Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

時々某オクをのぞくと・・・

2016年11月23日 | ピュアオーディオ
もうシステムは作らないぞ!!と思っていても、時々某オクのSP項を覗いてしまいます。昔SS誌で読んでいて知ってるSPやあちこちで聴いたSPが出ていると「ポチッ」と行きそうです。

私の場合、「出来上がっているSP」よりも「ユニット」の方に目が行きます。経験上「同じSP」でも「ユニット」が違えば「能力」(性能)が全く変わって来るからです。現在使っているオリンパスシステムでもウーハーを5回も交換している。どんなユニットが良いのか?・・・私の経験では1940~1950年代(遅くとも1962年頃まで)のユニットに食指が動く。

1940~1960年頃の日本では、おそらく家1軒分の価格がアメリカの大型SP1組と釣り合う価格だったのではないか?・・・SPユニットのコストダウンと、給料のインフレで現在ではまともな価格に近くなっているかも知れないが、当時のSPユニットへのお金の掛け方が違う様に感じる。それが音に出ている・・・と感じている。

長いオーディオマニアの人生を送られた方の中には、最新のSPよりも「原点回帰」して、わざわざ古いSPを探して使っている方が多い。本能的に皆さん感じている事なのだろう。