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「不用品無料でやりとり」 ネット上や地域での取り組み

2014-06-04 | 雑記
まだ使えそう・・・

こんな気持ちが残っているから、ついつい不用品がたまってしまいます・・・

我が家は、時たま・・・えいっ!やっ!・・・ってな感じで処分することがあります。


過去に一度、仕事上でのサンプルの一部を段ポールに入れて

「ご自由にお持ち帰りください」との貼り紙を貼り玄関先に出したことがあります。

私達には、不要の品でも必要としてくださる方がいらっしゃるんですね・・・

大半がなくなっていました・・・


今、インターネットの世界でも・・・

不用品の譲り渡しを勧める掲示板などのサイトがあるといいます・・・


今朝は、ネット上や市町村の取り組みを紹介してみようと思います。

~以下、6月4日読売新聞朝刊より抜粋~

不用品 無料でやりとり

ネットで個人同士/地域で再利用促す
無料で不用品の譲り渡しが出来るサイトの例

 今は物を捨てるにもお金がかかる時代。だが、数年前からインターネット上で個人が「不用品をあげます」「もらいます」とやりとりして、無料で引き取りを成立させるサイトが登場している。地域で不用品の再利用を進める仕組みも出てきた。

(武田泰介)

5月25日のイベントの写真
5月25日のイベントでは、「0円均一」の箱に入れられた不用品が持ち込まれ、引き取られていった(東京都西東京市で)

 ■ 90%が成立

 東京都墨田区の会社員垣内紗恵子さん(36)は今年、不用品の譲り渡しが出来るネット掲示板「ジモティー」で、ベッドやブルーレイプレーヤー、電子レンジなど十数点を無料で引き取った。

 引っ越したばかりだった垣内さんは「すべて買ったら、すごくお金がかかったはず。便利なので友達にも勧めている」と話す。

 同サイトには家具や家電、洋服など様々な「0円」の不要品が月に約3000点出品される。「引越しで不要になりました」「まだ使えます」などのコメント付きだ。

 利用はメールアドレスを登録するだけ。サイト運営会社は商品の直接手渡しを推奨しており、出品者の家に取りに行くことが条件の場合が多いが、「出品から1週間以内に90%以上が取引が成立する」(加藤貴博社長)という。

 同様のサイトは他にも複数ある。「あげくだ(あげますください掲示板)」では、子供服を約250点出したという主婦や、生前整理のために不用品を引き取ってもらう高齢者なども使っている。運営会社の中尾典嗣さんは「捨てるにしのびないものが『誰かの役に立つならうれしい』という人が多い」と話す。

 ただ、こうしたサイトは個人間の取引をサポートするだけ。受け渡しの方法や送料の負担などは、個人の責任でのやりとりとなる。信頼できる相手かどうか、メールや投稿内容などで見極めが必要だ。

 ■ 「0円均一」

 不要になったものを「ご自由にお持ちください」と玄関先に並べ、引き取ってもらう習慣は以前からある。これを、地域のリサイクル活動として進めているところもある。

 東京都西東京市では「0円均一」と書かれた赤い段ボール箱に不用品を入れ、玄関先などに出して引き取ってもらう取り組みを行っている。同市在住の美術家、高島亮三さん(41)の発案によるもので、同市も「モノの再利用やゴミの減量につながる」(環境保全課)と賛同。同市の施設「エコプラザ西東京」でロゴ入り段ボール箱を配り、リサイクルを促している。

 ■ NPOも

 神奈川県鎌倉市では、NPOと市が共同で「リユースネットかまくら」を運営している。個人が、登録した不要な家具や自転車、ベビー用品などをネットや市役所の掲示板に掲載し、応募があれば受け渡す仕組みだ。市内のほか藤沢、横浜(一部)など隣接市民も応募でき、昨年度は1365件の登録に対し、800件の取引が成立した。

 徳島県上勝町では、ごみステーションに併設した再利用の推進拠点「くるくるショップ」をNPOが運営。住民が持ち込んだ家具や食器などの不要品を、スタッフがきれいに展示し、訪れた人に無料で持ち帰ってもらっている。

 これらのサービスは、いずれも善意を前提に成り立つ仕組みだ。原則として生き物、食品、危険物、破損物などの引き取りは出来ない。ルールを守り、うまく活用したい。
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