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週明けのメールには最大限の注意を!!

2017-05-14 | 日々のパソコン
12日に世界各地で大規模なサイバー攻撃が発生した・・・

12日午後1時半(日本時間同日午後9時半)ごろ、英国では公的医療保険制度のサーバーなどが被害を受け、

病院や診療所などのコンピューターが次々とウイルス感染しダウン・・・


現場の医師や医療スタッフがツイッターで

「事務室のパソコンが一代また一台とすべてダウンした」「処方箋が出せない!」などと発信・・・

電子カルテや検査結果が確認できなくなり、医療機器などにも支障が発生したと・・・

中には、当日の心臓手術予定の男性患者などの場合、

手術室に入る直前にサイバー攻撃で手術が中止されてしまったとの情報も・・・


日本の場合、大規模な被害の報告な今のところないようですが、

週末ということも重なったためで、週明けのメールに関しては要注意とのことです。


尚、被害が出た英国の国民保健サービス(NHS)の場合、

OSに古いウィンドウズ「XP」が使われていたようです・・・

マイクロソフトは今回の攻撃により、

修正プログラム配布が終わっている古いOSに対しても修正プログラムの配布を決定したようです。


兎に角、感染を防ぐためには
  1. 怪しいメールに書かれているアドレスはクリックしない
  2. OSは常に最新に更新する
  3. 万が一の時を考えて、データを定期的にバックアップする
これが基本ですよね・・・

万が一、感染してしまったら、
  • 身代金を支払ってもデータが復旧するという保証はないので、情報セキュリティ会社や警察などに相談する
俺だけは・・・私だけは・・・大丈夫なんてことは無いのですから、注意しましょう!!


今朝は、今回のサイバー攻撃に関する記事を転載してみようと思います。

~以下、5月14日読売新聞朝刊より抜粋~

ウィンドウズ標的 被害拡大

100か国サイバー攻撃

日産の英工場 障害
 【ロンドン=角谷志保美】「ランサム(身代金)ウェアと呼ばれるウイルスによる大規模なサイバー攻撃が12日、世界へと広がった。英BBCなどは、英米露など約100か国・地域で約7万5000件の被害が出たと伝え、日産自動車の英工場にも影響が及んだ。オランダ・ハーグの欧州警察機構(ユーロポール)は13日、「攻撃は前例を見ない水準だ」とする声明を発表し、国際協力を呼びかけた。
仏ルノー生産停止

ランサムウェアの攻撃が報告された地域

ランサムウェア コンピューターウイルスの一種で、Ransom(身代金)とマルウェア(ウイルス)を組み合わせた造語。1989年に確認された被害が世界で最初とされるが、近年、急増している。要求金額は数千円から数百万円と幅広い。今回は300㌦の例があった。昨年2月には米国の病院で患者の診療情報が暗号化され、要求に応じて支払う被害も出た。
 「ランサムウェア」は、データファイルをロックし、パソコンなどの操作をできなくする。復旧の見返りに金銭を要求する。

 英国のラッド内相によると、全国民が無料で診療を受けられる国民保健サービス(NHS)を提供する248団体のうち、48団体でコンピューターが使えなくなった。同団体が運営する病院で診療や手術を相次いで中止。13日午後4時(日本時間14日午前0時)時点で6団体が復旧していない。

 日産の広報によると、英サンダーランド工場では12日夕、システム障害が発生し、生産を止めた。AFP通信によると、フランスの自動車大手ルノーも、仏国内やスロベニアの工場で生産を停止したという。

 ラッド氏は13日、「攻撃対象は無作為」と述べ、犯人の特定を急いでいることを明らかにした。ウイルスは米国家安全保障局(NSA)が開発し保管していたものとみられ、ハッカー集団が盗み出したとされる。幅広く使われる米マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ」の弱点を狙われ、被害は全世界へと拡大した。

 ロシアでは内務省は非常事態省、保健省など一部官庁のほか国内最大手の民間銀行、鉄道、携帯電話会社などが攻撃された。

 複数の情報セキュリティー会社によると、日本国内でも攻撃があったが、大きな被害は確認されていないという。
日本語表記のランサムウェア


 ランサムウェアは端末の使用言語に対応、情報セキュリティー会社「S&J」がテストのため感染させたところ、パソコン画面には日本語で脅迫文が表示された。独立行政法人「情報処理推進機構(IPA)」などによると、日本国内でランサムウェアに関する相談は2011年頃から寄せられている。支払いには匿名性の高い仮想通貨ビットコイン(BTC)が指定されるケースが多いのが特徴だ。スマートフォンなどを通じた被害もあるという。
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