古い機器ばかり使っていると冬場は恐怖です。特にコネクターソケットを多用して有る機器はトラブルの種になります。
先日もテストルームのSONY CDP-2700が急に読み込み不良になり、内部を空けてピックアップ部を磨いても復帰しなかった。そこでコネクターソケットを全て押して見たら見事復帰。以前スチューダーD730でも同じ様なトラブルが合った。ICを使って有るとその受け用にICソケットが使われている。ICの爪とソケットが冬場の低温で収縮して、クリアランスが出来て導通しない場合が有る。室内の気温が5℃以下になると、コネクターやICソケット辺りは「挿し込み」になっているのでソケットとの導通に問題が出て来る。
果たして同じ様なトラブルがEMT981でも出て来た。こちらは電源部のコネクターが怪しい・・・。電源部のコネクターを差し込み直すと症状が変化する。安心して使う為には一度点検に出す必要が有りそうだ。取りあえず正月は使えるように直しておきたい。
このEMT981には「音質対策」でフルテックのブルーのヒューズを使っている。上側に4個、右側に2個、入り口に1個と合計7個のヒューズが有る。¥4000円のヒューズでも7個使うとおこずかいが吹っ飛んでしまう。