Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

音質アップのキーワードは「低抵抗」

2016年11月04日 | ピュアオーディオ
自分が「音質アップ」を追及して実感したのは「低抵抗」にする事が「音質アップ」に直結しているという事。機器は最新の最上級にしなくても、ケーブル類を「低抵抗」にしてやる事で、最新の最上級グレードのシステムに変化させることが出来る。

簡単な実験をして見ると良い。機器は今持っているもので可。SPケーブルで実験して見ると判りやすい。SPケーブルは「ケーブル」単体の評価がし易い。用意するのは市販の簡易テスター(¥1万円以下)と何種類かのSPケーブル。

①それぞれのSPケーブルの長さを同じ長さにする。
②テスターで抵抗値を測る。(ケーブルの両端にテスターの+-端子を当てて測定値を見るだけ)
  https://www.hioki.co.jp/jp/products/listUse/?category=42
③測定値を記録する。・・・すべての種類のSPケーブルの抵抗値を測定する。
④次に抵抗値の高い順に、実際にアンプ~SP間を接続してサウンドを聴く。(音量、音数、音色、質感、ヌケ・キレ・ノビをチェックする)
⑤最小の抵抗値と最大の抵抗値のSPケーブルのサウンドを比較する。

音数・エネルギー感については「低抵抗」だけでは説明がつかない時が有ります。「容量」(伝送容量)の問題が絡んで来ます。「容量」はケーブルの断面積と比例の関係に在ります。出来るだけ太いものほど「伝送容量」(情報量)や「エネルギー感」が出て来ます。

「ケーブルの断面積」の拡大は理論的には何処までも可能だが、実際は「取り付け可能か?」、「取り回しは可能か?」と云った実際の使い方に左右され、何処かで妥協をせざるを得ない。