私のように閉ざされた世界に暮らしていると、時には驚くほどの変化が世間で繰り広げられていることに気付くことがあるが、それは先日、携帯電話を機種交換しようとソフトバンク・ショップに行った時に実感した
そこに行くのは二年五か月振りのことであるが、店内を見て 「おやっ?」 と何かが変わっていた
それは以前にはカウンターがあって数台のディスクトップパソコンがあり、スタッフがその画面を見て客と対応するのが店内の様子だった
しかし、そのパソコンは一台あるだけで客はロビーの椅子と机がある場所でスタッフと話をするように変わっていた
では以前に見ていたパソコンからのデータはどうする? との疑問に答えたのはスタッフが持っている所謂 「タブレット」 だった
「タブレット」 と言えば、私は鉄道の世界で列車本数の少ない区間の安全管理に使われたあの丸い形をした 「タブレット」 を想い出すが、ITの分野では小型の板状の装置や部品のことを 「タブレット」 と呼ぶらしい
平たく言えば客との対応はこのタブレットを介して行えるので、ワイヤレスの利点もあって便利そのものである
書類上、お客の署名が必要ならそのタブレット上で電子ペンで書き入れることも可能で、実際私もそのようにして確認の署名を行った
そんなことは世間ではもうとっくに始まっていましたよ」 と笑われるかもしれないが、世間知らずの私にとっては世の中の進歩から置き去りにされたような感覚になってしまった
でも担当したスタッフが 「今の若い人はタブレットばかり使っているので、パソコンの操作知識はあまりないようです?」 と言っていたが、実際にはどうなんでしょうか?
私はタブレットを操作したことはありませんが、先日我が家に来た工務店の営業マンもそのタブレットを使いながら、私との見積もりに使っていました
タブレットは便利な道具なんでしょうね?
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