諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

東日本大震災の真実。当時、何があったのか。その4

2017年03月15日 09時31分48秒 | 東日本大震災

続いています。

震災当時、泥棒と一緒に集まってきたのはボランティアです。当時はボランティアするなら交通費はタダでした。それでも体育館等で寝泊りして、無償で働いてくれました。頭が下がる思いです。それに地元の人は助けられたし、勇気も貰った。震災被害者の気持ちを感じてくれて嬉しかったです。

地元の人もそれで腐らずに立ち直った人も大勢いると思います。本当にこの人達は善だと思います。その善を見せ付けられたから、優しい心のままでいられた人もいた筈。日本はまだまだ捨てたものではないと思いました。

しかし、その善意のボランティアを装って、ただ単に旅行に来ただけの人もいた。ボランティアは交通費が無料。それならと仙台に旅行に来た。ボランティアなんて一切せず、観光地感覚で被害地を周って楽しんで帰って行っただけ。

食料を集めるのも大変な時期だったのに、被災地にお得に旅行を楽しむだけに来るなんて呆れ果てましたよ。

こんな事を見せ付けられると本当にゲンナリします。しかも震災で保険金が下りて大儲けしていると思っている。儲けやがってと怒っている。そんなの一部の人ですよ。私なんてポロポロ状態です。地震保険なんて入っていなかったので。

住んでいる土地の地盤が悪かった。盛土の手抜き工事の土地だなんて全然知らなかった。地震に強い建物を建てたつもりでしたが、強固な建物であっても地盤が悪ければどうしようもない。こんな事も判らなかった。本当に馬鹿でしたわ。

私はこの程度で不貞腐れちゃいましたが、家族を失っても真っ直ぐに生きて行こうとする人もいる。その人に対して自分の心の弱さに劣等感を感じる。私はその人たちに比べ相当遅れ劣っています。焦っている。それが辛いです。

話を津波被害地に戻します。

当時、全国の警察官が被害地に入り、この泥棒どもから流された財産を守ってくれた。多くの都道府県のパトカーが被害地をパトロールしてくれていたのです。

威張る為、安定した暮らしの為に警察官になった人も大勢いるでしょうが、この人達は真剣に津波被害地を泥棒から守る為に働いてくれた。私も不審者と思われちゃいましたが。。

それと自衛官が細い鉄棒を持って丁寧に土中に刺す行為をしていました。被害者を探す為です。大勢の自衛官が一列になって隅から隅までです。頭が下がります。私だったら土中の遺体を鉄棒で捜す行為は心が張り裂ける。大変な仕事だと思いましたわ。

私、自衛隊は日本国の門番であると考えています。この人たちも凄いストレスを抱えて仕事をしている。虐めをする馬鹿な自衛官や警察官も大勢いますが、やっぱり心ある者がその任務をして頂くのは本当に有り難い。どちらももっと強化して欲しいです。所得税を以前の水準に戻して。

最後になりますが、私、牡鹿半島に何度も釣行しています。しかし震災後は釣りをしていない。実はネットで見たんですよ。牡鹿半島の砂浜に打ち上げられた瓦礫の中に、焦げ茶色した遺体が大勢いたのを。

ラジオでは牡鹿半島に1000人以上の遺体が打ち上げられていると報じていた。私は信じられずネットで検索。そしてその画像を見つけたのです。

遺体は殆ど衣類を着けておりません。瓦礫と一体化と言うか、瓦礫そのものになっている。命が消えた遺体。その恐ろしさに震えました。

その瓦礫には50人以上、否、100人近い遺体が見えました。その光景は写真であっても心を突き刺します。心がグチャグチャになります。釣りどころではないと思いました。そして自分はその人たちから比べれば、申し訳ないですが十分に運が良い。その運の良さが申し訳ないと感じる。

その画像は削除された様ですが、総勢2万人を越える人の命が奪われた。そして家族を奪われた者の心は傷付いたままです。

それなのに震災地の人々を甘えていると非難する人がいる。放射能から逃げて来た人を苛める人がいる。こんな日本のどこが美しいのか。

そして私もそうかも知れないが、震災で精神を狂わせた者も大勢います。私も睡眠薬と精神安定剤に頼る生活をする様になってます。立ち直りたくても立ち直れない人が大勢いるのです。

どうやったら治るのか苦しんでいる。震災被害地の人々の多くが。それが甘えと言うなら甘えでしょう。私も甘えたくない。早くここから切り抜けたい。そう思っている人が大勢いると思います。

私はもっと神社に鎮座する神々に頼ろうと思っています。一人の私はそれしかないので。私の穢れはまだまだ取れていませんので。

 

ではでは。

コメント (4)
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