「オリンパスシステム」は一緒に演奏する様な「熱い熱情的な音」がする所が気に入っている。この方向でシステムをまとめて行きたいと考えている。まだまだ機器の入れ替えを予定している。
これに対して「自宅システム」はくつろいで「音楽」を楽しむと云う事に特化したサウンドに作り上げたのだが・・・。実際にはチョッと方向がズレていて「リラックスしながら冷めた目で音楽を聴く」様なサウンドになっていると感じる。
このシステムを聴き始めると、CDをとっかえひっかえ、「ズルズル」と音楽を聴いてしまう。「SWを切るのが辛くなる」それくらい気に入っているのだが、「もうひとつ何かが欲しい」と思う様になっている。まだその何かが良く判っていないが多分「熱情的」な部分かもしれない。「音質アップ」を繰り返して相当に高いグレードに仕上げているのだが、それでも更にその上を望んでしまう。
自宅のシステムで不動にしていたいと願っているのは「SP」と「パワーアンプ」です。CDPとプリアンプを交代させ目指すサウンドを完成させたいと考えています。
今回Wadia#6をオーバーホールしてRCA箱システムに導入していますので、EMT#981と入れ替えて見ても良いかも知れないと思っています。4月になれば次の手を考えて行動に移して行きます。
3月16日に「GE6550シングルアンプ2号」に中域のアンプを交代させたのですが、従来のCV1947ppアンプのサウンドと「中域の張り出し方」が違って悩んでいます。どちらが良いかと云うと「CV1947ppアンプ」の時の方が「中域の厚み」と「張り出し」が良かったように感じます。この辺がプッシュプルアンプの良い所かもしれません。
「CV1947ppアンプ」の泣き所は「球がない」点です。予備に持っていた球(2セット)も「バルブノイズ」が出ます。ノイズが有ると使えません。またプッシュプルだと球の本数が増えます。当然発熱量も多く、夏場はクーラーが入りっ放しになります。
「GE6550シングルアンプ2号」も「1号」も音のキレ・ヌケの点では合格点ですが、CV1947ppアンプに比べると「音数」が若干少ない様にも思います。この辺は「球」の性能自体の差とも取れるものですが、「音質ダウン」するといやな気分になります。
将来的には中域・高域に使っているアンプをTr型アンプに戻そうかとも思案しています。
昨日紹介しました「AMPEX Model 515」のトレイル仕様化が完了しました。
内部配線を「ルシファー化」して、ユニットへ「音質対策」を施しています。
裏面は「直出しSPケーブル」をやめて「SP端子」を取り付けて、持ち運びやSPケーブルの交換をし易くしています。
今回はCDP、アンプ等の接続は「3流配線」で、アンプからSPまでもベルデンの安物ケーブルで繋いでいます。
サウンドは「スッキリとした」サウンドに変わりました。ヴォーカルの透明感が随分と上がりました。対策前は「キーン」としたキツサが有りましたが、対策後は随分と聴き易い音数の多いサウンドになりました。
元々のSPの実力がそれほど高い訳では有りませんので、検聴用又は息抜き用と割り切って使って行きます。
久しぶりに「小型SP」を購入しました。フォステクスのFE-83E以来ですね。「歌謡曲」を心地よく楽しめれば良いと云う観点で購入しました。
おそらく30年~40年前のSPではないかと思います。
SPユニットは「楕円型のオーバルコーン」でセンターが高域用のWコーンになっています。
SPユニットから直接SPケーブルが出ています。それのまたなんとか細い事か?でも取回しは抜群です。ユニットを取り外して見ましたが非常に軽く可愛いSPです。(下写真)
現在このSPをサトリのアンプと「3流配線」で鳴らしていますが、なかなか良い鳴りっぷりです。非常に軽く音が出ています。ヴォーカルの帯域が充実していますので「独得の」軽やかにのびやかに部屋の中を浮遊する様な感じで鳴ってくれています。おいおいと手を入れて更に使い易いSPに仕上げて行きます。
本日、ユニットへの「音質改善対策」とBOXへSPターミナルを取り付けました。明日には「内部配線」にルシファーを配線します。明日には「音質対策」は完了します。
3年ほど前に「樽アンプ」をご近所のお客様に販売しました。そのお客様は度々当社のサウンドを聴きに来られます。以前から「樽アンプ」の「RCA端子」と「SP端子」をフルテックのロジウム仕様の最上級品に交換すると「音質アップ」しますよと云っていました。
昨日、突然アンプを持って見えられ「RCA端子」の交換を依頼されました。どうせなら「SP端子」の交換も一緒にした方が良いとお勧めして、交換作業に入りました。「樽アンプ」自体が非常にコンパクトに作って有りますので、作業は非常に大変な思いをして交換しました。何故なら「内部配線」を「ブルースーナー」でしていますので、半田こての入る隙間が非常に狭いのです。
何とか交換を終えて音出し確認をしています。予想通り、音のキレ・ヌケ、パワーアップと音数の増加、質感の向上が随分と上がっています。これならJBL#4425もうまく鳴ってくれる事でしょう。
「100Vパワータップ」の試聴レポートが届きましたので掲載します。
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<style></style>また音声の奥行き感・広がりが一段と増しました。この効果により今まで少し不満に感じておりました高音の抜けやアンプの情報量の違いがあからさまになったように感じられます。
だんだん良いものをそろえていくと不満の箇所が確定でき次回の目標ができ良かったと思います。(泥沼に入らず)
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このレポートは北海道のお客様でO氏様とおっしゃいます。SP:タンノイ グレン・エアー をアキュフェーズのアンプと「フルシリウスケーブル」でドライブされています。今回「トレール」か「パワータップ」の導入をお考えとの事でしたので、迷わずパワータップをお勧めしていました。
RCA箱システムに昨日Wadia#6を導入しました。従来はスチューダーA727(Dクロック)+東芝SD-9500のトランスポート+DACの組み合わせでした。
アンプラックとSP間に有るのはBC‐Ⅱです。本来はここにSP-LE8Tの16Ω仕様を設置して「低域の補強」をしていたのですが、先月嫁に行ってしまいました。また同じ仕様のSPを準備しようと考えていますが、なかなか16Ω仕様のLE8Tに出会えません。BC‐Ⅱのウーハーはプラスティックコーンなので音色が合いません。
このシステムをドライブしているCDP+プリ+パワーアンプです。非常にシンプルです。これで超大型SPのRCA箱システムをドライブしています。他にはライントランスST-Xと100Vパワータップを使っています。
Wadia#6の彫の深い、キレの良い明確なサウンドはこのシステムに合う様です。プリアンプのWE310AラインプリはマッキンのC22Rではとても太刀打ちできない音質を持っています。Trail仕様ですので、送り出し(CD)の音質が良くなればそれをそのままパワーアンプに送り出すような特徴を持っています。(1本のケーブルみたいな・・・)、パワーアンプは今までオリンパスシステムの中域を受け持たせていた6L6ppステレオアンプです。このアンプの実力はマッキンのMC2500やMC2600、アキュフェーズM-60やM-100が音質でかないません。見てくれはそんなによろしくは有りませんが実力はかなり高いものが有ります。
修理が完了して到着した「WADIA#6」をその後19時くらいまで鳴らしていました。ワディアの音を思い出しました。
WadiaのCDPは以前 WT-3200+デジリンク#40+#2000Sの組み合わせで使っていた事が有ります。トランスポートにスチューダーA730も使いました。この時は、WT-3200の出力と#2000Sの入力が「ATT光ファイバー」ケーブルで有った為、東芝のSD-9500+A730の組み合わせに及ばなくなりました。この時からWadiaの「一体型のCDP」ならば・・・と考えていました。
一般的にはトランスポート+DACの別体式の方が性能が高いと思われるでしょうが、すべてそうだとは言い切れません。WT-3200と#2000Sの組み合わせではそれらを繋ぐケーブルにネックが有りました。また別体式電源方式のCDPやアンプもさも「高級」と言う触れ込みで作られていますが、私から言わせれば「無駄な事」の象徴です。電源と本体を接続するケーブルが劣悪な為(理解されていない為)一体型の機器の方が「性能アップ幅」が大きいのです。
Wadia#2000Sを使っていた時は「電源ケーブル」も出来上がっていませんでしたし、「別体式」の良し悪しの評価も出来ていませんでした。その後、この辺のノウハウと理屈を獲得したので改めてWadiaにトライして見ました。
CDPの性能はアンプと同様「電源ケーブル」の性能で大幅に変わります。また「オーディオグレードヒューズ」で更に音質アップ出来ます。そして送り出しのケーブルでも大幅に性能アップします。「ルシファーシリーズ」のケーブルを開発していますのでこれらに対応できるようになっているのです。
CDPにSCE-45Sを使って1ヶ月以上使うと「大幅な音質アップ」をします。この現象を「活眼」と呼んでいます。この手をWadia#6に対して試し始めた次第です。
実際に2時間くらい鳴らしただけで「大幅な音質アップ」を感じ始めています。
先々週修理に出していた「Wadia#6」が修理を終えて帰って来ました。早速音出し確認です。
何処で「音出し確認」を行おうかと「オリンパス」や「Bc‐Ⅱ」、「自宅」を考えましたが、当初から「RCA箱システム」で使う事を考えていましたのでここにセットしました。小1時間ほど「鳴らし運転」をしました。
鳴らし始めた最初は、「ちょっと淋しい音だな」と思いましたが、「カチッ」とした質感はWADIA特有のサウンドです。1時間も鳴らしていると鳴りが良くなって来ています。ここでヒューズを「オーディオグレード」のフルテック製に交換して鳴らし始めています。
音の厚みが有り、彫が深く、明快なサウンドがRCA箱システムから出始めています。まだ繋いだばかりですのでこれからだんだん良くなって行くと思います。電源ケーブルは「100Vパワータップ」+SCE-45Sの最強の組み合わせです。ゆくゆくは「117Vパワータップ」をあてがう様に考えています。