Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

着々と「鳴らし込み」を続けている

2021年02月08日 | ピュアオーディオ

自宅システムは毎日TV音声として鳴らし込みを続けている。22時から23時までが、私のほっと出来る時間だ。この1時間を使って、「鳴らし込み」の進捗状況のチェックと音楽を楽しむ。今月末で3ウェイマルチアンプ化して1年が経つ。まだまだ鳴らし込みが必要だと感じているが、音楽を楽しむには十分な音質が得られる様になって来た。センターにもう1本SPが有るかの様に中央の音の厚みが出始めている。両サイドのSPから音が出ているがそうは聴こえない。モノラルに近い表現でステージ感やピアノ曲なら1音のユニゾンが聴こえてくる様な「余韻」が出始めている。もう一息だと感じる。


活性化のメインはSONYのチャンデバだろう。このチャンデバがプリアンプからの出力の半分も出せたら凄いサウンドになると思う。その為には、内部の半田の総入れ替えや内部配線の交換等が必要になってくる。そこまでは手を付けられない。このまま「活性化」の手法で音数を増やして行く事になるだろう。高域用のパワーアンプのみがあと半年は鳴らし込みが必要。まだチャンデバ出力に対応できていない。高域用アンプは3台目なので致し方ない。この機器のみ極端に鳴らし込みが出来ていない。でもヴァイオリン協奏曲が聴ける程度には仕上がっている。

何事にも「ちょっと一工夫」が必要

2021年02月07日 | ピュアオーディオ

道具や機器を上手く使いこなすには、「ちょっとした一工夫」が要る。写真のSPのセッティングにも「原理」が有り、その原理に従って一工夫が要る。この一工夫でサウンドがかなり変わってくる。「生きている音」と「死んだ音」の差となって出て来る。この辺の「差」が比較した人でないと理解できない。


アナログプレーヤーのレコードのインシュレーターも色々な素材や形を試して見た。聴いた感触でこの木製(花梨材)のモノとセラミック製のモノが良い感じであった。鉄製は鉄の音が載る。


電源タップも初めはメーカー製のモノから始めたが、性能がたいして上がらない。


内部に20Kgの電源トランスを入れてタップを自作した。20Kgの電源トランスのおかげか?はたまた「内部配線」を高級品にした効果も合わさって、かなりに性能の高い電源タップを作る事が出来た。ただ外装が「ベニヤ板」製なので見てくれが悪い。


設計を新たにして花梨材を使って「強固な箱」に作り替えた。外装箱を変えただけで別物グレードに音質アップした。やはり、材質と作りの確かな強固な箱にする事はかなりの音質アップ効果がある。


ついでにこんなタップも作っていただきました。(限定品)内部配線次第で自分好みのサウンドになります。





CDPを設置する木製ベースにも拘って見ました。材質でサウンドも変わります。


CDPも最終的にはこの様な「埋め込み方式」にしたら、更に音質アップしました。もう別物クラスに音質アップします。

コンプレッションドライバー内部配線-その3

2021年02月06日 | ピュアオーディオ


JBL #375用の「内部配線」を作成しています。問い合わせが多く、またご注文をされる方もいらっしゃいますので作成しています。今回余分に4セット準備しています。



本来は「隠しアイテム」で門外不出にしていましたが、自分が「音質追及」して来て掴んだノウハウを、墓場まで持って行くくらいなら、欲しい方にお分けした方が良いと判断しています。但し、「取り付け」にはネジの締め具合などノウハウを要します。安直に使えるものではないので今まで商品化をしてきませんでした。

個人的には、今まで記事を読んで来られた方はご理解出来ると思いますが、「予備機」・「予備品」を必ずストックしてから、いろいろな実験や比較試聴をして来ています。壊れても直ぐにリカバリーできる様にしています。一時期でも「音楽が聴けない」状態を無くす様に常に考えています。


2インチコンプレッションドライバーの内部配線・・・つづき

2021年02月05日 | ピュアオーディオ

上の写真はJBLオリジナルの内部配線です。このままでもかなり高い再生能力が有りますが、音色が「バタ臭く」感じるのは私だけでしょうか? 材質は銅線です。


その対策として私が使っているのが、自作した「特殊な銀線」です。黄色のラインの入った方が下流側(ダイアフラム側)です。材質をスーナー社の「銀線」にした事で、繊細で有りながら、明瞭で非常にすっきりした「カルフォルニアの青い空」を感じる様なサウンドに変わります。


オリンパスシステムの#375やLE85の内部配線は既に交換済です。但し、配線自体は硬度が上がりますので、曲がりにくくなります。そうなると「応力」が出ますので、取付が悪いと「ビビリ音」が出る事も有ります。取り付けには一工夫が必要です。

今年に入り問い合わせが有り、既に2セットを出荷しました。過去13年間は「門外不出」の状態でした。欲しい方は問い合わせてください。

JBL #375用 内部配線 の作成

2021年02月04日 | ピュアオーディオ

前回シルバースターグレード(No3グレード)でJBL#375用の内部配線を作りました。その後、ゴールドスターグレード(No2グレード)でまた作りました。


これが13年前に作成し、私のJBL3大ホーンシステムの#375やLE85/175DLHの内部配線に使っているモノです。


2インチコンプレッションドライバーのダイアフラムです。2インチのコンプレッションドライバーは磁力が非常に強いので、ダイアフラムを傷つけ易いです。


そこで、上の写真の様な三角錐の治具を厚紙であらかじめ作って置き、破損や傷を防ぐのが良いでしょう。


実際に内部配線を交換する時は、上の写真の様に、ダイアフラムをカバーしてから作業に入ります。こうする事で余計なトラブルを防ぎます。夢にもこの様なカバーなしで作業しない事です。ダイアフラムは1枚(¥40000)位します。とんだ出費になります。

ゴールドスターグレードの「内部配線」にしますと、①SN比が格段に良くなる ②情報量(音数)が極端に増える ③明瞭度が良くなり「ヌケ・キレ・ノビ」を感じる様になります。・・・音のバランスや密度が変わり、音が面で出て来る様になります。但し、他の部位のケーブル類もグレードを上げる必要があります。

システムが増えると「ケーブル類」の数の確保も必要になる

2021年02月03日 | ピュアオーディオ

ステレオシステムを5~6セットお守りをしている。すべてのシステムに最高級クラスのケーブルを使う事は、物理的な問題と金銭的な問題がある。「ケーブルフェチ」な私にとっては、写真のベルデンのSPケーブルなどは基本的に論外(音質的に使えない)な物だと捉えている。しかし、システム数が多くなると、そうも言っていられない。「鳴らし込み」が必要だからである。


サトリのアンプは長らく眠らせていた。白いケーブルはNo2グレードのケーブルです。電源ケーブルも。せめてこのクラスのケーブルを使いたいと考えているが、システムの数が多くなると、数を揃えるのも大変になる。当然材料代が高くつきます。現状ではNo2グレード・No3グレードのケーブルが混在します。ケーブルのグレードはすべて揃えて初めて「ケーブル」のサウンドになります。多分言っている意味がやった事のない方には理解できないと思います。


一番右側のケーブルがNo1グレード、その横がNo2グレードのケーブル、その横がNo3グレード。No1グレードのケーブルは、使う機器のソケット類がしっかりしていないと、軽く機器を壊します。サブシステムに使っている機器は、No2グレードのケーブルが使用限度です。

システム数を増やし過ぎたのでケーブル類が足りなくなっている訳で、システム数を減らせば当然その分浮いて来る訳で、思案のしどころでも有ります。

サブシステムが心地よく鳴りだしている

2021年02月02日 | ピュアオーディオ


サブシステムは現在①D208システム ②SP-2005マルチアンプシステムを常時繋いで、毎日聴いています。D208システムはヴォーカルが良いですね。歌謡曲やフォークソング・JAZZヴォーカルをメインに聴きます。


D208ユニットは下の方があまり伸びていないので、打楽器のアタック感に物足りなさを感じますが、ヴォーカルは非常にいい雰囲気で再生します。高域のサンスイのツイーターはシンバル音など非常に性能が高いです。


サンスイSP-2005マルチアンプシステムが更に良い。JAZZを軽く流しているだけで、身体が浮き立つような感覚にしてくれる。聴いていて耳疲れしないサウンドで、「ヌケ・キレ・ノビ」が感じられ、意外と「低音のアタック感」もしっかりしている。30㎝ウーハーの力強さがある。一般家庭ならメインSPとして使える完成度です。




50年前のSONYのアンプをメンテして使っています。半年もかけて鳴らし込みを続けてきた成果が出始めて居る様です。見てくれはあまり高級オーディオの感じは有りませんが、「さりげなく」出てくる音は高級感いっぱいです。オーディオは使い手の耳が出来ているかでかなり変わります。

今ではこのSP-2005システムを一番よく聴きます。軽く弾み、余韻もいっぱい出るので、ながら聴きしながら余韻まで楽しむ事が出来ます。


JBLのサウンドの特徴

2021年02月01日 | ピュアオーディオ

JBLのサウンドの特徴として「エネルギー感」の再現が国産SPとは違う。これは、自分が20歳頃に感じたものです。それ以来「JBL党」になりました。


現在3ウェイマルチアンプシステムで鳴らしているサンスイSP-2005は、かなり良いサウンドで鳴っていますが、「エネルギー感」はJBLのユニットには及びません。そもそも#375のサウンドとコーン型MIDレンジユニットを比べること自体が無理な話です。ユニットの金額も作りも根本的に違います。SP-2005はJBL#4311クラスと比較すべきでしょう。下手な#4311よりSP-2005は良い音に出来ます。初めから3ウェイマルチアンプに出来るように作られていますから・・・。


JBL#4311もオリジナル状態では私の使う「音質」に届きません。内部配線を「特殊な銀線」でやり直して、初めて「私の使用に耐える音質」になります。2セット程作成しましたが、大型システムが要らないくらい良く鳴ります。


過去に色々なSPを集めて、オリジナルのサウンドと内部配線を交換したサウンドを確認してきています。道楽も過ぎると毒になりますので、もうここら辺で終止符を打ちたいと思っています。