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過度に節電しないでエアコンの活用を!・・・熱中症予防

2013-07-11 | 健康タオル
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ここしばらく、島根の姉のところへ連絡を入れていなかったので、

昨日、電話を入れてみたのですが、

義兄が電話にでて・・・「○○はどうも熱中症みたいだ」・・・と


色々と話を聞いてみると、

義兄は人工透析をしている関係かエアコンを入れると寒いらしく点けていないらしいのです。

それに付き合っている姉がどうも熱中症にかかってるみたいなのです。

しばらくして姉が電話口に出てきて、話すには・・・「身体がだるくしんどい」と・・・

そこで、義兄とは別の一部屋のエアコンをつけ横になっていたらしいのですが・・・少し楽になってきた・・・と


今年は猛暑になるのが少し早いみたいなので、身体が付いていけてないのでしょう。

何はともあれ、大したこともなかったみたいなので一安心だったのですが・・・

義兄のように、通常の生活環境にはついて行けない身体の場合、本当に難しい問題です。


この猛暑は今週末ごろまで続くとの話ですが、今年の夏は、例年より高めの予想なので、いちだんの注意は必要みたいです。

今朝は、熱中症予防に関する記事を紹介してみようと思います。

~以下、7月11日読売新聞朝刊より抜粋~

社説
熱中症予防
過度に節電せず冷房の活用を
 日本列島は連日、猛暑に見舞われている。熱中症に十分注意し、夏を乗り切りたい。

 10日も各地で最高気温が35度以上の猛暑日となった。山梨県甲州市では、今年になって全国で最も高い39.2度を記録した。今月に入り、熱中症で病院に搬送される人が相次ぎ、死者も出ている。

 連日の猛暑は、太平洋高気圧と、中国大陸から押し出されたチベット高気圧が日本上空で重なる「ダブル高気圧」が原因だ。子の暑さは今週末まで続くという。

 気象庁は、この夏の気温は全国的に平年より高めになると予想している。ダブル高気圧が去っても、警戒は怠れない。

 熱中症は、高温多湿の状態で、体温の調節機能が働かなくなって起きる。吐き気、だるさが現れ、重症になると意識が薄れる。

 猛暑日が多かった2010年には1700人余りが死亡した。
 熱中症の予防で重要なのは、水分と塩分をこまめに補給することだ。暑さや乾きを感じにくくなる高齢者は、特に注意が要る。のどが渇いていなくても、頻繁に水分をとってほしい。

 体温調節機能が未発達な乳幼児も、リスクが高い。外出時は吸水性のある素材の帽子をかぶらせ、濡れたタオルで首回りなどをふくとよい。家族が子供の状態をよく観察することが必要だ。

 学校の部活動などでの発症も多い。運動の際は30分程度ごとに休息し、猛暑日には激しい運動を控えるべきだ。指導者には、この点の留意が求められる。

 室内でも油断は出来ない、熱中症の半数程度は住宅内で起きている。室温が28度を超えると危険が高まるという。

 「節電のため」と、エアコンの使用を控え、暑さをがまんするのは禁物である。上手に活用し、室温を調整することが大切だ。

 就寝中の熱中症にも用心しなければならない。夜間は電力の需要が低下することから、過度に節電する必要はない。
 電力各社も「無理のない範囲で節電を」と呼びかけている。

 エアコンに扇風機を併用することで、冷房効果は高まる。日中、すだれやよしずを使えば、室温の上昇を抑えられる。

 暑さを和らげる様々な工夫を生活に取り入れたい。
 環境省は地域ごとに、熱中症の発症危険度をホームページで公表している。新聞、テレビの気温予想など、さまざまな情報を活用して、熱中症を防いでほしい。
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