3B352Bシングルアンプがトラブルの為休止したので本日代役の6L6Gシングルアンプを自宅に持ってきました。
持ってくるにあたって「ヒューズ」と「SP端子」のグレードを合わせました。アンプの内部配線は既にTrail仕様にしていましたのでこの2点の改良点のみの追加加工です。
アンプの交換は10分ほどで終わりさあ音出しです。「お、なかなか良いではないか!!」同じシングルアンプと言う事で「穏やかな」鳴り方をします。
ケーブル関係とSPがほぼ完成していますのでつなぎ変えても「違和感」が有りません。当初「がた落ち」するのではないかと危惧していましたが「杞憂」に終わりました。
事務所のモニタールームでアルテックの#614(604-8G)を鳴らしていたので、そう悪くは無いだろうと思って選びましたが、非常に音楽性が高いのに驚いています。
厳密に言えば3B252Bアンプに比べますと「音数」、「スケール感」等々スケールダウンしますが、これはこれで十分メインで使える音質です。球をもっと良い球にしてあげれば更に良くなると思います。パワー管は既にSTCのCV1947ですので整流管はCV378の細管→太管に替え、前段間をHL4→NR52に。
しばらくの間のつなぎのアンプですのでそこまでこだわる必要も無いでしょう。このままで十分音楽が楽しめます。出力は5Wくらいは出ているようですが、SPの能率が高いので余裕で鳴っています。音のたたずまいやバランスが良いし聴きやすいです。