昨日までは中音に「GE6550シングルアンプ2号」と高域に「KT66シングルアンプ」を使っていました。特に不満が有って交替させる訳ではないのですが、KT66よりGE6550(KT88)の方が球のグレードが上なのです。特に「音の厚み」についてはKT88クラスの方が上です。
眠っていた「GE6550シングルアンプ1号」を中域に、「GE6550シングルアンプ2号」を高域に持って来て鳴らし始めました。
高域側の「GE6550シングルアンプ2号」はKT66シングルアンプと同じ「三栄無線」の同じキット品ですのでデザイン的には変わり映えはしませんが、ボリュームのつまみが異なっていますので判るかと思います。
全体像は上の写真の様になりました。「音の厚み」が一段と増しています。まだ入れ替えたばかりですのでしばらくは馴染ませてやらないと本領発揮とは行きません。ファーストインプレは「好印象」です。
随分と管球アンプの予備機が増えて来ました。①6L6Gシングルアンプ、②KT66シングルアンプ、③6L6ppアンプ、④6RA8ppアンプが眠っています。これらのアンプはすべてCR類を総入れ替えして整備していく方針です。
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アンプ交換して2時間ほど聴きこみましたが「ビックリ」的な音の変化をはじめています。交換して判る事ですが、「KT66シングルアンプ」と「GE6550シングルアンプ」の「球の力」が違いすぎます。音数の増加、立体感の造形力、音のゆとり大、子音を強調しない鳴り方は非常に好ましい事です。まだ馴染みが十分でないので「音のキレ」が不足していますが1週間もすれば更に良くなっている姿が連想できます。