goo blog サービス終了のお知らせ 

Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

2月から4月にかけて5セットのサブスピーカーを作った

2018年04月20日 | ピュアオーディオ


試聴の続き。アンプをパイオニア C3+M4 にして、SPケーブルもNo1グレードにして見ました。音がパリッと変わりましたね。すべてが改善されたようでスケール感も大きくなっています。ヌケ・キレ・ノビを感じる事が出来ます。C200+P300のラインのNo3グレードのSPケーブルでも十分にハイグレードと思っていましたが、やはりNo1グレードにすると大幅に音質アップします。これならJAZZももっと歯切れよく楽しめるでしょう。これでサブスピーカー作りはおしまいにしたいと思っています。(もう1セット分ユニットが眠っています。エンクロージャーは2セット分有ります)



今年2月~4月にかけてサブスピーカーを5セットも作ってしまいました。前年から持っていたのは①JBL:D208システムのみでした。今年最初は②JBL:A820ヴェッキオの内部配線交換からスタートしました。 



次に③LE8Tシステム ④JBL:#4311Bシステム 



⑤ALTEC:N1501-8A(ミニモニター)システム 



⑥Olson Dual Cone フルレンジ 12インチ S-968システム。と来ました。もうこれ以上は増やせません。現在でも鳴らせないSPが出来てしまっています。鳴らせないSPシステムはもったいないけど処分するしか有りません。JBL:A820ヴェッキオは某オクに出品しています。


オルソン 30cmフルレンジ S-968 SPのサウンド

2018年04月19日 | ピュアオーディオ


昨日完成したオルソン 30㎝フルレンジユニットのサウンド確認をしています。朝5時起床して6時には音楽部屋のアンプのSWを入れ、オルソンのSPを鳴らし始めました。



置き場所がないので畳の上にポイ置きでの試聴です。本来はきちんとセッティングしてあげるべきでしょうが、このSPは3軒目に持って行く予定なので致し方ありません。前日の音出しでは「あれれ・・・???」の音でした。これは眠っていたSPユニット特有の「寝ぼけた音」です。購入して殆ど鳴らしていませんし、それに加えてNo1SPケーブル仕様にしましたのでギャップが非常に大きいかったと思います。今朝はNo3グレードのC200+P300のラインに繋ぎ変えて、負荷を減らして早く活性化する様にして午前中(約5時間)鳴らしっぱなしにしていました。どうやら目覚めてきたみたいです。



内部配線にNo1グレードのケーブルを使用した効果が大きく、音数が多く、低域の量感も十分で、音のバランスも良いです。このユニットだけでフルレンジをカバーしてくれます。当初心配していた低域の量感不足・高域の伸び不足を殆ど感じません。中域の分厚さが有ります。



最新のJAZZ録音や古いクラシックCD、ヴォーカル等次から次にかけて確認しています。これ1セットで十分メインに近いサウンドが得られています。普段聴く分には申し分ない音質とバランスです。但し、重低音は出ません。次にSPケーブルもNo1にして確認したいと思っています。(No1とNo2のグレードの差はかなり大きな差が有ります。No2とNo3のグレード差は前述No1とNo2ほどの差は有りません)

オルソン 30cmフルレンジ SP完成

2018年04月18日 | ピュアオーディオ


先日、SP端子を端子板を作成して取り付ける様にする処まで書きました。その後も少しづつコツコツと進捗させています。端子板を完成させ、次はユニットの取り付け。なかなかセンターに取り付けるのは大変でした。



その後、一旦ユニットを取り外してサランネットを取り付け、そしてまたユニットを取り付ける・・・と云った具合に、一歩づつ進めて来ました。



上の写真の右側にSP端子板が完成しています。一番の難問は「ケーブル材の端末処理」です。最高峰(No1グレード)のケーブル材にする事にしたのは良いのですが、その端末処理は大変です。5時間程集中して箱内配線のケーブルを作りました。疲れました。



内部配線が出来れば後は接続するだけです。やっとオルソン 30㎝フルレンジSPが完成しました。早速「音出し確認」です。ALTEC ミニモニターをお休みにして、C3+M4の組み合わせで音出し確認をしています。第一印象は「あれ???」です。大人の音がしますがもう少し馴染ませてやらないと本当のサウンドは確認できません。音を出した処で時間切れ、試聴は翌日に持ち越しする事になりました。配線作りで疲れました。

ケーブルの正しい判断は一般の方には難しいかも?・・・

2018年04月17日 | ピュアオーディオ
メイン2セット(音楽部屋・自宅)とサブシステム2セットを、とにかく毎日鳴らしている。ケーブルのグレードが高いと音数が多く、エネルギー感も多く、質感も良く・・・と全体の音質が上がる。顕著なのが「音圧アップ」で有る。良いケーブルを判断する時は「音圧アップ」するかを確認する様にしている。「音圧アップ」とは、同じボリューム位置で音量が大きくなる事。

良いケーブルを使うとその場を離れたくなくなるから次の日も又聴きたくなる。そうやって1年以上鳴らしていると「2000Hr」を超えて来る。2000Hrを超えて来るとアンプを始めシステム全体が「活性化」され、自然と「音のバランス」が取れ、キレ・ヌケ・ノビが感じられる様にいなって来る。好循環のケース。

反対にケーブルのグレードが低いと、淋しい音や痩せた音・キツイ音が出て来る。「聴くのが辛く」なって聴きたくなくなる。そうなると、毎日が一日置きに、1週間に1回に・・・と聴く頻度が下がって来る。使用頻度が低くなると機器の接点に酸化膜が付き、ますます音質ダウンして来る。更にそれを続けて行くと、「機器の故障」が発生する。高価な機器が数年で修理しなければならなくなるのは「使用頻度」が低い事や使い方が悪いからだと思う。ごく普通に毎日使ってやりさえすれば故障まではしない。

良いケーブル(性能の高いケーブル)は一般の方にはその良さが判り難い。何故なら「交換直後」から「音のふん詰まり」が発生するからだ。

例えば、グレードの低いケーブルAからAの2倍くらいの性能を持っているケーブルBに交換したらどうなるか? そのケーブルで伝送される情報量は確実にアップしている。でもそのケーブルで送られた信号を下流側の機器が受け止めきれない現象(オーバーフロー)が発生する。音のバランスや左右の音量さえ狂って来る。毎日サウンドが変化して来る。出て来る音は「ふん詰まっている」ので、聴くのが辛くなる・・・交換したのはケーブルBだよね・・・元のケーブルAの方が良かった・・・みたいにケーブルBが悪者扱いにされて「受け入れられない」・・・と外される。悪循環のケース。

本当は下流側の機器が「即対応」出来ないだけの事で、ケーブルが悪いのではなく、対応できない機器が悪いのに・・・ではなく、機器が対応できるようになるにはそれなりの時間がかかる・・・その時間を私は「苦行」と呼んでいる。軽く1000Hrは見ている。

客観的に、一般に「高級ケーブル」と呼ばれるケーブル材の断面積(太さ)と、機器の内部配線で使われているケーブル・プリント基板配線の断面積(太さ)は、圧倒的に高級ケーブルの方が太い。つまり、「送れる情報量」の量が大きく違うのだ。当然「オーバーフロー」して機器のグランド側に流れ出す・・・ノイズの発生やセレクターからの音漏れが発生する。

処が面白い事に、時間をかけて機器をその情報量の多さに馴染ませてやるとかなりの処まで吸収できるようになる。つまり、高級ケーブルに対応して来る。

2000Hrもかかるので一般の方はそれを待てずにケーブルを「ダメ判定」してしまう。もうこれは「悪循環」しかない。「ケーブルの原理」を理解する事さえ難しい。

サブシステムのアンプセットとSPケーブルの入れ替え

2018年04月16日 | ピュアオーディオ


サブシステムの2種のスピーカーのアンプとSPケーブルを入れ替えて聴いて見ました。今まではALTECにはパイオニア、JBLにはアキュフェーズを組み合わせていました。ALTECのミニモニターは作成以来づっとC3+M4と最高峰(第1順位)のSPケーブルの組合せでした。



そこで、4311BをC3+M4で、ALTECをC200+P300の組合せで聴いて見ました。C200+P300のラインのSPケーブルは第3順位のSPケーブルです。SPケーブルの音質差がかなりありますが、それでもALTECのミニモニターから出るシンバルやドラムの音は「出色」ですね。反対にJBL#4311の方は良いケーブルに巡り合わせたのですが、「ふん詰まり」を起こしてしまって、すぐには対応できない状況です。こちらも半月ほど鳴らしてやればALTECと変わらないくらいのJAZZの再生が可能になると思います。短時間で比較するのは「酷」でしたね。

結局元に戻して、ALTECのミニモニターはC3+M4と最高峰SPケーブル、JBL#4311Bは第3順位のSPケーブルにしました。どちらも内部配線は第2順位のケーブル材です。どちらもネットワーク部分に「ネック」配線が有ります。これは回路上どうしようもない処なのでやむを得ません。鳴らし込む時間だけが解決してくれる所です。


オルソン 30㎝ユニット用バスレフ箱 SP端子

2018年04月15日 | ピュアオーディオ


一昨日入荷したオルソン30㎝ユニット用バスレフ箱。



バスレフ箱の背面について来たのは上の写真にあるSP端子ユニット。私が一番嫌いな「ワンタッチ式」のSP端子です。何故なら「振動に弱い」SP端子だからです。材質も余り良い物は使われていません。音質劣化のキーポイントです。



そこで到着した日に準備したSP端子がこれ。前回のLE8T用の箱についていたボードにオーディオテクニカのSP端子。この端子でWE14GA辺りで軽く流すように音楽を流せたら良いかな?・・・と考えたが、それでは低域も高域も伸びないだろう・・・・。と云う事で再度検討。



古いユニットは低域も高域も伸びていない様になり易い。ここは一番奮発してシンプルにメインシステムと同じクラスのケーブル材を使おうと考えました。その為にはSP端子板を作り直さないと・・・という事で、カットと図示まで完了。後は、指定の穴を開けて、塗装して、ケーブル材を取り付け、バスレフ箱のリア面に取り付ければ完了・・・とここまでやってしまおうと予定していたのですが、テラスにボール盤を置いている。外作業になる。折しも横殴りの強い雨が降り出した・・・という事で、結局日延べすることにしました。急ぐ必要もないので雨に濡れてまでやる事は有りません。



ホームセンターに雨の中を板材の購入とカットをしてもらいました。チョッとした事ですがなかなか腰が上がりませんで時間ばかりがかかってしまいます。

オルソン 30㎝ユニット用バスレフ箱入手

2018年04月14日 | ピュアオーディオ


オルソン 30㎝フルレンジユニット用のバスレフ箱が入荷しました。開口径は当方指定の寸法で加工していただきました。



サイズはW42 H72 D37 で一般的なブックシェルフサイズより一回り大きいです。



元々はONKYO E-83A NEW MkⅢと云うSPの箱です。フロントバッフルを追加して、元々のバッフル板も内径を加工して使って有ります。

正直言って、このSPは余分です。サブシステムで揃えたJBL#4311BとALTECのミニモニターが有れば十分です。現在この2つのシステムを聴くのに忙しくて直ぐに作業に入る予定はない。なかなか良いサウンドを出してくれますので「お気に入り」になりそうです。よってオルソンのフルレンジの完成予定は未定です。余計な事ばかりしてわざわざ手間を取らせています。オーディオバカの典型かも知れません。

2日間ほど雨の為外に出れませんので、少しづつ手間をかけて鳴らす準備をしたいと思っています。サランネットもダイレクトに初めから張り付けて、「一発立ち上げ」で行きたいですね。使う線材で悩んでいます。

オルソン 30㎝ Wコーン型ユニットを何とかしなければ・・・。

2018年04月13日 | ピュアオーディオ


オルソンの30㎝フルレンジWコーン型ユニット。3軒目に持って行って2週間以上眠っている。このユニット用に国産バックロード箱を購入したが、バッフル板の作成、バックロード箱に穴あけ加工をしなければ取り付けが出来ない。



こんなアンプ接続で聴いた音は、非常にクリアーでヌケの良い音だった。30㎝ユニットなので低音の量感はそう多くは望めない。音楽を聴くうえで十分な帯域で有ればよい。音のバランスの良い事を願っているしそう感じている。バックロード箱に組み込む労力を考えるとチョッと身体がすくむと云うか「面倒くさい」。(実際に自分で作業するとなると大変な労力に感じてしまう・・・バッフル板の図面を書いて注文・エンクロージャーへの穴あけは自分でするにしても現物合わせで神経を使う他・・・)



取り合えず、何も悩まずに済むようにもうひと箱エンクロージャーを手配した。こちらは「バスレフ箱」で、バッフル開口径も指定のモノが手に入った。こちらはユニットとSP端子を指定のモノで簡単に対応できる。おまけに3軒目には、まだ殆ど荷物を入れていないのでだだっ広い。箱が一組みぐらい遊んでいても邪魔にはならない。今週末か来週には入荷するだろう。ただこれ以上はSPを増やしたくはない。もうこれ以上のお守りはしたくない。

ALTECのミニモニターはJAZZが好く鳴る

2018年04月12日 | ピュアオーディオ


元々聴くソースはクラシック音楽が多いのだが、ALTECのミニモニターを使う様になってJAZZを良く流す様になった。松尾アキラトリオの「ベサメムーチョ」や「アローン・ツギャザー」、 カレル・ボエリー・トリオ、 ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ等明るい音楽を聴く機会が増えた。



ミニモニターのユニットはウーハーは30㎝、ツィーターは5㎝のコーン型らしいのだが、ツィーターは内部を開けて見れないので詳細は判らない。



ウーハーは30㎝だが、ALTECの38㎝の416Aや515B等の流れをくむ音だと思う。パワーを入れれば入れただけ鳴りが良くなる。JBLと違って分解能(解像度)が良くなるのではなく、「量感」が大きくなる。スケール感が出て来ると捉えていただければ判り易いと思う。

5㎝ツィーターはウーハーとはチョッと音色が違う。キレが有る。シンバルの音などかなり「リアル」だ。高域のレンジそのものは伸びてはいないが不足感はない。ハッキリした音でキレが有ると「スカッとした」鮮烈な音に聴こえる。ついついボリュームを上げて聴きたくなる。



組み合わせているC3+M4アンプでM4のメーターが半分くらいの処で振れている。これくらいパワーが入るとスケール感も大きくてキレの有るJAZZが軽快に鳴ってくれる。

「ちょっと試しに聴いて見よう・・・」と安直な気持ちで導入したのだが、これがなかなかのサウンドを出してくれるのでメッケモノでした。メイン・サブ共にJBLのユニットばかり使っているので、たまには他のメーカーの「音色」がもの珍しいのかも知れない。

コタツ撤去・・・メインシステムが活躍する環境

2018年04月11日 | ピュアオーディオ
八女地方は内陸にあるので冬場は結構冷えます。その為、メインシステムの前には冬場はコタツを出して、寝転んで聴きます。本当はリクライニングシートに座って聴きたいのですが、寒いのは「ダチカン」でコタツの出番でした。



例年は5月のGW前に終うのですが、今年は2週間以上早く片付けました。これからはメインシステムを良く聴く様になるでしょう。「音楽」と面と向かって聴く様な聴き方をしますので、寝転がってではうまく聴けません。

サブシステムとメインシステムがうまく共存できれば良いのでしょうが、いくら頑張ってもサブシステムがメインシステムを超えることは有りません。使っているユニットのグレードが違います。また電源・ケーブル類も最高峰を揃えて使っています。

サブシステムのコーン型ツィーターがいくら頑張っても、コンプレッションドライバー+リボンツィーターの組合せには届きません。まだまだ他にも大きな差が有ります。ウーハーの口径が38㎝クラスになりますと、振動板の面積とエネルギー感・再生周波数帯域の下限が違います。低域の下の方が出る事で「音の豊かさ」がまるっきり違ってきます。また全体的な「音数」がまるっきり違います。



サブシステムをバーチカルツィンで鳴らして、振動板の面積をいくら稼いだとしても、ユニットのグレードの差は如何ともし難いものです。中・高音がコーン型やドーム型ではその差は埋まりません。

サブシステムは個人的に「安直に聴ける」所がメリットです。毎日毎回、「音楽」と面と向かって聴くのは疲れます。「流す」様に使えるシステムをどうしても併用したくなります。