Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムの4ch化の続き

2013年12月15日 | ピュアオーディオ

昨日からオリンパスをフロントのみ4ch化して聴き出しています。JAZZやクラシック、ピアノやバイオリン曲・・・と色々なスタイルの曲をかけて相性を見ています。

2chに+2chで4個のSPを使っている様な使い方です。プラスしたSPにはDSPをかけて時間軸を少し遅らせています。音量もかなり絞って「残響」を得るような使い方です。部屋が和室で残響が少ないので補っています。

使う上での注意点は、写真で云う「2線ボケ」の音にならない様に、一体感を持たせる事が大切だと思います。「云うは易く、行うは難しい」テーマです。現状でもズレを時々感じます。質感は同じJBLのSPを合わせましたので、大差はないと言いたい所ですが、高域の輝き方や低域の強さに違いが有ります。

色々な曲をかけて見て思うのは、ソロ楽器よりもストリングスやオーケストラの演奏に合うと思います。多人数が演奏する曲では「2線ボケが、演奏者の人数を増やしてくれる」効果に繋がります。非常に音の厚みが付いてくれます。

今日は試しにブルックナーのシンフォニー9番(ワルター/コロンビア響)を聴いて見ました。狙い通り、非常に柔らかく重厚に、そして金管楽器が響き渡ります。これくらい良くなると聴くのも楽しくなります。