Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

RCA箱システムのサウンドの変化

2009年04月09日 | ピュアオーディオ

オリンパス、707J、UREIの各システムはSPとしてパーツ類の厳選や交換が終わり、最終調整に入っています。

Rca_system 残るはRCA箱システムのグレードアップです。こちらも4月に入り、壁コン、壁コンからタップまでのSCE-45Sケーブル、タップ内配線のルシファー化、タップコンセントをオヤイデR1に交換、ネットワークのインピ整合で#3105の使用・・・と基本的部分を抑えつつ有ります。

上述の対策だけでオリンパスに比べ「ガタ落ち」していた音質が同レベルの位置まで近づきつつ有ります。

RCA箱システムへは今後、#3105のオーバーホール(又は交換)、#375のオーバーホール(又は交換)とネットワークのSP端子交換くらいです。

分解能等オリンパスを聴いた後では「キレが甘い・音数が少ない・透明感の不足」等を感じていましたが、現在では遜色ないレベルに上がっています。

悠然とした鳴り方では一番のシステムで個人的には非常に気に入っているシステムなので、何とか使えるような環境をかなえたいと思っています。


何かを変えるとバランスが変わる

2009年04月09日 | ピュアオーディオ

昼間オリンパスシステムで1日じっくりと音楽を楽しんで、夜は自宅の707Jシステムで千住真理子さんのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を楽しんでいます。

大恩あるS氏様が良く千住真理子さんのCDをお持ち込みになっていましたので、非常に気になっていたアーティストです。この演奏をS氏様の様な「艶やかな」音色で楽しみたいと考えていましたが、まだまだその領域には届きません。

3月にアンプ、ネットワーク、SPBoxのSPターミナルをすべて交換したので、中高域が出過ぎるように変化しているようです。現在ネットワークのアッテネーターは-6dBにしていますが-8dBにチェンジしないといけないようです。高域用の#3105もアッテネーターレベル「4」の位置でしたが昨夜「1」のレベルに落としました。それだけではどうもバランスが取れないようです。

「伝送ロス」は低域も中域も高域も発生しますが、特に高域に出てくる傾向が有りますのでSP端子交換で高域の再現性がより高まっているのだと思います。

707Jの#3160のアッテネーターの調整は今夜やって見るつもりです。ステレオの音の基本はウーハーです。ここで全体の音の70%近くが出て来ます。ウーハーを如何にうまくバランスさせながら鳴らすかが鍵です。

色々な「伝送ロス」対策をして来ていますので、必ずどこかで「バランス」を確認する必要が有ります。パーツの交換後ももちろん確認しますが、こちらの方は「良いか悪いか」に重点が有りますので「全体のバランス」を取る場合は「好きな音楽」や「耳に馴染んだ音楽」のバランスの出方でじっくりと調整していきます。

自宅ではCDとADでは圧倒的にADの音質が上です。A727をA730に格上げしないと辛いモノを感じます。オリンパスでは逆にCDの方が良い音がします。使っているフォノイコとカートリッジの摩耗の為と推定しています。