆の結晶であるフェニックスブレイブの出番はあるのか…レジェンドを出してくれたウルギャラならあるいは…

 プラズマゼロレットを用いたタイガとゼロの同時攻撃、時を経たU-40ウルトラマンやウルトラウーマンの共闘、流れるような動きを得意とするフーマ&リブット、そしてメロス…本当にお祭りのような大乱闘ですね…こういう風な倒され方だったら普通に見ていられるんだよなぁ…最初から養殖ってのは分かってるし…


 さて、そんな大乱闘の最中、またしても不意打ちでユリアンをかっさらおうとするタルタロス。並行同位体を生み出すとかいう大きいことをしているかと思えば、こうした姑息な手段も取ってくるあたり、本当に抜け目がないというかなんというか。にしても何でユリアン狙うんだろう…いや、王女だけども…

 で、そんなタルタロスに対抗するべく、ゼロが披露したのは…あぁ「えーい☆」で時間巻き戻してユリアンを救うのか…は?え?何それ!?マジで!?そんなことしたら無敵じゃん!…いやー驚いた。まさかそんなことが出来るとは。色合いが元の所有者に似ているの、良いね、凄く良いね!


 というわけでタルタロスとようやくタイマン張れそうなゼロですが、またベリアルやトレギアも健在。ここからどう事態を収拾していくのか、次週も楽しみです!
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魔進戦隊キラメイジャー 第40話「痛む人」

2021-01-24 10:00:03 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第40話「痛む人」

 今回は人間に化けるハリガネ邪面が、クランチュラの指示でカナエマストーン・イリュージョアの力を使った人間を邪面獣に変える実験を遂行。一度時雨に化けられた一行は非常に疑り深くなっていました。そんな時に超久々に出てきたのが「代役ン」。本業も忙しいキラメイジャーの面々をサポートするためのアイテムでしたが、そういえば使われていませんでしたね…
 一方充瑠は「カロリーくん」なる少年の伝手で、漫画家を目指す八太三郎という青年と出会うことに…どこぞの非公認戦隊で聴いたことがあるような…充瑠にペンをあげたり、ゲームで一緒に楽しんだりしていましたが、後の展開を考えると物で誰かを繋ぎとめようとしていた、キラキラした時間をいつまでも続けようとしていたのかなって…

 ハリガネ邪面の見た目は不気味でしたが、本物の時雨を偽者と勘違いしてボロボロにしたり、くすぐりで見分けようとする様子からして、作戦自体は不気味だけど話はコメディなのかな?と思ってました。ジイシキシェルガが出るまでは。これで今日のニチアサは三連続で「人間が怪人・怪物に変えられた」ことに。どんな日だ。
 純粋すぎるが故に闇に落ちた人間が元になったジイシキシェルガ。頭部は脳に漫画やゲームなどが生えている造形。幸い充瑠が知り合っていたから気づけましたが、何も知らなかったらそのまま倒してしまっていたかもしれないと思うと恐ろしい…あと今回もザビューンありがとう…めっちゃ役立ちますね…

 キラメイジャーであっても戦いながら彼の心を救うことは出来ず、物理的に救い出すのが精いっぱいでした。幻だとは知らずに、手にしたきらめきをいつまでも守ろうと悲痛な叫びをあげる様は見ていて辛かったです。
 物悲しいラストになるかと思いましたが「変わらなくていいものもある」「自分の中の純粋なきらめきを大事にすれば、誰かの中のきらめきになる」という救いのあるラストになって良かったです。充瑠が渡したペンが手元に残ることで彼との時間や彼の笑顔は幻ではなかったと気づき、それが再起のきっかけになったのかもしれませんね。こんな風にきらめきは繋がっていくのでしょう。
 怒りの充瑠もカッコよかったところで、次回はキラメイニャー?となれば、ヨドンニャ様も出るんだよね!?
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仮面ライダーセイバー 第19話「炎と光、剣と剣。」

2021-01-24 09:33:18 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第19話「炎と光、剣と剣。」

 聖剣はまだ3本はあるようですが、全60本のフルボトルと比べれば大分マシに思えます(汗。開始当初と比べると年明けは本と剣のペースが落ち着いているような。そして気づけばもうすぐ折り返し地点…早くない?

 さて本来は北と南に分かれて管理するべき本と聖剣がサウザンベースに集まりつつある状況を憂慮するユーリ。メギド退治も大事だけれども、組織を正すことも大事…と、割とまともなことを言っていました。単に言葉足らずで気まぐれなだけで、現状一番頼りになる人物ですね…
 加えてルナについても「ワンダーワールドにはいなかった」「最初に二つの世界を繋いだ特別な女性がいた」などのヒントをくれました。色んなことに興味津々な様子も面白いですし、もうこの3人だけで戦っても良いんじゃないかな…(汗。

 一方サウザンベースの剣士たち。倫太郎は迷いまくってて、蓮は爆発寸前。亮は何が真実かを見極めようとはしているものの飛羽真に対して「悪いことはまだ何もしていない」って、まるでこれからする可能性があるかのような言い草に思えてしまいました。
 そして飛羽真の言うことは簡単に信じないけど、初めに生まれた聖剣の言うことには耳を傾ける大秦寺さん。刀鍛冶だからってこともあるんでしょうけども、共に戦ってきた日々は何だったのかと。

 飛羽真の必死の訴えにも「何故光の剣を振るう!?」と自分の聴きたいことを問いかけたり、終いには連戦で疲労しているにも関わらず、必死に自分の意思を示そうと戦う飛羽真に「お前の剣からは何も響いてこない」と一言。大秦寺に分かってもらうことよりも、王様メギドと化した少年を救うべく駆け出した彼を見て、何とも思わなかったんでしょうか。少なからず王様メギドに関しては目の前で人間らしい反応を見たでしょうに、
 で、次回は怒り爆発の蓮と対決。てっきり次回で大秦寺が仲間になってくれるかと思いましたが、共に戦える日が来るのは遠そうです。

 ユーリ周りは良いにしても、倫太郎たちに関しては1クール目で交流を深めていたのは何だったのかと思ってしまう展開ですね。お願いだから話を聞いてあげて…
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ヒーリングっど♡プリキュア 第41話「すこやか市の危機!忍びよるキングの影」

2021-01-24 09:01:12 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第41話「すこやか市の危機!忍びよるキングの影」

 トロピカル~ジュが2月28日からってことは、今回含めて残りあと5話ほど。ちゆの夢は描かれましたが、ラスボス戦を前にのどか、ひなた、アスミの今後をどう描くのだろうか。

 さて今回はキンググアイワルと再戦。ギガビョーゲンを浄化しなければならないのに、キンググアイワルにダルイゼン、更にはシンドイーネまでやってくる始末。ヤバい場面なんですけど、敵も味方もドカドカ攻撃しているのはちょっと面白かったです(汗。
 猛攻の末に変身が解けて大ピンチ。おまけにキンググアイワルの隙を突いてキングビョーゲン完全復活。やけに進化を促していたかと思っていましたが、やっぱり部下を取り込むつもりだったか…しかし、シンドイーネが惚れ込むのも分かるくらいイケメンなボスですね。どことなくテアティーヌと近しい雰囲気がありますが、敢えて対になるような姿を取ったのか、はたまたテアティーヌを宿主として産まれたビョーゲンズがキングビョーゲンなのか。

 今回はギガビョーゲンを強化しただけに留まるかと思いきや、ダルイゼンの吸収も画策。自我があるダルイゼンはそれを拒絶し、向かった先は…のどかのところでした。のどかの中で回復を図ろうとしたものの、のどかはそれを拒絶。かつてダルイゼンの「自分さえよければいい」という考えを否定したのどかに対し、のどかも同じだと告げるダルイゼン…まぁ、どの口が言っているんだと…結局はダルイゼンの利にしかならないということを考えると、話を聞く義理は無い気もしますが、純粋なのどかには響く言葉でしょう。

 ダルイゼンを守るのが正しいのか否か。ダルイゼンを倒すのか、それともプリンセスプリキュアのフローラとクローズ、希望と絶望のように、のどかとダルイゼン、人間とウイルスが共存するのか。気になるところでまた次回。
 ところで、今回キンググアイワル自ら城を建設していましたが、もしかして彼の宿主って大工さんだったり?
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ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ 第3話「勇気の光があらわれる」

2021-01-23 10:30:46 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ 第3話「勇気の光があらわれる」

 今回はゼットさんの平成三部作てんこ盛りフォーム「ガンマフューチャー」の源になっているウルトラマンダイナ、ガイア&アグルの紹介。

 ゼットさんはガンマフューチャー初登場回の「神秘の力」。同じく平成三部作のてんこ盛り怪獣である超合体怪獣ファイブキングと戦う様を振り返ることに。やっぱりガンマフューチャー良いなぁ…やりたい放題っぷりも最高ですし、効果音もいちいち平成が溢れているのが良いなぁ…
 そんなファイブキングとティガ、ダイナ、ガイアが戦った「ウルトラ十勇士」の映像もチラッと流れていました。てっきりCM明けでガッツリ触れるかと思いきや、本当にCM前のおまけレベルでしか触れないの何で…?

 一方ダイナは宇宙海獣レイキュバスらとの戦いが描かれた第26話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(後編)」、ガイアはアグルV2と共に超コッヴ&超パズズと戦った第44話「宇宙怪獣大進撃」がそれぞれピックアップ。ダイナはストーリー、ガイアは戦闘をそれぞれ中心に触れていたように感じます。
 ダイナは見ていない話も多く、この話もその内の一つなのですが、いやーレイキュバス戦熱いですね!マイを叩いた際のリョウの言葉や、氷漬けのダイナに送る熱いメッセージなど、全編通して見たくなる熱さでした。ダイナ復活後にナレーション入るの、良いですね…
 レイキュバスといえば冷凍ガスの印象が強めですが、実は火炎弾との撃ち分けが出来る器用な子。ただ今回はその器用さが仇となった感じでしたし、人工太陽を地上に落下させようとする敵の作戦も利用しての逆転勝利、見事でした。

 そしてガイア&アグルは超コッヴ&超パズズとのタッグマッチ。超コッヴがファイブキングの構成怪獣で、かつガイアとアグルの共闘が描かれているから…ということでこの回なのだろうとは思います。ダイナとも「人間の発明を利用した宇宙からの侵略」という点で共通しているかな?
 ただ、この回の戦闘中のアグル=藤宮に関しては、個人的に普段と違う印象を抱いた記憶がありまして。「ガイア!行くぞ!」は、戦闘前に「人類の希望を打ち砕く勇気があるか、ウルトラマン!」と我夢に問いかけていたことと併せて、ウルトラマンとしての我夢に喝を入れたという受け取り方は出来ます。ただ「ガイア!変身だ!」に関しては「藤宮ってそんなこと言うっけ?」と思った記憶が…
 あと、ガイアV2とアグルV2の共闘の機会って、案外少なかったような気が…まぁそんなことはさておいて、久々にガイア&アグルの戦いが見られて凄く嬉しかったです。「ガイアァァァァ!!」はいつ聴いても良いものだ…


 と、そんな感じでダイナ&ガイア、アグルメイン回でした。次回は今回ちょっとだけしか触れなかった十勇士などのTDG共闘シーンに触れるんかね…は?ガタノゾーア?イーヴィルティガとか、初代ウルトラマンの共闘とか、ウルトラマンZにおけるウルトロイドゼロやエース兄さんとの共闘と繋げられそうな話をすっ飛ばしてガタノゾーア!?一体この後どうなっていくんだ、クロニクルZ…
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ウルトラマン80 第42話「さすが!観音さまは強かった!」

2021-01-22 07:41:32 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第42話「さすが!観音さまは強かった!」

 実在の人物が本人役で出演するケースはどのくらいあるのかな…そういえばゼロワンの大和田伸也さんって、あの後全く出番無かったですね…

 さて今回はかつての大泥棒が隠した千両箱を求めて、男2人が観音様の近くの洞窟で暗躍。観音様に憧れのアイドルと結婚できるようにと願っていた少年は、涙を流す観音様の夢を見て、その危機を察知する…というお話。夢で危機を知らせるのは良いとしても、涙を流す姿は若干怖かったので、もうちょっと柔らかい感じで危機を知らせていただけるとありがたいのですが…(汗。

 で、観音様の像が倒れた直後、その下からムチ腕怪獣ズラスイマーが復活。どうやら観音様によって封じられていたようですが、登場まで一切ズラスイマーが封印されていることは語られていないので、割と唐突に登場した感がありました。ズラスイマーが出てきてから、観音様推しのおじいさんが出てきましたが、あの人をもうちょっと早く登場させて、観音様の伝承とか語ってもらっても良かったんじゃないかと。ところでおじいさん、何年か前にケムール人を追っかけたり、降ろしてくれ!とか連れて行ってくれ!と叫んだりしてませんでした?
 
 当のズラスイマーも、大泥棒が転生した姿とかそんなことは無い模様。周囲の石が硬くて思うように暴れられない様はちょっと可哀想で可愛らしかったですね(笑。とはいえ戦闘ではUGMの攻撃を受け付けず、80を追い詰めるほどの強敵。そんなズラスイマーを倒すのは観音様との合わせ技「ウルトラカンノン光線」!…すげぇ名前だなって思ったけど、80と共に配信しているマックスの「高速回転した勢いで出した光線」よりかはマシな名前だと思いました(笑。
 しかし、オオヤマキャップもイトウチーフも、すっかりコメディ要因になってますね…イトウチーフも初期の厳しさはどこへやら…それだけ打ち解けたってことなんでしょうけども。


 最後には活躍した少年に嬉しいサプライズが。なるほど、憧れるのも分かる可愛らしさです。いやー、色々あったけど、ほのぼのとした終わり方だったなー。さーて次回はー?

 「助けに向かった矢的猛らの前で、城野エミ隊員が、哀しく、猛烈に死んでいった!さよなら城野エミ隊員!」…少年怪獣、すもう怪獣、ゼロ戦怪鳥、観音様と来てからのこの展開は、知っててもわけわかんないっすね…
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ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 第2話

2021-01-21 07:48:23 | テレビ・映画・ドラマ
ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 第2話

 実際にある漫画の名前を出すと盛り上がるし、話にも共感しやすいんだろうなとは思いますが、「漫画好き」を公言している人が超メジャーな人気作品しか挙げないとちょっと敬遠してしまうのは何ででしょうね…何というか「漫画が好き」なんじゃなくて「その作品が好き」なのでは?と思ってしまうといいますか。だからといってマイナーな作品を挙げれば良いというものでもなく、そもそもどこからがメジャーでマイナーなのか、そう区別している時点でどうなんだという、本作に全く関係ないところでうだうだと思い悩んだものの、とりあえずおっきな丸眼鏡の空が今回も可愛いので良し!な第2話。

 第2話から母・碧と娘・空が同じ整体師の先生・周一を巡ってバトル勃発!?かと思いきや、どうにもそんな雰囲気にはならなさそう。
 空については周一と、隠れオタクで強気に見えつつ実は弱虫なイケメン・光との間で揺れ動きそうですね。自分とは異なるタイプと同じタイプ、現実と夢のどちらを追いかけるのか…といった感じの展開だろうか。
 碧はゴンちゃんとの関係が進展していくのかな。さすがに漱石とは無いでしょうし、周一も無さそうな気配が…

 また今回は碧と空の性格の対比も描かれていたように思います。
 若くして成功し、今でも色んなことに挑戦している碧。若いながらも失敗を恐れ、美大など様々なことを諦めてしまった空。夢を見ている、夢を届ける職業に就いている碧と、現実を見すぎるがあまり現実に縛られている空。性格の違いでぶつかることがあっても、何だかんだで根は仲良し。恋愛のこととなったら恋愛小説家の女王である母を頼り、互いに相手からの連絡が無いかチラチラスマホを確認したりと、喧嘩しても、仲良くても、いつでも互いを想っていることが伝わってきます。
 
 終盤、漱石のことになると周りが見えなくなってしまう女性・沙織に対して「恋に振り回されている」「今まで漱石が悪いことをしたか」と優しく諭す場面の碧は、さすが恋愛小説の女王といった感じでしたね。
 自身の恋愛に振り回され、知らない時間があることに怯え、それでいて好きな相手に一直線な沙織に少なからず影響を受けた空。沙織については今回で一件落着してしまったようにも思えますが、今後はどういった立ち位置になるんでしょうね?空の相談相手になったりするんだろうか。

 といった感じの2話。正直光のキャラは…どうなんでしょうね。漫画のプロットを空に読んでもらおうとしたり、部屋で自身の画力に絶望している様などは嫌いじゃないのですが、オタクを隠そうとしているのが引っかかりまして…だって彼がオタクだとバレたところで「イケメンでオタクなのね!嫌いじゃないわ!」的な展開にしかならない気がする(苦笑。
 加えて幅広いジャンルに触れているとのことでしたが、今回挙げられた作品が超話題作だったり実写映画化もされた作品だったりと、バレたところで「見てるんだー」と普通に話のタネになりそうな感じがしたので、バレても良いんじゃね?感が強いといいますか。「バレても良いんじゃね」ってのは私が隠してないオタクだからかもしれませんが…
 
 そんなこんなで次回は空と周一のデートからスタート。
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相棒19 第13話「死神はまだか」

2021-01-21 06:52:21 | 相棒シリーズ
相棒19 第13話「死神はまだか」

 青木役の浅利陽介さんが落語家の弟子「林家亭うどん」役で出演されている「タイガー&ドラゴン」。見よう!今回の和服の青木の妙な既視感がそれでした。DVD買って見返すぐらい好きなドラマです。ちなみに2005年放送…16年前?(汗。
 

 さて第13話は落語を主軸に据えた、不思議な雰囲気漂う話だったなーと。
 演目「死神」を披露した後に、本当に亡くなってしまった林家團路。そんな師匠にすがる弟子たちの供述や仕草がいちいち芝居がかっており、誰も彼もが怪しく見えていました。結果的にその感覚は間違っていなかったわけですが、殺害の方法については意表を突かれるものでした。

 弟子のみならず週刊誌にも落語界一のスケベであると認知されていた團路。実際、女性の弟子に対して面白がって「うん子」「路里多」といった名前をつけたり、夜に体調不良を装って迫ったりと、見ていて心底嫌になるセクハラが横行。加えて事件の裏で行われていたとある行動についても、落語を楽しみにしてきている人たちの心を、一時とはいえ不安にさせるのは褒められたことではないでしょう。
 いずれの行動にしても「芝居とは思えない」と周囲に感じさせるあたり「さすがは師匠」なんでしょうけども、その熱意を他に向けて欲しかったんでしょうね…「自分が面白いと感じること」は大事だと思いますが、「自分だけが面白いと思っている」のでは駄目でしょうに。
 
 しかし「俺は杉下、お前のことは高く評価しているが…」「特命係への協力を惜しむな」など、内村部長の発言がいちいちこれまでと違い過ぎてビックリしますね…これまでなら「落語協会から苦情が入った」とか何とか言って右京さんたちを説教していたでしょうに。本当にこのままの内村部長で話が進んでいくんだな…案外この後、もう1回頭に衝撃を受けて元に戻ったりしそうな気がしないでもない。

 また、出雲に関しても前回と今回でだいぶ馴染んできた感がありますね。改めて登場初期に圧力をかけられたり、セクハラまがいの言動をしていた芹沢は何だったのかと…出来れば今シーズン中に伊丹、芹沢との交流を深めるような回が欲しいところですが。

 舞台上での出来事ということで、神戸くんの時の「マジック」を思い出したところでまた次回。しかし、あの方の声を聴くと、どうにも「ハッチポッチステーション」が見たくなりますね(苦笑。


余談
 團路が披露した演目「死神」は「アイドルマスターシャイニーカラーズ」のイベントコミュ「many screen」で知りました。あれも本当に名作でね…最初はオンラインでの朗読劇に向けて頑張る放課後クライマックスガールズ!って感じで始まったのが、小宮果穂の迷いと決意の物語に繋がっていくのが素晴らしくてね…
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