オリンパスシステムは「馴らし込み」を続けています。8段目の活性化が11月6日前後に来ましたが、その後また「ふん詰まり」をして来ました。最近の2週間くらいは「聴くのも辛い」状況のふん詰まり方で、ヌケやキレを殆ど感じる事も出来ず、音のエッジも安モノシステムみたいに「丸まって」しまって、鈍い音しか出て来ませんでした。
8段目の活性化以降は「更に一気にヌケて来るだろう」と予想していたのですが、更なる「ふん詰まり」と「苦行」が待っているとは予想できませんでした。既に馴らし込みも累計1000Hrを越えています。
今日辺りから少しまたヌケ始めて来たようです。累計時間から云っても「そろそろ・・・」と思っていますが、まだ予断を許しません。
使っている管球プリ1号や2号の性で「音が丸くなる」とお思いの方もいるかも知れませんが、1号、2号共にボリュームで苦労しましたが、内部配線は「特殊な銀線」で全てやっています。高SNで音数が非常に多く、ヌケやキレはTR型のハイクラスのアンプに引けを取らないグレードです。パンチ力も十分に持っています。それを持ってしてもチャンデバが「活性化」していないと宝の持ち腐れで、ひどいサウンドになります。現在も将来もチャンデバがネックで有り続けるでしょう。最新のDF-55を持って来ても同じ事になると思います。
先ほども述べました様に、今回の「ふん詰まり」もようやく峠を越えた様に感じます。少しづつキレとヌケが戻って来て、音の輝きが出て来た様に思います。