Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

しばらくはサブシステムをじっくり聴いて・・・

2018年04月10日 | ピュアオーディオ
昨日はバックロード箱を確認しました。直ぐにユニットを付けれる状態ではないのでしばらくは「SP作成」をしないで、今までに作ったSP達をじっくりと聴いて見ようと思う。



1台MD機をどかして出来るだけシンプルにしたいと思っている。まずはALTECのミニモニターの「鳴らし込み」をするべきだろう。アンプの鳴らし込み中なので必然的に一緒に鳴らすことになる。このALTECのミニモニターはチョッと癖のある音を出す。それが「JAZZ」には良く合っている。ドンシャリな音の傾向と云えば良いだろう。音のバランス的に「ふた山」のピークが有り、当然その山と山の間には谷が有る。一山は1000~1500Hzくらいにあり、もう一山は5000~8000Hzくらいに有る様に思う。それぞれユニットの特徴を出していて質感がチョッと違う。面白い組み合わせだ。



組み合わせるアンプはパイオニアのC3+M4。ケーブル類は最高級クラスを揃えている。まだまだ最高級クラスのケーブルの性能を出しているとは思えない。もっとキレ・ヌケ・ノビの有る音が出てこなくてはならない。アンプが原因か? SPの問題か?・・・ どちらも「まだまだ・・・」だと思う。「鳴らし込み」が全く足りない状況。

このALTECのミニモニターは当初SPのアッテネーターがおかしかったが、レベル5に強制的にセットして、鳴らし込んで行ったら左右レベルが揃ってきた。時々ヴォーカルで定位をチェックしている。

余りに完成されたSPよりチョッとバランスのおかしい方が鳴らし甲斐が有る。#4311Bは完成度が高いので逆にミニモニターの方が鳴らしていて面白い。シンバルの音など非常にリアルに聴こえます。ウーハーはALTECのトーキー用に似たサウンドで、これはこれで納得。しかしこの二つのユニットは性格が正反対の様な気がする。