日暮らし通信


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祝横綱昇進・稀勢の里関 殿

2017年01月26日 13時52分27秒 | 日暮らし通信

日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

残り 柚子

空堀川沿いにて
(撮影: H290126)



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 「稀勢の里」 が72代目横綱として正式に決まった

横綱推挙を伝えた使者に対して 「謹んでお受けいたします。横綱の名に恥じぬよう、精進いたします」 との口上を述べた

これは難解な四字熟語が多かった他の横綱の口上とは異なり、稀勢の里らしい決意の表れだと私は受け取った

ただ、初めての優勝、そして横綱昇進とお祝い事が続くと、メディアへの対応や、その他たくさんのセレモニーなどで稽古量が減ることによる体調変化で、来場所に影響が無いように注意すべきだと思う

私がこの稀勢の里を応援する理由は幾つかあるが、その中で際立ったことは 「怪我をしない」 ことだ

強いのは当たり前のことだが 「怪我をしない」 ことは優れた力士の条件でもある。稀勢の里は休場が一度、平成14年1月場所千秋楽の一日だけ怪我のため不戦敗となったのは惜しまれることだった

この不戦敗で連続出場が953回でストップしたことは更に惜しまれることだった

 「怪我をしない」 から稀勢の里は優れた力士特有の輝きのある肉体をしている。勿論サポーターも付けていないのは立派な体力管理だ

私は力士が土俵上でベタベタとサポーターを付けている姿が好きではない

土俵は神聖な場所だから変なサポーターは装着禁止くらいに厳しくしてもいいのではないだろうか。実際に横綱土俵入りの時は、横綱は勿論、露払いも太刀持ちもサポーターは付けていないようだ

敢えて私は 「土俵上ではサポーター装着禁止」 を徹底すべきだと提案したい

さて、稀勢の里は好きな関取だが、横綱になったことは只の出発点だ。これからは横綱としての重圧に如何に耐えるか、精神的な弱さがあると言われたこの秀でた力士だが、必ず次ぎの目標に向かって進むと信じている

横綱には勝つことが当たり前のノルマが常にあり、同時に横綱は人間的には誰からも尊敬される所作も求められる

誰もが待ちに待った日本人横綱の誕生は、多くの日本人の心に希望の灯を(とも)したに違いない

これからの行く道は厳しいだろうが、それを乗り越える 「心・技・体」 を稀勢の里は持ち合わせているから横綱になった。更なる栄光の座を求めて精進することを願って止まない