昨日夕方「オリンパスシステム」に「パワータップ」3台の導入が完了しました。スペース的な問題が出ていますが、こちらへの対策は「ラック」を一段追加する事でクリア出来ると思います。昨夜発注をかけています。今週末にも入荷すると思っています。
さて肝心の「音質」についてですが、「大満足」です。
とにかく「質感の品位」が非常に高く、非常に心地よいサウンドです。
1)音数の大幅増加。(音の厚みが増加)
2)音の粒立ちの「ビロード化」。
3)シャープな音の切れ味。
4)周波数レンジ・ダイナミックレンジの拡大
5)うるささが更に減少。
6)ヌケ・キレ・ノビが今までの次元とは格段の差。
いつも聴くCDが更に上品でダイナミックな曲に変身しています。例えばイタリア合奏団のコレルリ:合奏協奏曲では弦楽器群が「濡れた様な質感」で艶っぽくて、いつまでも聴いていたい気にさせてくれます。
JAZZでは松尾明トリオのシンバルがより生の音に近い表現になります。シンバルの弱音での響きの量が繊細で正確で「ジジジ・・・・・」と余韻を載せて出てくれます。強打のシンバルは空気を切り裂いて飛んで来ます。その場の空気感が良く出ています。
繋いで直ぐの状態ですから、これから馴染ませて行けば更に表現力が上がって行くと思います。サウンドがどうのこうのではなく「音楽表現」のお話が出来るレベルへ来ていると云った印象です。
このサウンドを聴くと「今までの音はくすんでいた」と思えます。