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「かむ」ということがリハビリに効果をもたらす

2014-06-20 | 健康タオル
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ものをかんで食べる・・・当たり前のことなんですが、

このかむということを意識している人はどのくらいいるのでしょう・・・

最近は、飲み込むまでに30回は噛むこと・・・などとも

時間をかけることにより、満腹中枢を刺激し、食べ過ぎの予防にもなるようですね。


しかし、入れ歯をしている人などが上手くかめないことがあるようで・・・

特に、高齢者や何らかの体の不調による要介護者の方達の場合、

入れ歯の調整をやることにより、かむことが出来るようになり、

その行為が脳を活性化させ、栄養状態も改善し、回復してくるということが多々あるようです。


今朝は、この記事を転載してみようと思います。

~以下、6月20日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
口から元気に  



「かむ」リハビリに効果
 福岡県篠栗(ささぐり)町にある篠栗病院内の歯科は、診療が始まると、看護師に付き添われた車いすの高齢者が並ぶ。付属の老健施設が隣にあり、患者は80歳代が最も多く、8割は入れ歯を使っている。

 歯科医長の鈴木宏樹さん(37)は、4年前にこの病院に来て初めて、入れ歯の診療に本格的に取り組んだ。「かむ力がまだあるのに、かみ合わせが悪く、損している人が多いと感じた。たとえ入れ歯を調整した直後はかめなくても、回復力があれば1年後にはかめるようになり、元気になる人もいる」と話す。
患者が車いすに座った状態で入れ歯の調整を行う鈴木さん
体が不自由な高齢者には、車いすに座った状態で入れ歯の
調整などを行う鈴木さん(左)(福岡県篠栗町の篠栗病院で)


 脳梗塞でのみ込みの障害がある患者の入れ歯を調整すると、全身状態が改善することは強く実感している。かむことは脳を活性化し、消化管の動きを活発にする。栄養状態が良くなればリハビリ効果が高まり、筋力も早く回復してくる。

 「患者は様々な治療を受けているので、歯科だけで元気になるわけではないが、健康になるきっかけは口から作れる」と鈴木さん。

 大分県佐伯市で高齢者歯科診療に取り組む開業歯科医の河原英雄さんも、かむことで体の不調が劇的に改善する例を多く経験した。
 市内の男性(57)は、47歳の時、脳出血で倒れた。要介護の区分で最も重い「要介護5」となり、寝返りも打てない状態が続いていた。倒れて1年後、入れ歯を作り直そうと、河原さんの医院を初めて受診した。

 入れ歯でかめる状態を維持し、妻が入れ歯や口の中をきれいに保った。食べられるようになり、体力が付いたことで、リハビリの効果も上がり始めた。5年後には日常生活の面でほとんど介助が要らなくなった。「こんなに元気になれたのは入れ歯のおかげ」と男性は話す。

 市内の女性(75)は20年間、上の入れ歯だけ使い、下あごは歯がない状態で暮らしていた。食べ物はあらかじめ細かく刻み、舌で押しつぶした食べていた。
 下の入れ歯を作らなかったのは、原因不明の頭痛やめまいがひどく、歯科のいすで横たわるのが怖かったからだ。様々な頭痛薬が毎日手放せなかった。

 講演を聞き、信頼できると思った河原さんの医院を昨年2月に受診。事情を話し、背もたれを倒さずに診療を受けた。上下の入れ歯が揃うと、20年ぶりに奥歯でかみしめる感触を味わえた。いつの間にか、頭痛やめまいも消えて、薬も不要になった。「歯の問題が、どれほど体に影響していたのだろう」と振り返る。

 河原さんは「元気なうちに合う入れ歯を作り、『かめる口』を作ってほしい。最後まで自分の口でおいしく食べられたら、どんなに素晴らしいか」と話す。
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