Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

久しぶりのWadia

2010年03月16日 | ピュアオーディオ

修理が完了して到着した「WADIA#6」をその後19時くらいまで鳴らしていました。ワディアの音を思い出しました。

WadiaのCDPは以前 WT-3200+デジリンク#40+#2000Sの組み合わせで使っていた事が有ります。トランスポートにスチューダーA730も使いました。この時は、WT-3200の出力と#2000Sの入力が「ATT光ファイバー」ケーブルで有った為、東芝のSD-9500+A730の組み合わせに及ばなくなりました。この時からWadiaの「一体型のCDP」ならば・・・と考えていました。

一般的にはトランスポート+DACの別体式の方が性能が高いと思われるでしょうが、すべてそうだとは言い切れません。WT-3200と#2000Sの組み合わせではそれらを繋ぐケーブルにネックが有りました。また別体式電源方式のCDPやアンプもさも「高級」と言う触れ込みで作られていますが、私から言わせれば「無駄な事」の象徴です。電源と本体を接続するケーブルが劣悪な為(理解されていない為)一体型の機器の方が「性能アップ幅」が大きいのです。

Wadia#2000Sを使っていた時は「電源ケーブル」も出来上がっていませんでしたし、「別体式」の良し悪しの評価も出来ていませんでした。その後、この辺のノウハウと理屈を獲得したので改めてWadiaにトライして見ました。

CDPの性能はアンプと同様「電源ケーブル」の性能で大幅に変わります。また「オーディオグレードヒューズ」で更に音質アップ出来ます。そして送り出しのケーブルでも大幅に性能アップします。「ルシファーシリーズ」のケーブルを開発していますのでこれらに対応できるようになっているのです。

CDPにSCE-45Sを使って1ヶ月以上使うと「大幅な音質アップ」をします。この現象を「活眼」と呼んでいます。この手をWadia#6に対して試し始めた次第です。

実際に2時間くらい鳴らしただけで「大幅な音質アップ」を感じ始めています。


WADIA#6 の修理完了

2010年03月16日 | ピュアオーディオ

先々週修理に出していた「Wadia#6」が修理を終えて帰って来ました。早速音出し確認です。

Wadia61

何処で「音出し確認」を行おうかと「オリンパス」や「Bc‐Ⅱ」、「自宅」を考えましたが、当初から「RCA箱システム」で使う事を考えていましたのでここにセットしました。小1時間ほど「鳴らし運転」をしました。

Wadia62

鳴らし始めた最初は、「ちょっと淋しい音だな」と思いましたが、「カチッ」とした質感はWADIA特有のサウンドです。1時間も鳴らしていると鳴りが良くなって来ています。ここでヒューズを「オーディオグレード」のフルテック製に交換して鳴らし始めています。

音の厚みが有り、彫が深く、明快なサウンドがRCA箱システムから出始めています。まだ繋いだばかりですのでこれからだんだん良くなって行くと思います。電源ケーブルは「100Vパワータップ」+SCE-45Sの最強の組み合わせです。ゆくゆくは「117Vパワータップ」をあてがう様に考えています。


「GE6550シングルアンプ2号」のオリンパスシステム導入

2010年03月16日 | ピュアオーディオ

昨日完成した「GE6550シングルアンプ2号」の「球」を正規品に交換して「オリンパスシステム」の中域に導入しました。

655021

デザイン的にも高域用のアンプと同デザインですから良くマッチしています。また使用真空管も高域と同じですので「音色」に違和感が有りません。繋いで直ぐの「音出し確認」でイメージしたサウンドになっています。

655022

このアンプはGE#6550シングルアンプ1号と比べて、初段管「12AU7A」(5814A)、ドライバー管「12BH7」(GE)、パワー管「GE6550」の組み合わせですので、音のキレが素晴らしいです。

GE6550シングルアンプ1号では前段「EF86」のメッシュ管ですのでクラシック系の「弦楽器」の質感が素晴らしいです。この辺の差が若干ありますが、どちらもイメージしたサウンドの範疇でいつでも交換可能のグレードです。