治療法選択をサポート！・・・遺伝カウンセリング

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　人は心身とも・・・

　　　より良い状態で・・・

　　　　　生きたいと願う・・・

　わが身を知ること・・・

　　　我が心を知ることこそ・・・

　　　　　健やかな日々の始まり・・・

　　　　　　　今日、さらに明日もまた・・・

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今日は「遺伝カウンセリング」という聞きなれない言葉が目にとまったので紹介してみます。


～以下、12月4日読売新聞朝刊より抜粋～

治療法選択 サポート

遺伝カウンセリング

京都編

　今回の「病院の実力」は、「遺伝カウンセリング」を取り上げた。遺伝カウンセリングとは、病気の原因となる遺伝子を調べる「遺伝子検査」の前後に、患者やその家族に十分な情報を提供し、治療などの選択ができるようにサポートすることだ遺伝子検査は近年、先天性の難病などを調べるだけでなく、がんなど幅広い病気の予防や治療に役立てられている。ただ、遺伝情報は、子供やきょうだいなど血縁者にも影響が及ぶ可能性があるため、十分な配慮が求められる。

　遺伝子検査の広がりで、遺伝子カウンセリングの必要性は年々高まっているが、体制は十分とは言えない。専門医は現在、全国に797人、カウンセラーは125人にとどまる。
　また遺伝する難病など一部を除き、多くの遺伝カウンセリングには保険が適用されず、自費診療となるため、医療関係者からは「保険適用を増やすべきだ」との声が上がっている。

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府立医大病院
遺伝子診療部遺伝相談室長
中川正法さん　59

1978年鹿児島大医学部卒。
同大病院、国立療養所沖縄病院などを経て現職。臨床遺伝専門医。

筋ジス家族らの悩み対応

　医学の進歩で、病気の発症と遺伝子の関係が急速に解明されてきました。しかし、筋ジストロフィーなど遺伝子の変異で起きる病気（遺伝性疾患）の患者の家族を含め、人々が抱く不安は常に漠然としたものです。私達専門家として、そういった悩みに答えます。

　遺伝子の変異が親から子に伝わっても、発症する確率が低い場合もあるので、疾患ごとの特徴を丁寧に説明します。医学的に解明できている事実は伝えます。でも、子供の遺伝子疾患の相談に来た両親の場合、自分たち自身が遺伝子の検査を受けるのか、次の子供を妊娠するのかは、夫婦の決断によります。遺伝カウンセリングは、あくまで「自分の意思で行動出来るよう、患者や家族を専門家が支える」場なのです。

　遺伝性疾患によっては、患者・家族会があり、支え合っています。こうした情報も、私達が伝えます。
　遺伝子を巡る情報は「究極の個人情報」と言われ、取り扱いには十分に注意しています。夫婦で遺伝子の検査を受けてどちらかに変異が見つかった場合でも、親族関係に悪影響を及ぼすことがあるので、誰の遺伝子に変異があるかは伝えない方針です。また、検査結果は、診断した部所以外には持ち出ししません。
　臨床遺伝専門医6人と認定遺伝カウンセラー2人に、必要な場合は関係する診療科の医師を加え、相談を受けます。少しでも遺伝にまつわる疑問があれば、遠慮せずに連絡下さい。

初めて聞いた言葉でした・・・

京都府の専門医の人数

• IDAクリニック・・・1人
• 京都大・・・5人
• 国立京都・・・1人
• 府立医大・・・6人

カウンセラーの人数

• IDAクリニック・・・2人
• 京都大・・・2人
• 国立京都・・・0人
• 府立医大・・・2人

この様な現状みたいです。
これから専門医・カウンセラーの方がどんどん増え、更に保険も適用出来るようになればよいのですが・・・