● この項のタイトル: イギリス空軍ヘンドン飛行機博物館 ●
「FJR710 エンジンの想い出」 を続けることにしよう。
英国出張は昭和52年 (1977) のこと。もう昔話になってしまうが私にとって初めての外国とあって懐かしい想い出ばかりである。
いつかは忘れられてしまう私の歴史だろうが、このページ以降ではその想い出の幾つかを纏めておくことにする。
しかし、何しろ記憶が薄れてしまったことが多いので纏まりの無い文書になることであろう。
英国出張が決まった時、どうしても行きたい場所があった。それが 「イギリス空軍ヘンドン飛行機博物館」 である。
この博物館はロンドン北部の郊外にあり、第一次世界大戦から現代までの様々な軍用機が展示されていた。
ここは英国のみならずドイツ機の展示も充実していて有名である。英国は戦勝国だから飛行機マニアの私にとっては素晴らしい機体が展示してあると胸躍らせて訪れた。
日本のロケット特攻機 「桜花」 が展示されていたのにはびっくりしたが、何と言っても感動したのは "アブロランカスター爆撃機" である。
第二次世界大戦時に活躍した英国を代表する爆撃機で、米国のB29爆撃機に匹敵する英国が誇る傑作機である。
さらに驚くのはこの機体はフライタブルでまだ飛ぶことができるように整備されているとのことだった。
機体左側のコクピット下の外板にドイツへの出撃回数を示す何十個もの爆弾が描かれているのが印象的であった。
それにしても綺麗な博物館で、飛行機の歴史に酔いしれました。 (この項終わり)
今日は熱帯スイレンの花をアップしました。二枚の表示板の説明を読んでください。特に熱帯スイレンと温帯スイレンの特徴を知っておくと参考になるでしょう。
俗に言う、スイレンとハスはどう違うのだろうか?
水面に咲くのがスイレン、水面より上の方で咲くのがハスとのことです。
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