ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

お礼の渡し方

2007-07-23 09:27:34 | 社会・政治・一般
先週、金曜日の朝日新聞の特派員メモに呆れた。

韓国で朝日の特派員が、老人にお礼の菓子折りを渡した際、片手で渡したのを失礼だと叱責されたことを書いていた。どうも韓国(というか儒教か?)の風習では目上の者にものを渡す場合には、両手を添えて渡すのが儀礼らしい。

郷に入っては郷に従えというし、相手に喜んでもらうための行為なのだから、次回からそうすればいいだけのこと。豆知識として、私も機会があったら活用させてもらうが、別にかしこまる必要はない。

私が韓国という国を田舎者呼ばわりするのは、大体がこんな時だ。礼儀作法とか風習なんてものは、その国により様々だ。敬意を払う意味で、それらを尊重することには異議はない。しかし、外の人間に強要すべきものではあるまい。外国の人間が小さな半島の風習を知らなくて当然だ。

知らない相手に、自国の風習を教えて尊重してもらえば良いだけのこと。それを頭ごなしに叱責する韓国は、はっきり言って馬鹿だと思う。自国の風習が世界標準だと思い込んでいる。覇権国であるアメリカやロシア、イギリスなどがそう振舞うのは分からないでもない。でも、実力無き小国が、それを真似するのは滑稽である以上に愚かだと思う。

韓国という国は、数千年にわたり半島に閉じこもっていたから、外国といえばシナと倭国だけ。狭い世界で、世界を知らずに傲慢な自尊心だけを育んだ感があり、それが急に世界に出て舞い上がっているのだと思う。

他人のふりみてわが身を・・・と言うが、日露戦争後世界の大国となってしまったかつての大日本帝国の残影を見ているみたいで、なんか気持ちが悪い。

ところで冷静に考えると、お礼の品を相手に手渡しする時は、両手で差し出すのが普通だと思う。やっぱり朝日の特派員の質にも問題あるように思うぞ。
コメント (9)
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