日々のパソコン案内板
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シャープと鴻海の話し合いがようやく決着し、7日にも正式契約か・・・との報道もありました。
この契約見通しを持ってシャープの高橋社長は
経営責任を取り辞任する意向を周囲に伝えたといいます。
将来においてどのような形になっていくのか解りませんが、
かつてのシャープの開拓精神を失わないよう頑張ってもらいたいですね。
京都でも経営破たんした陶磁器販売の「たち吉」・・・
再生ファンドにより10年ぶりに中間決算において黒字になったとのニュースも聞きます。
日本各地で日本企業の再生へ向け投資ファンドの動きも活発化してきているといいます・・・
日本ブランドがどんどんと無くなっていく昨今・・・
やはり、日本人として悔しいやら、悲しいやら・・・何とも云えない心境なんですが、
兎に角、一社でも二社でも立ち直らせて頂きたいと思います。
今朝は、投資ファンドによる企業再生の記事を転載してみようと思います。
~以下、3月6日読売新聞朝刊より抜粋~

たち吉ブランド 立て直し
独立系再生ファンド「ニューホライズン キャピタル」(東京)は、経営破たんした陶磁器販売「たち吉」(京都市)の再建を2015年2月から手掛けている。15年9月中間決算は税引き後利益が700万円と、中間期では10年ぶりに黒字化を果たした。❉京都
創業260年余りの老舗は、消費者の陶磁器離れと安価な海外製品に押され、苦境に陥った。ニューホライズンの安東泰志会長兼社長(57)は「ロゴマークが何十種類もあるなど、ひどい状況だったが、知名度の高い『たち吉』ブランドにかけた」と説明する。創業家の退陣や部長以上の幹部の早期退職、全店舗の約2割に当たる38店の撤退などを進めた。「品がある」「気が利く」をキーワードに商品開発や店舗演出を見直し、ブランドイメージの再興を図る。
大手飲料メーカーから大型注文の打診が入るなど信用も戻りつつある。安東氏は「今後、訪日客の取り込みやインターネット販売の強化も図りたい」と語る。
(大阪経済部 都築建)
老舗、ファンドで再生
日本各地で投資ファンドによる企業再生の動きが本格化している。今後の成長を見込んで地方企業の買収も相次ぐ。支援を受ける企業も、老舗の陶磁器販売会社や百貨店、海外に進出する二輪車部品メーカーなど様々だ。

❉兵庫

城下の百貨店 改装で集客
ピークの1992年2月期に姫路店だけで279億円あった売上高が、大型スーパーなどに客を奪われ、15年2月期は2店体制で140億円に減った。MTMはJR姫路駅前の立地に目を付けた。盛岡市の商業施設を再生した実績を持ち、「地方都市は今後、主要駅を中心にコンパクト化が進み顧客が戻る」と再生のかじ取り役を買って出た。
今春の完成に向け、姫路店の地下の食料品売り場などを大規模改装している。1階にオープンカフェを導入し、観光客も呼び込む。ヤマトヤシキの伊角賢一社長(49)は「長く共存してきた地元商店街の期待も高い。店の再生が中心市街地、ひいては姫路のためになる」と意気込む。 (大阪経済部 野中智章)
今春の完成に向け、姫路店の地下の食料品売り場などを大規模改装している。1階にオープンカフェを導入し、観光客も呼び込む。ヤマトヤシキの伊角賢一社長(49)は「長く共存してきた地元商店街の期待も高い。店の再生が中心市街地、ひいては姫路のためになる」と意気込む。 (大阪経済部 野中智章)
相性考え 支援企業選び

❉静岡
2月からゴム製造「安福ゴム工業」(神戸市)の子会社として再スタートした。両社を引き合わせたのは、中小企業などの再生を支援する官民ファンド「地域経済活性化支援機構」(東京)だ。伸東工業は1969年創業。主力は外装用の樹脂部品でプラスチック成型で高い技術力を誇る。95年、インドネシアに進出し、日系メーカーのモノづくりに貢献。国内外で1500人超を雇用し、2008年のグループ合計の売上高は約80億円を計上した。
だが、リーマン・ショックを機に収益が悪化。同国の人件費高騰なども重なって資金繰りが悪化し、機構に支援を申し出た。機構はインドネシアに工場があり、同じ顧客がいることなどを考え、安福ゴムをスポンサーに選んだ。同社の安福忠昭社長(71)は「相乗効果で競争力を高めたい」と期待している。
(静岡支局 南祐太朗)