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もの創りをする場合、その先のリスクの予測が不可欠

2014-10-04 | 日々のパソコン
セキュリティ・バイ・デザイン・・・

作る段階においてリスクを予測し、対策を盛り込むという意味なんですが・・・

もの作りをしようとする場合必ず必要となってくることなんですね。

例えば、私達、繊維関係の人間が靴の材料を創ろうとしたとき、

デザインだけに目を向けてしまうと、後々、大きなツケが帰ってくる場合があります。

色の堅牢度の問題・・・材料の強度の問題・・・等々


過去には、コメットレースという・・・経編メリヤス(要するにクサリ編み)の素材、

クサリ編みやから、一か所切れるとツルツルツルゥ~と解けてしまうんですが・・・

これを補強しないで靴材のアッパー部分(甲にあたる部分)に使用したんですね、

てき面・・・強度が足りなくて破れるといったクレーム問題に発展したと・・・


このように、新しいものを創造する立場の人間は

必ずこのリスクを念頭に入れた状態でもの作りをしていかないと

後々大変な問題が起こる可能性があるということなんですよね。


今やICT関連が急速な進歩を遂げてきています。

私も懸命について行こうと努力していますが・・・

進歩の度合いが速すぎて、既に付いて行けなくなりつつあります。

ただ、この進歩と同時に、ハッキング被害も急増しているという現実・・・

便利になるということのツケとしてのリスクは出来うる限りなくす方向で

お願いしたいものやと思います・・・


今朝は、このリスクに関するコラムを紹介してみようと思います。

~以下、10月4日読売新聞朝刊より抜粋~

 <東京―神戸間は2時間半>。開業50年を迎えた新幹線の話、ではない。1901年に報知新聞に掲載された「20世紀の予言」の記事だ。汽車で15時間以上かかった時代に、100年後の未来を言い当てたのだ。未来を空想する力が、社会をその夢に近づけていくのだとつくづく思う。

 だが、インターネットの登場で、社会が猛スピードで変容し始めた今、未来予測はかつてより難しい。

 例えばスマートフォン。iPoneが登場した2007年、路上でも電車内でも誰もがネットに接続する時代が来ると誰が想像しただろうか。だが、わずか5年後のロンドン五輪では通信がパンクしそうなほどスマホが増え、大会直前に通信整備計画を変更せざるを得なかったという。

未来のリスク予測する力
編集委員
若江 雅子
     


 6年後の東京五輪だって、想定外はあり得る。例えばグーグルやトヨタが開発を競う自動運転の車。完成して、高齢者が一人で自由に移動できれば、日本の地方問題は大きく改善されるだろう。だが、ハッキングで遠隔操作され、車ごと誘拐される恐れもあるのだ。

 設計の段階からリスクを予測し、対策を組み込むことをセキュリティー・バイ・デザインと呼ぶ。この設計思想は、社会を作っていく上でも必要だろう。

 100年前の夢を実現させた新幹線のうみの親、故・島秀雄さんは、あえて新幹線には最先端の技術を使わず、その一歩手前の、既に安全性が確立した技術を使うようにしたという。安全で便利な社会を実現した夢の超特急は、リスクを含めて未来を想像する力が生んだのだと思う。
コメント
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