Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

厳しい設置になっている

2016年11月28日 | ピュアオーディオ


昨日は一日中雨でしたので、久しぶりにオペラを聴いて見ました。カルロス・クライバー指揮「魔弾の射手」全曲を聴きました。

以前、旧事務所で聴いていた時より、音の密度・厚み等はかなりグレードが上がって来ています。過去4年間の努力でかなり良くなっているのは判りますが、「空気感」がかなり落ちています。

上の写真でも判る様に、SPとSPに挟まれてセンターに高いラックが有り、この部分の空間が取れていない事が「空間再現」の面で厳しい事が判ります。具体的に聴いた印象では、以前は「部屋の外」にステージが広がっていましたが、奥行き感は有るが「部屋の外」までステージが広がっていません。

音の滑らかさや聴き易さ等は圧倒的に熟成して来ているのが判りますが、部屋の狭さと設置条件の厳しさから「空間再現」の表現が悪化しています。この部分を改善するには「横向き部屋使い」にしてSP間を広げて、SPと壁との距離を左右50㎝は欲しいですね。床面の強化は不可欠です。SP間のセンターには「空間」が欲しいですね。

来年中には6畳間部分を「洋間」に改造して、2部屋を連結して使える様にして行きたいですね。本来は今年の目標でしたが、来年にズレてしまいました。