Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

コンビチュニューのブルックナー5番

2012年06月17日 | ピュアオーディオ

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フランツ・コンビチュニュー指揮のブルックナーの第5交響曲。この曲は20才くらいにブルックナーに酔っぱらっていた頃の思い出の曲です。当時はLPしか有りませんでしたが、今思えばノイズの中でこの曲の1楽章を良く聴いていました。

当時のシステムは、
アナログプレーヤー:マイクロ MR711+グレース8D
プリ:ケンソニック C-200 パワーアンプ:LUXMAN MB-88
SP:JBL L-100
で有ったと記憶しています。

当時はケーブル類に付いてのノウハウはなく、今思えばその辺に転がっている300円/mくらいのものだったと思います。C-200の透明感の有る音色とMB-88の分厚い音がL-100から地響きを立てて出ていました。

昨年同じ曲の入ったCDを見つけてやっと手に入れました。久しぶりにRCA箱システムで大音量で1~4楽章までを楽しみました。当時聴こえなかった音が沢山有ります。4楽章の主題が対位法で同時に出て来る全奏の部分、大音量でもへこたれずに出て来ます。当時はこの辺の分離が判らなかったですね。

この曲はダイナミックレンジが広いので自宅では満足出来る音量に出来ません。事務所でも大雨が降って周りを気にしないで良い時くらいしか聴けません。久しぶりに20才頃の元気を取り戻しました。