京都市内全域で歩きたばこ禁止ですよ！ 知ってますか？！

タバコをやめてから、かれこれ24年経ちますが・・・

辞めてから4～5年程度の頃には、まだタバコの匂いが香ってきたら嫌いではなかったんです・・・が

最近は喫煙所の辺りを通った時に香ってくるたばこの臭いに嫌悪感を抱くようになりました・・・

ましてや、ご近所さんが吸っているたばこの臭いが家の中に入ってくると・・・イラッ！とさえします。

だから、我が家では、たとえ仕事上のお客様であろうと灰皿は出しません。

屋内は完全禁煙にしてます！！


ところで、京都市は市内全域で歩きたばこ禁止なのをご存知でしょうか？！

未だに、知ってか知らずか歩きながらタバコを吸ってる人がいるんですよね・・・

繁華街の指定された区域内においては路上喫煙に対して1000円の過料を科せられてしまいますよ。

京都にお越しの際には、気を付けてくださいね！


今朝は京都の路上喫煙の現状に関する記事を転載してみようと思います。

～以下、5月30日読売新聞朝刊より抜粋～

路上喫煙 新たな火種

　指定区域での路上喫煙者に１０００円の過料を科す「京都市路上喫煙禁止条例」が施工され、今年で10年。昨年度の処分件数はピーク時の４分の１に減る成果を上げた一方で、新たな火種も出てきた。周知が行き届かない外国人観光客の処分件数が増加。火を使わない人気の加熱たばこは処分対象外だが、「紙巻きたばこと見分けがつきにくい」として喫煙所での使用を呼びかけるなど対応は手探りだ。喫煙者と嫌煙者が共存できる街へ、試行錯誤が続く。

(升田祥太朗)

訪日客、加熱たばこ…

　条例は2007年6月、歩きたばこによるやけど防止や、喫煙者の健康被害低減などを目的に施行された。市内全域で歩きたばこや灰皿がない場所での喫煙を禁止しており、指定区域での路上喫煙には過料1000円が科される。

　指定区域は当初、市中心部の四条通や河原町通などに限られていたが、12年2月に「京都駅」と「清水・祇園」の2地域にも拡大。処分件数はピークの12年度に6794件に上ったが、その後は右肩下がりで減少し、16年度には1632件にとどまった。

京都市条例10年 処分減も対応手探り

路上喫煙を禁止する指定区域に掲げられた注意書き。条例施行10年で一定の成果が出た(東山区で)

　市は指定区域内で13の喫煙所を新設するなど、「分煙化」も促進。ピーク時に処分者の約7割を占めていた市内在住者は現在3割未満となり、市くらし安全推進課は「この10年で条例が浸透してきた」とする。

　一方、増えているのが訪日客の路上喫煙だ。12年度に288件(4%)だった外国人の処分件数は、15年度には512件(23%)に急増。市は観光案内所に外国語表記の啓発チラシを置くなど対策を講じているが、急増する訪日客に周知しきれていないのが実情だ。

　フィリップ・モリス・ジャパンの「ＩＱＯＳ(アイコス)」など、急速に普及が進む加熱たばこも悩みの種。同様の条例がある東京都千代田区では、加熱たばこも規制対象としているが、市は「火を使わないためやけどの恐れがなく、健康への悪影響も明らかでない」と対象外にしている。

　ただ、「従来の紙巻きたばこと見分けがつきにくく、吸っている姿を気にする嫌煙者もいる」などとして、指導員が見つけた場合には喫煙所で吸うよう呼び掛けている。市の担当者は「国の法整備や健康被害の調査など今後の展開を見ながら、規制が必要かどうか検討していきたい」としている。