● この項のタイトル: 運転中のオイル洩れ ●
エンジン運転中、エンジンは数台のカメラによってテレビで監視するのみで直接見ることはできない。
最初の運転時、アイドルからゆっくり回転数を上げていったが突然何かの液体が噴射する事象が発生、直ちにエンジンを停止した。
実はこの時、私は心中穏やかではなかった。もし、私が関わった所で締め付け忘れでもあったらどうしようか。いい恥さらしになってしまう? と不安だった。
そんな思いが交差する気持ちで停止後チャンバーに入ってほっとした。英国人作業者のミスでオイル配管に締め忘れがあったのである。これには後日談がある。
試験契約によれば研究所側にミスがあった場合はそれなりの損害責任が発生るというのである。
この場合、明らかに英国側のミスであるから日本側からクレームを指摘すれば作業を指揮したフォアーマン (職長) は解職になる可能性があるというのである。おそらくは穏便にとお願いがあったのだろうがこの辺は厳しいのである。
このフォアーマンはジャクソンと言う人で私はたいへんお世話になった。まずは解職にならくて良かったのと、私のミスで無くて幸いでした。 (この項終わり)
今日は白と赤のベゴニアをアップしました。 名前を知りたいが、ラベルはありませんでした。通常、街中でベゴニアを見ることもあるが、この温室に来てこのように多くの種類があることを知りました。
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